教室環境の整備

担任としての大切な仕事の一つに教室環境の整備があります。
子どもたちが一日の大半を過ごす教室です。この環境が雑然としたものであれば、落ち着いて暮らすことができません。

掲示物はきちんとしているか。
ごみは落ちていないか。
机に落書きや傷はないか。
机や椅子はきちんと整頓されているか。
下駄箱の中にきちんと靴は入っているか。
ロッカーの中に荷物はきちんと入っているか。
共通の場所に私物は置かれていないか。
・・・

特に、下駄箱やロッカーの使い方などは、口頭で説明するのではなく具体的に靴や道具類の入れ方の手本を見せて、どのような状態が正しい状態かをきちんと教えることが大切です。

教室の様子は子どもたちの状態を表すバロメータでもあります。教師が毎日意識してチェックする必要があります。教師の環境が乱れるということは、子どもたちの生活態度も乱れているということです。放置しておくと、いくら注意をしても容易に改まらなくなってしまいます。

始業時、終業時に、子どもたちと一緒にチェックして、その場で直す。できれば、子どもたちの登校前と下校後に教室を見回るとよいでしょう。子どもたちがいない状態の方がよく見えることもあるからです。常に整った教室環境を維持することが、子どもたちの落ち着いた生活を保障することにつながります。
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