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ともに生きる

ちょっといい話

   携帯 

 俺は母親が嫌いだ。大嫌いだ。おせっかいなとこが嫌いだ。何よりも子どもを一番に考えるとこが嫌いだ。大学に入り、一人暮しを始めて2年も経つ俺を、赤ちゃんみたいに心配するとこが嫌いだ。今まで付き合った彼女より、誰よりも俺を心配してくるとこが嫌いだ。金が無くなって「もっと金を送れ!」と言って、結局送ってくるくせに、渋るとこが嫌いだ。「こんな家に生まれてこなければよかった」と言うと電話越しに本気で泣くとこが嫌いだ。
 俺は母親が嫌いだ。とにかく嫌いだ。そんな母親がこの間死んだ。毎日のように俺を心配してかけてくる電話がただただウザくて、俺は携帯の電源を切っていた。だから、通夜にも行けなかった。死因は働き過ぎでの過労と、電話が繋がらない俺を心配して体調を崩したからだった。
 俺は母親が嫌いだ。自分の給料の倍以上の仕送りをするために、働き過ぎるとこが嫌いだ。こんな俺のために死んだ母親が嫌いだ。50年近くの人生の半分を俺に費やしたとこが嫌いだ。死ぬ直前まで、俺の声を聞きたがっていたとこが嫌いだ。
 俺が毎日2chに入り浸っているとも知らず、死ぬまで働いた母親が嫌いだ。今日をもって、俺は2chを引退する。嫌いだった母親にしてあげれなかった親孝行を今更だがしたい。
 受け止めれない程の愛をくれた母親の為に頑張って生きていきたい。

今日のお話 ー2月17日(金)ー

   アルフレッド・アドラーの名言・格言

  「みんなが私を嫌っている」、

  「今回駄目だったから次も駄目だ」

  という思い込みは、

  冷静に立証すれば消えていく。

ちょっといい話

   カーチャン 

○ うんと小さい頃「大きくなったらカーチャンと結婚する」と言った俺
 に「お父さんがいるから無理」と断って失恋させたカーチャン
○ ある日、目が覚めると俺の体が全身落書きだらけで泣きながら、「姉
 ちゃんに落書きされた」と訴えると、「足の裏はお母さんです。可愛く
 描けたと思っています」と応えたカーチャン
○ うつ伏せで 寝てるとカンチョーしてくるカーチャン
○ 俺が車に轢かれそうになった時に悲鳴をあげながら庇ってくれたカー
 チャン 
  俺の代わりに轢かれたカーチャン 
  なぜか無傷のカーチャン
○ 職場でいじめられて「たっくんがいじめられてたとき助けてあげられ
 なくてごめんね、一人じゃどうしようもないものなんだね」と謝ってき
 たカーチャン
○ 新しい職場では無駄にもててたカーチャン
○ 引篭った俺を外に出そうとお出かけに誘ってくるカーチャン 
  断ると悲しそうな顔をするカーチャン 
  気まぐれでOKするとちょっと驚くくらい喜ぶカーチャン
○ 明日お弁当作るから公園で食べようねと笑顔のカーチャン 
  次の日「お弁当ができたら呼ぶから準備しておいてね」と言ったまま
 呼びに来なかったカーチャン 
  見に行くとキッチンで倒れてたカーチャン
○ もう会えないカーチャン
○ 最後まで迷惑かけて心配かけてたけど大好きだったカーチャン

今日のお話 ー2月16日(木)ー

   アルフレッド・アドラーの名言・格言

  甘やかすと相手の勇気を奪ってしまう。

  手助けしたり、

  チヤホヤしたりするのではなく、

  独り立ちの練習をさせなさい。

ちょっといい話

   失敗しても恥じゃない 

 間違いを、悪いことや恥ずかしいことと思う人もいるだろう。でも、ぼくは間違いは決して恥ずべき事ではないと考える。生きている間に一度も間違えない人なんて絶対にいないだろうから。
 間違いを笑われたことがある人もいよう。誰かの失敗を笑いにする神経がぼくはよく分からない。「教室は間違えるところだ」と言われる。失敗を、次に生かせればいいのだ。みんなで思い思いに意見を出し合い、みんなで本当の答えを探すことでそれぞれ成長できるんだ。
 ぼくはこの先もたくさん失敗したい。誰かの失敗を笑う人がいたら注意し、失敗した人が次は成功するようにアドバイスできたらどんなにいいだろう。

