とりわけ広島市で起こった土石流は７０人を越える人々の命を飲み込みました。気象予報の精度が高まる中、予測できない記録的な短時間集中豪雨の恐ろしさに、目を覆うばかりでした。
　さて、昨年も紹介した、「教育サマーセミナー」が先日ありました。その研修の１コマに、兵庫県警察サイバーパトロールモニターの嶋田 亜紀さんの講演がありました。講演のタイトルは、『「インターネットに潜む危険」〜その仕組みを知ることで防げる被害〜』というものでした。本校でも毎年、１年生を対象に携帯機器メーカーの方を講師に招き、生徒たちに携帯機器の正しい利用について啓発教室を開いていましたが、今回の講演は、私自身の携帯機器に対する認識の低さをいやと言うほど感じる内容でした。昨年来、若者を中心に大きな社会現象で物議をかもした、「度を超したいたずらや悪ふざけ」を撮影した画像をインターネット上に配信した結果、当事者が大学や高校を退学させられただけでなく、家族がその損害額を弁償したり、その舞台となった店が倒産し、中には経営者が自殺に追い込まれたりなど、到底おもしろ半分では済ますことができない事件が起こっています。「１枚の写真」が、人生を狂わせるのです。今まで慣れ親しんだ住まいを後にし、転居しても、今のインターネットを駆使すれば、どこまでも追いかけることも可能だそうです。東野圭吾さんが書いた「プラチナデータ」の中で、犯人を顔認証システムを使って尾行するという場面がありました。こんなこともすでに、フィクションの世界ではなく、アメリカではテロ対策として実用化されているとも話されていました。嶋田さんは、携帯機器の使用を決して否定されるのではなく、その仕組みを正しく知り、安全に利用して欲しいと述べられました。
嶋田さんの話から、もう一度、家族で携帯機器（メール）の使い方や「インターネットに潜む危険」について話し合ってみて下さい。
最後に、保護者の皆様にお願いがあります。２学期も体育大会を始め、多くの学校行事に保護者の皆様が参観していただく機会があります。ご自身のお子さまの頑張りを撮影していただくことは差し支えのない範囲で結構ですが、インターネット上に投稿することは控えて下さい。よろしくお願いします。嶋田さんも講演の最後に声を大にしておっしゃっていました。「１枚の写真」の危険性をあらためて認識していただければ幸いです。

◎修学旅行
今年は信州・長野方面。１日目は満蒙開拓平和記念館を訪れ、語り部の方から当時のお話を聞きました。午後からは白馬村にて各民宿に分かれ、農業体験や自然散策をさせていただきました。２日目、午前中は引き続き民宿でお世話になり、交流を深めました。午後はＥＸアドベンチャーで樹上５ｍでのアスレチック体験に大興奮でした。３日目はコース別体験、ラフティングやＭＴＢ・とんぼ玉製作など、普段見ることのできない子どもたちの表情をたくさん見ることができました。

◎しんろ学習〜職業調査
　「しんろ」学習では、入試の合否判定や内申点についての話を真剣に聞く姿が印象的でした。
この夏休み、「しんろ」学習の一環として、職業調査を行います。自分の興味のある事業所の方に、資格や適性などをインタビューします。そのため、期末テストが終わってから、一人ひとりがさまざまな事業所に緊張しながら、アポイントを取っています。

　「2年生は中だるみの学年になるのでは？」と心配もしていましたが、いろいろな取組や活動を通して少しずつ成長してくれました。

◎校外学習
「大阪ふしぎ発見!!環状線でＧＯ!ＧＯ!ＧＯ!」と銘打って大阪市内オリエンテーリングを行いました。コリアタウンで韓国の文化を満喫し、大阪城や市立科学館で歴史や科学のおもしろさにふれた校外学習でした。班員一人ひとりの協力と責任のある行動の大切さ、そして時間管理の難しさを知ることができました。

◎『出会い・生き方』学習
　1年生に引き続き「出会い生き方」学習を行いました。「共に生きる」をテーマに様々な立場から、人のために活躍される方たちの聞き取りをしました。「コリアタウン」の木村さん、女性救命士の中野さん、男性看護師の谷野さん、『自分の夢を叶えるために今頑張らなければならないことを見つけよう』と心に残るお話をしていただきました。

