最新更新日:2024/06/20 | |
本日:45
昨日:78 総数:646838 |
5月8日 『深め合う』 6年生今日は,ペア対話に重きを置いて進めていきました。 ペア対話は,相手に対して肩を開くだけで,話しやすさ,話し合いの質は大きく変わります。 写真は,その姿勢が初めからできていた子たちです。 さて,物語文『カレーライス』の勉強も佳境に入ってきました。 「ひろしとお父さんが作った料理はカレーでなければいけなかったのか」をみんなで考えていきました。 【カレー派】 ・ 中辛でも食べられることをお父さんに見せて,成長したことを見せつけ,お子ちゃま扱いを卒業したかったからカレーでないとだめ。 【その他派】 ・ 料理を作ることで成長は見せられるから,カレーじゃなくてもよかった。 ここで考えを深めるために質問しました。 「どちらを選んでも成長したことは見せられる。なぜ,作者はカレーにこだわったのだろう?」 ・ 甘口だからお子ちゃま扱いされるので,中辛を食べることでひろしが望んでいる扱いをしてもらうため。 ・ 最後の文の,「ほんのり甘くて,ぴりっと辛い」で,ほんのり甘いのが愛情。ぴりっと辛いのが,素直になれなかった気持ち。お父さんとの謝れなかったけんかを表している。だから,カレーにしたと思う。 するどい意見から,「甘口は甘い愛情だけの,反抗しないひろしを表し,中辛は,少し反抗もするひろしを表していたのでは。」という考えにいたりました。 作者は,「カレーで親子の関係を表していたのだろう。」という部分まで深く考え合うことができました。 |
扶桑町立山名小学校
〒480-0105 住所:愛知県丹羽郡扶桑町大字南山名字山神浦152 TEL:0587-93-2777 FAX:0587-93-8910 |