最新更新日:2024/06/01
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校訓「明るく 豊かに たくましく」のもと、西成っ子の「ひとみきらきら むねわくわく」な学校生活の様子をご覧ください。

11/22 Meet朝礼

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 今日のMeet朝礼では、来週29日(月)の児童会による人権集会を前に、校長先生から「人権」についてのお話がありました。お話の内容は以下の通りです。


 私が、西成小の校長先生になって、これまで気持ちの良いことがたくさんあります。みんなが外で元気よく遊んでいる姿や授業で真剣な表情で必死に頑張っている姿を見ると、気持ちが良いです。「おはようございます。」「こんにちは。」というあいさつが聞こえてくると気持ちが良いです。「校長先生」と笑顔で声をかけてくれたり、軽く頭を下げて会釈や一礼をしている姿を見たりする時も気持ちが良いです。掃除や給食当番、係や委員会活動を目立たなくても当たり前のように黙々と取り組んでいる人を見ると気持ちが良いです。他にもいろいろと気持ちが良いことがたくさんあり、西成小の校長先生であることがうれしくもあり、幸せでもあります。

 話は変わりますが、私が小さい頃、空を見るたびに、「空ってどこまで続いているのだろう」と不思議に思うことがありました。空が一番広いのだとも思いました。ところがある日、海よりも空よりも広いものがあることを知りました。それは、「あゝ無情(レ・ミゼラブル)」という、ビクトル・ユーゴーが書いた本との出会いです。この本の中で、「海よりも空よりも広いものがある。それは人間の心である」という言葉が出てきたからなのです。
 今日のミート朝礼では、このことを思いだしたこともあって、みんなに「人間の心」について、少し考えてもらおうと思い、「人権」についてのお話をします。

 1948年に、国際連合という組織が「世界人権宣言」を出しました。それを記念して1950年に、毎年12月10日を「世界人権デー」としたのです。日本を含めて世界中の国が、この12月10日を最終日とする、12月4日からの1週間を「人権週間」として、改めて「思いやりの心」や「かけがえのない命」について考える機会としています。

 ところで、ここで言う「人権」とはどういうことか分かりますか。調べてみると「人間が人間として当たり前に生きるために持っている権利」と説明してあります。簡単に言うと「誰にでも幸せに生きる権利がある」ということです。「誰にでも、世界中のどこでも、どんなときでも、平等に、自由に与えられているもの」なのです。そして、その一人一人が持っている「人権」は、世界中の誰も奪ったり、踏みにじったりすることはできません。
 つまり、お互いの「人権」は、お互いに大切にしなければならない、というものです。人間が生まれてきた時から、どんな家に生まれてもどんな国に生まれても、みんな同じように可愛がられ、同じように大切にされ、みんな自由に生活できるのです。そういう願いを込めたものなのです。また、そうであらねばならないというものなのです。皮膚の色が違うからとか、話す言葉が違うからとかいうことで、人は区別されません。みんな生まれたときから同じなのです。身近なことで言えば、体育の得意な子もいれば、図工の得意な子もいるでしょう。漢字が苦手な子もいれば、計算が苦手な子もいるでしょう。それはそれでみな大切なことであり、同じように可愛がられ大切にされなければいけないという考えなのです。

 そこで、「誰もが幸せに生きる」ために、絶対にあってはならないことがあります。「仲間外れにされる。悪口を言われる。意地悪をされる。暴力を振るわれる。からかわれる。口をきいてもらえない。無視される」など、聞いているだけでも、心が暗くなるような内容ですが、いわゆる「いじめ」です。「いじめ」を受けるようなことがあれば、その子はもう「幸せ」ではなくなります。つまり、これこそが「人権を踏みにじられる」ことなのです。これは、絶対にあってはなりません。
 では逆に、「人権を大切にする」とはどういうことでしょうか。「誰とでも温かく、仲良く、優しい心で、思いやりの心を持って接する」ということです。

 みなさん、この人権週間を機会に、周りの人の心について考えているかどうか、いじめをしたりしていないだろうか、何かを解決するのに我慢が足りなくて暴力で解決したりしていないだろうか、などと自分を振り返ってみましょう。本当は、人間の心というのは、そういうことを乗り越えることができる広いものなのです。
 始めに話したように西成小のみんなが、気持ちの良い朝を迎え、気持ちの良い一日を過ごせるように、お互い心について考え、楽しい毎日になるよう広い心で生活していきましょう。今よりももっと優しい温かい幸せに過ごせる西成小学校になることを心から願っています。

11/12 若手教師の力量向上に向けて

 若い先生方の力量向上のために、教育アドバイザーの先生に来校していただきました。子どもたちの学習に取り組む様子だけでなく、先生方が授業において指導する様子を見ていただき、個別にご指導をいただきました。子どもたちのために、より良い授業が行えるよう、先生方も授業力や指導力を身につけるべく頑張っています。
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