第2回は、6月16日10時〜12時です。講師は『土居正博先生』です。土居先生は国語科教育の若手のホープ。ふるってご参加ください。

佐藤暁先生セミナー4

考古学的な視点
理解と支配は紙一重、自分の視線から他者を見るときに、自分の都合のいいように見ていないか。自分の都合のいいように理解してしまうとそれは支配になる。相手が望むような理解をしていく必要がある。
過去⇒現在とは無関係に過去
他者⇒自分とは無関係な他者
無関係が大切。意識しないといけない。自分と無関係に存在するのが子ども。
「鳥はある時点でもともと青かったことにされたとはいえ、ほんとうはもともと青くなかった、などとはいえない。もともとというなら、鳥は青くも青くなくもなかった。そんな観点はもともとなかったのだ。そういうことを問題にする観点そのものがなかった。」(障がいのある子の保育・教育のための実践障がい学より)
子どもは自己肯定感がある・ないは、気にしていなかった。そんなことを問題にする観点はなかったのに大人が言うから気にし始める。

自分が変わるには環境を変えるしかない。学びとは別の環境で行うことである。「そうだったのか」と思いもよらぬショックで人生が変わることこそが学びである。そのために私たちが枠を超えないと子ども達に経験させてあげられない。

視線が向かわない領域は、自分が変わらないと見えてこない。私たちが変われば、困り感の向こうに気付けるのではないか。
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