今日のお話 ー2月15日(水)ー

   アルフレッド・アドラーの名言・格言

   命令口調を止めて、

   お願い口調や私を主語にして伝えるだけで、

   相手に勇気を与えられるだろう。

ちょっといい話

   高校受検へ家族が支え

 ぼくは中学3年生、受験生だ。家族のぼくへの態度が変わってきた。去年までの母は「勉強しろ、勉強しろ」と口酸っぱく言ってきたが、ぼくは勉強よりも自分の好きなことや熱中していることをやりたかった。母とよくけんかになった。
 4月からぼくは受験を意識して勉強するようになった。スポーツとの両立で悩んだ。そんなとき家族が助けてくれた。1番変わったなと思ったのは母で、積極的に相談に乗ってくれた。
 「人生で1番みんなに応援してもらえるのは受験のときだ」と聞いたことがある。本当にその通りだと思った。
 義務教育が終わり、進学する場合、人生最初の試練となるのが受験だ。この先の人生にも影響を与えかねない。今の自分を何かと応援してくれる家族、友達、先輩は貴重な存在だ。彼らの支えはとてもありがたい。

今日のお話 ー2月14日(火)ー

   アルフレッド・アドラーの名言・格言

  人間は、自分の人生を描く画家である。

  あなたをつくったのはあなた自身。

  これからの人生を決めるのもあなただ。

ちょっといい話

   あの子を許してくれましたか 

 小学校の時、いじめられた。消しゴムを勝手に使われて、怒った相手が学年のボスの女子。それ以来、クラスから無視された。それが中学に入っても変わらなくて、真剣に自殺まで考えてたけど、音楽とか聞いて救われた。
 中2の時に転校して、友達にも恵まれた。高校に入ってすぐバンドを始めた。地元の楽器屋に寄った帰り、私をいじめていたあの女子と再会した。親戚の法事で来たらしい。彼女は、あやまってくれた。私は、とっくの昔に「許しているよ」と言った。それから、彼女の乗ったバスを見送り、私も帰ろうとした時だった。後ろから聞いた事のない大きな音がした。振り返ると彼女が乗っているバスが、ひしゃげていた。すぐ側には、大きなクレーン車が横転していた。すぐにレスキュー隊が到着して、割れた窓から血まみれになった彼女を運び出した。それからの記憶はなぜか曖昧で、はっきり覚えていない。
 1月ほど経って、私は電車に乗って彼女の家に行った。葬式にも通夜にも出席できなかったので、せめて仏壇に手を合わせたいと思ったからだ。仏壇に手を合わせ、帰ろうとする私を、彼女の両親が引き止めた。彼女の母親が、亡くなった彼女がつけていた日記帳を見せてくれた。日記には、「私をいじめて後悔していた事、始めたのが自分で引っ込みがつかなくなってしまった事、私が転校し謝る事ができなくなった事」などが綴られていた。そして、「中学の先生に私の転校先を聞き、そして私に謝りに行くという決心」が、日記の最後だった。「親戚の法事」は嘘だった。
 読み終えた私に、彼女の母親が「あの子を許してくれましたか?」と聞いてきた。私は一言、「はい」とだけ、多分涙声で答えた。すると彼女の母親は私の手を両手で掴み、「ありがとう」と言って鳴咽を漏らし出した。彼女の父親も余っていた私の手を掴み、私の目をまっすぐ見ながら「ありがとう」と言った。2人とも何度もむせび泣きながら、何度も「ありがとう」と言った。

