最新更新日:2024/05/09
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ともに生きる

ちょっといい話

   落書き 

 嫁が長女をこっぴどく叱っている。
 私:「キョーコがなにかしたのか?」。
 嫁:「私のクルマを釘みたいなもんでひっかいたとよ!」。
 私:「何でそんなことしたん?」
と聞くが長女は答えない。気になってクルマを確認しに行った。懐中電灯に照らされて浮かび上がった落書きを見て言葉が詰まった。覚えたばかりのひらがなで、「おかさん そだてくえて あいがとお いつもくるまにきおつけて」と書いてある。自宅付近で死亡事故が続き、子どもにも注意していた頃である。
 もちろんその‘落書き’を私は今も消していない。

今日のお話 −3月24日(木)−

   吉田松陰の名言

 「教える」の語源は、「愛しむ」。

 誰にも得手不手がある、

 絶対に人を見捨てるような

 ことをしてはいけない。

ちょっといい話

   いつか治った時、痛みを知ったお前は少し強くなる 

 自分でも理由は分からないが、気が付けば仕事やる気を無くして会社を欠勤し、それが数日続いたある日の夜、怖おもての上司が自宅に来た。「最後通告かな」と思いながら、上司の行きつけらしいショットバーへ連れていかれた。案の定、会社に出て来ないオレを気に掛けてた様子で、オレは「なぜかやる気が出ない」こと、「辞めようか悩んでいる」ことを正直に話した。
 ヤクザ顔の上司から意外な言葉が返ってきた。「人間は自分で思ってるよりも、ギリギリのバランスで生きてるんだよ。走れば走るほど、それだけバランスを崩しやすくなる。周りが見えなくなる。少しだけ運が悪かったり、少しだけ考えが及ばなかったり。体の痛みや疲労は分かっても、精神の痛みや疲れは分かりづらい。他人の事ならなおさらだが、自分の事は我慢してしまう。お前は今、少し心が疲れてるだけだ。治るまでゆっくり休め。いつか治った時、痛みを知ったお前は少し強くなる。そして、その分だけ人に優しくなれる。痛みを知った者が、次に傷付いた者を癒す薬になれるんだ。だから、今は休め。いいから。な」んで、「いつかオレが疲れ果ててたら助けろよな」と……。

今日のお話 −3月23日(水)−

   吉田松陰の名言

 成功するせぬは、
 もとより問うところではない。
 それによって世から謗(せんぼう)
 されようと褒められようと、
 自分に関することではない。
 自分は志を持つ。
 志士の尊ぶところは何であろう。
 心を高く清らかにそびえさせて、
 自ら成すことではないか。

ちょっといい話

   言い付けを守れなくてすみません 

 お父さん、「男は人前で泣くものではない」と厳しく言ってましたよね。だから、お父さんが亡くなる時も通夜でも葬式でも、俺は決して泣かなかったのです。
 あの頃、まだ幼稚園児だった弟はもう大学生です。成長する毎に、顔、声、体格、なぜか仕草まで、「お父さんに生き写し」と誰からも言われるようになりました。弟が俺の結婚式で着ていたのは、お父さんのスーツでした。「これ、お父さんの服」と弟に言われるまで、気付きませんでしたが……。弟はただ、ピッタリだからというだけの理由で着たようです。しかし、それを知ったが最後、弟にばかり気を取られます。一瞬、お父さんかと錯覚する程似て見えます。お父さんに、今日のこの場所にいてほしかった。そして「育ててくれてありがとう」と言いたかった。初めてネクタイを締めた弟の姿を見せたかった。様々な思いが去来する中、俺に「おめでとう」と言った弟の声が、あまりにもお父さんに似過ぎていて涙を堪えきれなくなったのです。
 言い付けを守れなくてすみません。けれど、こればかりはお父さんも許してくれるのではないか、と甘く考えていることも、正直に書いておきます。

