平成29年度第4回の教師力アップセミナーは、10月9日(月・祝)10〜15時、野口芳宏先生です。ぜひお越しください。

【第4回】「野口芳宏先生」登壇

■日時 10月9日(月・祝)10時〜15時
■会場 大口町立大口中学校
■講師 野口芳宏先生(植草学園大学名誉教授)
■演題
【午前の部】10:00〜12:00
 低学年の国語文学教材の扱い方
 〜小学校1年生教材たぬきの糸車の模擬授業を通して〜

【午後の部1】13:00〜14:00
 玉置道徳を野口が斬る
  玉置崇先生がライブで道徳の模擬授業を行います。

【午後の部2】14:00〜15:00
 野口道徳の模擬授業〜幸福の条件〜

■プロフィール
 今年も教師力アップセミナーレギュラー、授業名人野口先生の講演を3本立てで丸一日聞くことができます。昨年度から、2本目の会員の発表が、模擬授業を通してとなり、さらに具体的に授業法を学ぶことができるようになりました。今年度の会員の発表者は玉置崇先生です。一体どんな発表となるのでしょう。目から鱗の 一日となること間違いなしです。乞うご期待を!

川上康則先生セミナー 1

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 9月3日に東京都立矢口特別支援学校の川上康則先生をお迎えし、「発達につまずきのある子どもの輝かせ方〜通常の学級で特別支援教育の視点をいかす〜」というテーマで語っていただきました。その一部をご紹介します。
まず話されたのは、「指導のやり方を求めるのではなく、教師としての在り方を見直そう」これが子ども理解の第一歩目なのだということです。子どもの問題行動ばかりに捉われず、教師自身の子ども理解に対する守備範囲を広げていくことが肝要である。このお話を聞いて、教師として大切なことは何だろうかと考えさせられました。
「お試し行動を理解し教育の軸がぶれないようにしよう。」というお話がありました。「かまって」サインなどのお試し行動はお母さん・若手の教師・支援員がターゲットになりやすく、腰回り・足回りにくっついてくることもあり、距離をとらないとエスカレートしていきます。このような行動に対しては、「堂々と毅然と穏やかに」「焦らず慌てずあきらめず」対応することで子どもを混乱させずに済むと教えていただきました。
 講演の途中、川上先生の指示で何度もペアトークを行いました。とても表情良く、明るく楽しく話す参加者たちの姿がありました。リフレーミングの練習ワークにおいても盛り上がりました。枠(フレーム)を捉えなおすリフレーミングを行うことで、子どもの苦手としている部分を「強み」に変えていこうという視点は非常に大切であると学びました。

川上康則先生セミナー 2

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 具体的なお話の中に、座っているときなどの姿勢が悪い子についての話がありました。こういった子に対して、「姿勢が悪い!」と叱るだけでは一過性の指導にしかなりません。よい姿勢を教え、地道に育てる心構えが教師には必要です。さらに、姿勢が崩れるということはその子の背景要因の氷山の一角に過ぎず、触覚、固有感覚、前庭感覚などその他様々なものが背景として考えられることを教師は知っておくべきだとお話しいただきました。
 また、子どもの価値を引き出すことについての話では、ほめ方や言い方に捉われすぎにほめよう。大切なのは言い方よりタイミングである。さらに、大人が楽しそう、嬉しそうにすることで十分ご褒美になると教えていただきました。そして、「ほめて育てる」は実は入り口であり、ほめることの本来の目的は「ほめられなくても行動する子に育てる」ことであることを忘れてはいけないと再確認することができました。

川上康則先生セミナー 3

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 学級経営について、教室の「あたり前」は根気と継続でつくっていくものであり、「よいあたり前」をつくっていくことこそが学級経営である。そして、最高のクラス、最高の仲間づくりは最後の1日まで目指すことができ、「このクラスの一員であったことを誇りに」の気持ちをいつも演出していこうという担任としての姿勢を教わりました。
 最後に、「うまくいかない」ことがある子どもの「価値」を高める教育こそが特別支援教育なのだと語ってくださいました。特別支援教育の考え方が通常学級に、さらに教育そのものに通ずる考え方なのだと学ばせていただきました。川上先生、本当にありがとうございました。

【第3回】「川上康則先生」登壇

■日時 9月3日(日)10時〜12時
■会場 大口町立大口中学校 2階ランチルーム
■講師 川上康則先生(東京都立矢口特別支援学校主任教諭)
■演題 「発達につまずきのある子どもの輝かせ方 〜通常の学級で特別支援教育の視点をいかす〜」
■プロフィール
1974年、東京都生まれ。臨床発達心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。NHKストレッチマン V 番組委員。日本授業 UD 学会常任理事。肢体不自由、知的障害、自閉症、ADHD や LD などの障害のある子に対する教育実践を積むとともに、特別支援教育コーディネーターとして、地域の学校現場や保護者などからの「ちょっと気になる子」への相談支援にも携わっている。当日は、通常学級における特別支援教育について豊富な経験をもとに話していただきます。

宇野弘恵先生セミナー まとめ1

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 6月17日に宇野弘恵先生(北海道旭川市公立小学校教諭)をお迎えし、『女性ならではの学級づくり』というテーマで語っていただきました。ここで、その一部をご紹介します。
 セミナーでは、まず宇野先生の今までの経験をお話しいただきました。教師には厳しさが必要であると認識していて、児童が指示を出し、他の児童がそれを受けて動く、指導を厳しくする掃除をしていたそうです。しかし、ある先生から「だれのための指導なんだろうね。」と言われたことから、規律をもとにした、指導の必要性を考えるようになったそうです。