◎日々の学習
テスト前は放課後、教室に残ってiプリントを利用して勉強しました。でも、課題は日々の授業や、家庭学習の積み重ねではないでしょうか。毎日の継続した学習が今求められていると思います。諦めず努力を続けてほしいと願っています。

最初は「友達できるかな」「勉強わかるかな」と、多くの期待と不安を抱いての登校だったでしょう。教科の授業やＨＲ合宿、ＨＲＳやクラブ、委員会活動など、なんでも生き生き頑張る学年です。

◎ＨＲ合宿
　新しいなかまとの初めての宿泊。ひとりひとりが役割や責任をもって、合宿を楽しみました。

◎初めての定期テスト
　テスト範囲も広く、テストの受け方にも緊張しました。家庭学習ノートに何十ページも勉強してきたり、放課後の学習会に参加するなど一生懸命取り組んだ仲間もたくさんいました。

◎『出会い・生き方』学習
　絵本「わたしの妹」を読み、聞き取りや「あしあと新聞」作成などから、自分や周りのなかまの「いのち」が大切に守られてきたことを知ることができました。

◎スポーツフェスタ
フリースロー、長縄、卓球など班対抗とクラス対抗ドッチボールを楽しみました。

１日目、満蒙開拓平和記念館を訪れ、語り部の方から当時の体験をお話しいただき、改めて戦争の悲惨さを感じました。午後からは白馬村にて各民宿に分かれ、自然散策に出かけたり、農作業や食事の準備をお手伝いしたり・・・、自然の中でみんなとても生き生きと過ごしていました。民宿の方にあたたかく迎え入れていただいき、感謝の気持ちでいっぱいの貴重な経験となりました。
　２日目午後からは、ＥＸアドベンチャー（樹上５ｍの高さでのアスレチック）にチャレンジしました。ここでしかできない体験を大いに楽しんだ後は、白馬ジャンプ台での記念撮影。そして、家族にお土産も買って、ホテルへ向かいました。夜の学年レクでは実行委員会のクイズや有志のダンス・ヨーヨーなど学年の仲間の普段とは違う姿、その技のすごさに、大いに盛り上がりました。　　　　
　３日目はコース別体験。ラフティング・キャニオニング・ＭＴＢ・カヌー・いかだづくりに分かれ、思いっきり体を動かし、仲間との絆を深めることができました。普段気づくことができない子どもたちの表情も、たくさん見ることができました。
　本当に楽しかった３日間。１１１人、たくさんの思い出と一緒に笑顔で帰ってくることができました。スローガンの通り、一人ひとりの思い出に残る修学旅行になったに違いありません。
　これからは自分の進路に向かう時期です。七中最後の年、みんなで一丸となって進路の壁を乗り越えていきましょう！！

学級委員会が決めてくれたスローガンは「大阪ふしぎ発見!!環状線でＧＯ!ＧＯ!ＧＯ!」です。今回は初めて集合場所から解散まですべて自分達で計画し、環状線を使った大阪市内での班別オリエンテーリングを行いました。当日は少しうっとうしいお天気でしたが幸いにも雨に降られずよかったです。
　チェックポイントは大阪城、コリアタウン、大阪市立科学館の３カ所です。「○組○班お願いします。」と元気な声が響き渡りました。大阪城天守閣から大阪の街を眺め歓声をあげ、コリアタウンではおこづかいを握りしめて、「何を買おうかな」とお店の人に尋ねたり、科学館では見学に来ていた小学生に混じって列に並び発電体験をする楽しそうな姿があふれていました。
　今回、「時間やルールを守って思い出に残る校外学習にしよう」と学年全体での班長会議を開き、チャイム着席に取り組みました。班長さんを中心に自分達の手で楽しい校外学習にしようと頑張ってくれました。
　校外学習を終えての感想には「たくさん歩いて疲れたけど楽しかった」「班の子に迷惑をかけないように頑張った」「みんなの優しさがうれしかった」など、それぞれにとって意味のある校外学習になったのではないかと感じています。まだまだ課題の多い２年生ですが、更なる成長を願っています。