充実した1日

昨日は、教材開発、書籍、「愛される学校づくりフォーラム2012 in東京」の打合せを東京でおこなってきました。

教材作成のために教科書を何度も読み込んでいますが、本当によく考えて作られています。教科書の内容をもとに掘り下げることで、いろいろな授業展開が考えられるはずです。現実には教師の力量や授業時間の問題もありなかなか難しいでしょうが、こんな授業をやっていただけたらなとアイデアが広がります。教材にはそんな思いも込めています。
教材の多くは単に問題を解くために必要な情報だけでなく、関連したちょっとした情報を付加することで、もっと知りたい、調べてみたいと思うきっかけになるように考えています。また、情報同士がつながることでより深いことが見えてくることも強く意識しています。
この日は、社会科の教材を検討しました。社会科は地理、歴史、政治・経済を切り離して考えることはできません。地理であれば、その事柄に関連する歴史や政治・経済の情報も付加するようにしています。情報をつなぎ合わせていくことで最終的に現代の日本が見えてくることを目指しています。
知識を記憶して効率的に出力できるようにすることではなく、問題を解くことを通じて知識を得る、知識を活用することで身につく。そんな教材にしたいと思っています。

「学校を応援する人のための学校がよく分かる本(3部作)」の編集の打ち合わせをおこないました。この本は、保護者、学校にかかわる地域の人、先生と先生を目指す人を対象として、学校をよりよく理解していただくために、学校の「組織・しくみ」「学習内容」「授業」について書かれたものです。「組織・しくみ編」「学習内容編」を玉置崇先生、「授業編」を私が執筆しました。このような視点で学校のことを書いた本は初めてではないかと思います。関係者の私が言うのもなんですが、素敵な編集も相まってとてもよいものになったと思います。2月上旬の発刊が今からとても待ち遠しいです。

「愛される学校づくりフォーラム2012 in東京」まで1月余りになりました。会場下見前の打ち合わせをおこないましたが、当日の会場運営については事務局が段取りよく進めてくれています。授業紹介の進め方について変更しなければならないことがでてきましたが、それに対してもすぐに対応案をいくつか提示していただけました。安心して当日を迎えられそうです。申込みも順調で、すでに定員の半分ほどに達したそうです。この調子でいけばスタッフ・関係者の一部は立見になるかもしれません。参加を予定されている方は、早めに申込みをお願いします。(申込みはここ

久しぶりの東京でしたが、とても充実した1日になりました。関係者の皆さんに感謝です。
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