最新更新日:2024/09/27 | |
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友情のメダル「さて、これは何でしょう。今から80年ほど前に第11回ベルリンオリンピックがありました。棒高跳びの決勝で、5時間以上にわたる大接戦が繰り広げられました。1位はアメリカの選手、2位は日本人2人の選手。2人は同じ高さを跳びました。大江すえおという選手と西田修平という選手です。同じ高さを跳んだのですが、先にクリアした年上の西田選手が2位、大江選手が3位となりました。しかし、西田選手は後輩である大江選手に「次のオリンピックでがんばってほしい」という気持ちも込めて、2位の表彰台に後輩の大江選手をのせました。日本に帰ってから、それぞれのメダルを割り、二人は銀メダルと銅メダルをつなぎ合わせました。 これは「友情のメダルと」といって今でも人々の記憶に刻まれています。 「奪い合うのではなく、譲り合いましょう・つなぎ合いましょう」 |