宇野弘恵先生セミナー まとめ2

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 その中で、お話されたのが「かくれたカリキュラム」です。教師の行動・言動が知らず知らず児童に影響を与えてしまう怖さを教えていただきました。例えば朝の会の時間が終わっているにもかかわらず、自転車の乗り方についての話を終わらない教師がいたとします。教師は、大切な事だからと話しているつもりですが、聞いている児童は、『時間は守らなくてもいいんだ。』と感じているかもしれません。他にも教師が無意識に伝えてしまっていることはないか、周りの人と話し合うことで、様々な例を考えることができました。

宇野弘恵先生セミナー まとめ3

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 また、具体的な例を挙げて、指導が難しい児童への対応をお伝え頂きました。クラスの中で、児童が承認されるためには、
 ・ 教師も子どももばかにしない、軽々しくしない、しらけない。
 ・ 当たり前が、当たり前に成立する。
 ・ 規律、ルールがしっかりしている。
 ・ 教師と児童の信頼関係ができている。
 ことが必要になり、これらを通して、「規律の中での自由」を先生と児童が共有し、いい学級へとなることをお示しいただいた。ただ、気をつけなければならないことは、教師=リーダーであり、教師=支配者になっていないか。「誰のための指導」になっているかを意識しなければならないことを問いかけていました。


宇野弘恵先生セミナー まとめ4

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 今回のセミナーは、講師の話を聞くだけでなく、初めに席替えを行い、普段関わりのない人同士でお互いの経験を話し合い、考え方を共有することで、自分自身の教師観を振り返ることができたセミナーだったように思います。女性教師として、力で押し通すのではなく、誰も排除されない、誰もが存在を喜ばれる学級にするための一考察をお話しいただいき、とても有意義な時間を過ごすことができました。

【第2回】「宇野弘恵先生」登壇

■日時 6月17日(土)13時〜15時
■会場 大口町立大口中学校 2階ランチルーム
■講師 宇野弘恵先生(北海道旭川市公立小学校教諭)
■演題 「女性教師ならではの学級づくり」
■プロフィール
1969年、北海道生まれ。2002 年より教育研修サークル・北の教育文化フェスティバル会員となり、思想信条にとらわれず、今日的課題や現場に必要なこと、教師人生を豊かにすることを学んできた。現在、理事を務める。著書は『スペシャリスト直伝! 小1担任の指導の極意(明治図書)』ほか、共著多数。朝日新聞で花まる先生として取り上げられた。当日は、女性教師ならではの学級づくりについて語っていただきます。

池田修先生セミナー 1

 今回は、京都橘大学児童教育学科 池田修先生をお迎えし、『「こんなときどう言い返す?」 〜 指導の優位性を保つための切り返しを考える 〜』をテーマに語っていただきました。このホームページでは、その一部をご紹介します。
池田先生のセミナーでは、初めペアで練習問題に取り組み、主張は主張で返すことや5秒以内で話始め、30秒以内で決着をつけることの重要性について学びました。また、「子ども・大人とは?」「教師に必要な3つの力」など、改めて考えさせられることや教師として大切なことを学びました。
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池田修先生セミナー 2

1.距離感を考える
 「髪を切ってきた生徒に対してどのような声かけをするのか?」「4月、子どもの会話に加わった時にどのように名前を呼ぶのか?」という練習問題を中心に学級担任として、どのような声かけを行うのか。また、その理由についてグループで話し合いました。2つの練習問題を通して、声かけの時に主観や価値観を入れてしまったり、適切な距離感をとっていなかったりすると、人間関係が上手くつくれなくなってしまうことを学びました。「若い先生は、一歩下がり、ベテランの先生は、一歩詰める。」の距離感を大切に、子どもたちの自立に向けて、どのように働きかけていくかが、とても重要だということを実感しました。

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池田修先生セミナー 3

2.信じると心配する
 思春期に入った子どもの気持ちは特に難しい。自分のことは分かってほしいのに隠す。隠しているのに、分かってほしい。分かってくれない教師は、使えない教師だと思う。そんな不安定だけど、分かってもらいたがる子どもの気持ちを実際にあった話とその際の子どもの言葉を基に考え、何を隠しているのか話し合いました。予想される事実と実際のお話を聞き、改めて思春期の難しさを感じました。何かあった際には、断定はせず、予想の幅を広げて話を聞いてあげることの大切さを学びました。

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池田修先生セミナー 4

3.こんな時どう言い返す
 今回のセミナーのテーマでもある「こんなときどう言い返す?」を具体的な設定を基にペアで話し合い、実践しました。学校生活の中で、子ども達はいろんな言葉を発してきます。指導の優位性を守るためには、子どもの発する正論に惑わされず、何が良くて何がいけないのかしっかり分け、時にはユーモアを持つことが大切だと学びました。特に池田先生は、言い返しや、話と話の「間」に気を付けるようにとおっしゃっていました。教師の言葉や話し方がどう子ども達に受け止められるか考えなくてはなりません。

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【第1回】「池田修先生」登壇

■日時 5月20日(土)10時〜12時
■会場 大口町立大口中学校 2階ランチルーム
■講師 池田修先生(京都橘大学発達教育学部児童教育学科教授)
■演題 「こんなときどう言い返す?」〜指導の優位性を保つための切り返しを考える〜
■プロフィール
 今回、初登壇です。東京都内中学校国語科教諭を経て、現在、京都橘大学発達教育学部教授、全国ディベート連盟理事、東京書籍『新しい国語』編集委員、NHK 教育テレビ「テストの花道」監修。「国語科を実技教科にしたい」「学級を楽しく経営したい」をテーマに研究と実践を重ねられ、「学級担任論」の研究にも力を入れられている。『こんな時どう言い返す ユーモアあふれる担任の言葉』『教師になるということ』など単著・共著多数。様々な問題に立ち向かい、乗り越えるための学級経営の極意を伝授していただきます。
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