今日のお話 ー2月13日(月)ー

   アルフレッド・アドラーの名言・格言

  人は居場所がないと感じると、

  精神を病んだり、

  アルコールに溺れたりする。

  他者に貢献することで、

  居場所を確保すればいい。

ちょっといい話

   うちの娘3才は難聴。ほとんど聞こえない 

 うちの娘3才は難聴。ほとんど聞こえない。その事実を知らされたときは嫁と泣いた。何度も泣いた。難聴と知らされた日から娘が今までとは違う生き物に見えた。嫁は自分を責めて、俺も自分を責めて、まわりの健康な赤ん坊を産むことができた友人を妬んだ。ドン底だった。
 バカみたいにプライドが高かった俺は、まわりの奴等に娘が難聴って知られるのが嫌だった。何もかもが嫌になった。嫁と娘と3人で死のうと毎晩考えていた。ある晩、嫁が俺に向かってやたらと手を動かしてみせた。頭おかしくなったんかと思ってたら、喋りながらゆっくり手を動かし始めた。「大好き、愛してる、だから一緒にがんばろう」手話だった。そのときの嫁の手、この世のものじゃないかと思うくらい綺麗だった。それで目が覚めた。何日もまともに娘の顔を見てないことにもやっと気付いた。娘は眠ってたが、俺が声をかけるとニタッと笑った。
 あれから3年。娘の小さな可愛い手は上手に動いてる。喋ってる。

今日のお話 ー2月10日(金)ー

   アルフレッド・アドラーの名言・格言

  ガミガミ叱られ続けた者が

  暗い性格になるとは限らない。

  親の考えを受け入れるか、

  親を反面教師にするかは、

  自分の意志で決められるからだ。

ちょっといい話

   もうこの世にいない8歳の弟の日記 

 もうこの世にいない8歳の弟の日記を見た。弟の調子が悪そうだったので、病院に連れて行った時、余命宣告された。俺も、母さんも、父さんも泣いた。俺の家の近くには、小さな商店街があった。俺は商店街の人たちに頼みこみ、弟に最高の日々を送らせてあげてくださいと頼んだ。
【死ぬ30日前】みんなぼくが歩くとやさしくなる。ぼくは王さまになっ
        たんだ。
【死ぬ20日前】ねこちゃんをいじめてたやつをおこった。やおやのおじ
        ちゃんもいっしょに言ってくれた。ぼくは王さまだから
        だれにもふこうにさせないようにする。
ちょうど10日前くらいに、容態が急変し、入院することになった。
【9日前】びょういんには、ほかの子もいて楽しい、おせきがでるとくる
     しいけど、ぼくは王さまだからなさけないところはみせない。
【3日前】みんながどうしてるか気になる、王さまはお兄ちゃんにすこし
     まかせたから、ぼくは元気になったらまた王さまになるんだ。
【1日前】震えた字で、「くるしいけどがまん、だれにもくるしいところ
     は見せない。だってぼくはこの町の王さまだから」と書いてあ
     った。

今日のお話 ー2月8日(水)ー

   アルフレッド・アドラーの名言・格言

  叱ると一時的には効果がある。

  しかし、本質的な解決にはならない。

  むしろ相手は活力を奪われ、

  ますます言うことを聞かなくなるだろう。

ちょっといい話

   俺には6歳年下の弟がいます 

 貧乏で金にがめつい見栄っ張りな母。酒に入り浸り酔うと暴れる父。どちらもあてにならない親だった。俺はそんな親が嫌で、高校卒業とともに就職して実家を離れた。弟は進学をして高校卒業後は、俺のところから大学へ通っていた。大学のお金は奨学金で、自分で何とかしていた。特に面倒を見ていたわけではないが、食事と生活費、学校でかかる費用とか、ほんと最低限ではあるけどやってきたつもりだった。そしてこの春、卒業して今日家を出ていった。朝ご飯を作り、何の会話もなく、いつもと変わらなかったが、帰ってくると1人で凄く寂しく感じた。シャワーを浴びてベッドに目をやると手紙が置いてあった。

 兄ちゃんへ
 4年間、あっという間だったけど、めちゃくちゃお世話になりました。毎日ご飯を作ってくれて、困ったときはすぐ助けてくれて、そのお陰で自分はここまで来れました。もう毎日味の濃さが変わる味噌汁は楽しめないのかなぁと思うと少し寂しいです。でもチャーハンは大好きでした。恥ずかしいから長々とは書かないけど、兄ちゃんには感謝しきれません。ありがとうございました。

