愛される学校づくり研究会に参加

先週末は愛される学校づくり研究会の例会でした。「愛される学校づくりフォーラム2014 in京都」前の最後の会です。フォーラムに向けての最終確認と準備が中心でした。

事務局より、運営委員会での決定事項をコンパクトに説明してもらいました。今回はフォーラム会場がホテルだということもあり、舞台設定等は凝ったことをせずに、机等の移動もできるだけ少なくするように工夫しています。毎回、事務局を中心とした企業会員のスタッフが細かいところまで目を配らせて運営してくれているので、会員は自分の出番に関することだけに集中することができます。企業会員の皆さんが支えてくれるからこそできるフォーラムです。

今回は、私から皆さんに相談させていただくことがありました。当日の配布資料に、授業検討法に関するQ&Aが必要だと考えたのですが、具体的にどのような内容を載せればよいかということです。たたき台をもとに意見をお願いしました。皆さん真剣に相談に乗っていただけ、私に欠けていた視点をいくつも指摘いただけました。いただいた意見を参考に、原稿を仕上げたいと思います。

ICTを活用した授業検討法に関連して、フォーラムで使用する授業検討ツールのプロトタイプの説明がありました。開発担当者には、短い時間で本当に素晴らしいものに仕上げていただきました。フォーラムに参加される方にもそのよさがきっと伝わると思います。

フォーラム午前の部の「劇で語る! 校務の情報化 パート2」の台本の確認、練習が劇団ごとにおこなわれました。忙しい方ばかりで、メンバーがなかなか集まらない劇団もあります。そんな中、メーリングリストを活用しながら、着々と準備を進めています。本番に強い会員ばかりですので、当日は校務の情報化に関する私たちのメッセージが皆さんにしっかりと伝わること思います。
基本的にこの会のフォーラムはライブ感を大切にしています。午前の部のコメントもその場で質問されて答えます。午後の部の模擬授業は会場だけでなく、私たち会員も指導案を見ていません。まさに真剣勝負です。だからこそ緊張感のあるものになり、多くの方に参加いただけているのだと思います。ありがたいことに、今年も締め切り前に満員御礼となりました。うれしく思うと同時に、プレッシャーもかかってきます。

フォーラムの準備に忙しいとはいっても、学ぶことは忘れません。この日は、会員からの学校週6日制に関する情報提供とそれに関する意見交換を行いました。
土曜授業が学校設置者の判断で可能となりました。とはいえ、予算的な裏付けはありませんから、すぐに広がるというわけではないでしょう。しかし、子どもたちの学習や学びに関して、学校として何らかの対応を迫られることは間違いないと思います。土曜授業ではなくても、生涯学習の視点で、外部を活用した土曜学習もいろいろな地域で行われています。しかし、学校週6日制に関する動きはどうも拙速に思えてなりません。日々の授業や学習活動をより質の高いものにすることが優先だと思います。今後どのように推移していくか読めないところがありますが、安直に時間数を増やすという発想ではなく、土曜日も含め日々の授業や学習活動はどうあるべきかからじっくりと検討することが必要だと思います。

この日もよい刺激を受けた、充実した研究会でした。このような研究会の一員であることを幸せに思います。
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