第1回は、5月11日10時〜12時です。講師は『田中博史先生』です。田中先生は算数科教育の第一人者です。算数の授業を通して、学級経営や子どもとの接し方を学びます。ふるってご参加ください。

鏑木良夫先生セミナー1

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 1月13日に先行学習の実践家である鏑木良夫先生をお招きし、という演題でご講演していただきました。
 問題解決的学習は、「予想や議論を通して、結論へ導く。その中の学習に、気付きと練り上げがないと学力が低くなってしまう。そのために、基礎的な知識が必要となってくる」ということを教えていただきました。また、既有知識と未修知識を結びつけることで深い学びにつながっていくとも仰っていました。
 問題解決的学習が目指すものとしては、子供たちを自立させ、人に騙されない人をつくることであると教えていただきました。
 他にも、全校集会などの場面で、子供たちを動かす具体的な指示についても学ぶことができました。

鏑木良夫先生セミナー2

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 「NHKワクワク授業−わたしの教え方−」という、実際の授業風景を視聴しました。
 教科は理科でした。単元は「6年 水溶液の性質」でした。子供たちが予習をしてから授業を受ける光景はとても新鮮で、結果を知っている子供たちでも、実験を通して新たな気づきや知識を得ることができていました。なにより、予習して得た「半わかり」の知識が、授業によって「本わかり」になっていく過程を楽しんでいる様子が見受けられました。
 また、活用課題を与える場面では、予備知識を使って結果を予想することで知識をアウトプットしたり、仲間と考えを共有したりしていました。授業の前半と後半とで2回、理解度の確認をすることで、自分の成長をメタ認知させる場面もありました。
 知的好奇心をくすぐる授業が終始展開され、予習はしてはいけないという既成概念を破る素晴らしい授業だと思いました。

鏑木良夫先生セミナー3

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 理科に限らず、国語、算数、社会の授業でも、盛り上がるような活用課題をいくつか提示していただきました。参加者の予想が分かれ、それぞれ理由を述べ合いました。予想外の解答だったときには、驚きの声が上がる場面も見られました。
 他にも、教師と子供が一緒に板書する「共書き」という手法も実演していただくなど、大変実りのあるセミナーとなりました。
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