 こんな手紙を読み終えた俺は1人で泣いていた。咽び泣くってぐらい……。兄弟で特に深い会話はしなかったけど、最後の最後で泣かされるとは思いませんでした。「これから頑張ってな」と、それだけメッセージを送り今日はホクホクした気持ちで寝ようと思います。

今日のお話 ー2月7日(火)ー

   アルフレッド・アドラーの名言・格言

  「やる気がなくなった」のではない。

  「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。

  「変われない」のではない。

  「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。

今日のお話 ー2月6日(月)ー

   アルフレッド・アドラーの名言・格言

  幸せの三要素は、

  自分自身が好きかどうか、

  よい人間関係を持っているかどうか、

  そして、

  人や社会に貢献しているかどうか。

ちょっといい話

   年寄りは金持ちやで

 俺ん家は俺と母親、それとおはあちゃんの3人で暮らしてる。親父は、離婚していない。母子家庭ってやっぱ経済的に苦しくて、母さんは毎日働いてる。おばあちゃんは汚い服ばっかり着てる。俺は行きたい大学があるけど、金がかかるからそこだけ受けて駄目だったら就職しようと思ってた。それで、俺大学落ちちゃったんだ。「すぐに就職先を見つけなきゃいけないな」って考えてたら、俺の部屋におばあちゃんがやってきた。「〇〇、大学落ちちゃったんだってね」と、おばあちゃん。「うん、でもいいよ。俺、就職するからさ」ってちょっぴり強がって俺は笑ってみせた。そしたらおばあちゃん、いつから使ってるか分かんないような汚い手提げ袋から、札束を出してきたんだ。「え、何このお金」って俺が絶句してたら、「〇〇、行きたい大学があるんじゃろ。だったら行きんさい。お金のことなら心配せんでええ。まずこれで予備校行きんさい。年寄りは金持ちやで。それに、ちょうどばあちゃんな、何かに使おうて思ってたんじゃ」と、そう言ってシワシワの手で札束を俺に握らせた。最後、俺の部屋から出るとき「頑張りんさい」って言って出てった。
 それから俺、母さんにおばあちゃんのこと聞いたら、「おばあちゃんね、あんたが産まれてからずっと年金、コツコツ貯めてたみたいだよ。私も知らんかった」って。マジ泣いたよ。何で金あんのに汚い服ばっか着てる意味とか、さっき俺の部屋で喋ったこととか思い出して、本当に泣いた。もう、本当に頑張るから。今は肩を揉むことぐらいしかできんけど、絶対に大学に合格するから。

今日のお話 ー2月3日(金)ー

   アルフレッド・アドラーの名言・格言

  「暗い」のではなく

  「優しい」のだ。

  「のろま」ではなく

  「ていねい」なのだ。

  「失敗ばかり」ではなく

  「たくさんのチャレンジをしている」のだ。

ちょっといい話

   何もかもが上手くいかなくて、少しまいってた時期があった 

 進学のために実家を離れて1人暮らしを始めた頃のこと。新しい生活の何もかもが上手くいかなくて、少しまいってた時期があった。頼れる人どころか、友達すらまだほとんどいなくて、気晴らしといったら実家に用もなく電話することくらい。といっても、家族に向かって弱音吐くのは、恥ずかしいから当り障りのない話ばっかりしてたんだけど……。でもある日、母親と電話で話してて、ついポロっとね、言ってしまった。「あー、もう実家帰りたいな」って感じで……。で、「うわヤバい」とか思いつつ、必死に平静を装ってたんだけど、「泣いてんの?」って聞かれた。当然私は「泣いてないよ、やだなぁ」って笑って誤魔化して、その時はそれ以上つっこまれることもなく電話を切ったんだけど……。
 その数日後に母親から手紙が一通届いた。「あなたがそちらで泣いていても、母は行ってあげることができません。だから、あなたが泣いていると辛いです。あまり泣かないで」と。「文章がクサいよ、母」って思いながら、思わず泣いてしまった。ただ、「この人の娘でよかった」って本当に思った。私はまだまだ頼りなくて弱っちいけど、いつかちゃんと恩返ししたい。
 だからお願いします。その日まで元気でいてください、お母さん。
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