今日は学校集会を実施しました。
はじめに小学生バレーボールで優勝したチームの表彰を行いました。おめでとうございます。練習の成果を発揮できました。
そしてはやぶさ2によせて以下のような話をしました。
6年の小惑星「りゅうぐう」への6年の旅を経て地球にもどってきました。6年生が1年生に入学した時です。2195日で52億4千万キロを飛行しました。大気圏に進入するため表面温度は約300度の高温となり、火球になって突入します。小惑星「りゅうぐう」に2度も着陸し、生命の材料となる海の水がどこからきたのかという謎に迫る手がかりになります。世界からも称賛された日本人の素晴らしい知恵ですね。
はやぶさ1号の時は、様々なトラブルがあったそうです。それを生かして準備と訓練を入念に続けてきた。なん百回と失敗を繰り返したそうです。その地道な積み重ねが、「もうだめだ」という危機的な状況をチャンスに変えたということです。
私たちはすぐに少し失敗するともうだめだ、と思ってしまいます。でもこの失敗こそが次へのチャンスです。粘り強く諦めない気持ちをもってどんなことにも取り組んでいきましょう。また、友達が失敗してもすぐに攻めるような狭い心だと自分の心も狭くなってします。自分が気持ちよく過ごすためには、やはりお互いに認め合い一緒に頑張っていこうとする気持ちが自分を高めるために大切なことです。
はやぶさ2は、6年間52億キロの旅を大きな成功でおえました。この考えかたを次の火星衛生「フォボス」の探査機に生かしていくそうです。夢をもち、へこたれずもくひょを持って2021年を迎えたいです。