今日のお話 −3月22日(火)−

   吉田松陰の名言

 人を信ずることは、もちろん、

 遥かに人を疑うことに勝っている。

 わたくしは、人を信じ過ぎる

 欠点があったとしても、

 絶対に人を疑い過ぎる欠点は

 ないようにしたいと思う。

文部科学大臣からのメッセージ

新年度に向けて、生徒の皆さん、そして保護者の皆様や学校関係者に、文部科学大臣からのメッセージが届いていますのでご紹介します。

文部科学大臣からのメッセージ

ちょっといい話

   お前さぁ、目見えねぇんだろ

 俺はセイコーマートで働いて3年目になる。いつもくる小さな子の話をひとつ。
 その子は生まれつき目が見えないらしく、白い杖をつき母親と一緒に週に2、3度うちの店を訪れる客だった。ある日、その子が1人で入口の前に立っている。入口のドアが引くタイプだったので、俺はドアを開けてあげようとした。その瞬間、同年代らしき糞ガキ2人が「お前さぁ、目見えねぇんだろ。素直に親、帰ってくるまで家でおとなしく留守番でもしてろよ。バカだなぁ」と言った。さすがの俺も、障害をもった人間に冷たくする人間は許せなかった。糞ガキ2人に説教しようと入口に向かったその時、ガキの片方が、「ほら、先に入れよ。ドア開けといてやるからよ。」と言った。そして、その子の手をつなぎ、「何買いに来たんだ」と2人組の片方が言うと、その子は「お母さんがすごい熱が出てるの。だから水枕に入れる氷買いにきたの」と言った。そして、レジまで氷を持ってきたガキ達に「398円です」と言うと、2人組が「いいよ。俺が出しといてやるよ。そのかわり、お前のお母ちゃんがよくなったら俺たちと遊べよな」と言い、会計をすました。そして、きっとその子の家までだと思う。ガキの片方が氷をもち、もう一方は、その子の手を繋いで帰っていった。
 小さな子ども達の友情に感動!

今日のお話 −3月18日(金)−

   吉田松陰の名言

 人間が生まれつき

 もっているところの良心の命令、

 道理上かくせねばならぬ

 という当為当然の道、

 それはすべて実行するのである。

ちょっといい話

   お地蔵様の左耳 

 私は小さい時から中耳炎で、しょっちゅう耳が痛くなって治療のために耳鼻科に行っていました。小学校に入ると、私が耳鼻科に行くために学校を休んだり、早退したりすると、クラスの子に「病気でもないのに、授業を受けたくないから仮病を使っているんだ」
と散々からかわれて辛い思いをしていました。うちの母は、片耳が難聴で聴こえないんですが、(母方の)おばあちゃんが、それを気にしていつも「ごめんね、お母さんの耳が悪いから○○ちゃんの耳も悪くなってしまって」と私に謝るのです。
 小学3年生のある日、おばあちゃんが急にうちに遊びに来て「これから巣鴨に行こう」と言い出しました。当時は子どもすぎて、巣鴨に何があるなんて知らなくて、ただおばあちゃんと出かけるのが嬉しくてついて行きました。巣鴨に着くと、おばあちゃんは長い行列に並んで「ここはとげぬき地蔵様があるんだよ、お地蔵様の自分の体の悪いところを洗うと身代わりになって治してくれるの」と言いました。私たちの順番になるとおばあちゃんはシワシワになった手でタワシを持ってお地蔵様の左耳をゴシゴシと擦りながら「○○ちゃんの耳がよくなりますように」と一生懸命洗ってくれました。帰りにおばあちゃんは「あんみつ食べて行こうか」と言って一緒にあんみつを食べました。
 おばあちゃんは6年ほど前に亡くなったんですが、おかげで今では中耳炎もよくなり、
ここ5年は中耳炎で耳鼻科に行ったことが1度もないくらいになりました。おばあちゃん、中耳炎、よくなってきたよありがとう。

今日のお話 −3月17日(木)−

   吉田松陰の名言

 学問ばかりやっているのは、
 腐れ儒者であり、
 もしくは専門馬鹿、
 または役立たずの物知りに過ぎず、
 おのれを天下に役立てようとする者は、
 よろしく風の荒い世間に出て、
 なまの現実を見なければならない。

ちょっといい話

   いつから親友を厄介者扱いするような人間になったのかな 

 俺たち小学校から高校までずっと一緒だったよな。高卒後、俺は「就職」、お前は「フリーター」。学歴社会の昨今、「俺たちゃ負け組じゃねぇよな、がんばろうぜ」ってよく鼓舞し合ってたな。
 25歳になった頃。俺も初めての役職に就いた日、嬉しくてすぐに連絡したよな。その時、お前の言った言葉、「そんな普通な生き方、楽しいか」。俺は悲しくて、頭に来て言ったよ。「25でフリーターやってるお前にはわからねぇよ」
 あの日から俺たちは、連絡取らなくなってもう14年か……。お互い39なんてオッサンだな。実は、来年娘が中学生になるんだ。俺もそれなりの役職にステップアップしたよ。「お前はどうだ」何て聞かないよ。その身なりをみれば、久々の訪問理由も想像つく。何も聞かないさ。持っていけよ。普通の40歳の給料2ヶ月分は入ってるからさ。「スマン……」。お前の呟きも聞こえないふりをするよ。「さぁ帰ってくれ、金は返さないでいいから。家族に見られたくないんだ、こんな姿の親友がいるなんて……、知られたくない。近所の目もある」。何度も振り返り、頭を下げて小さくなっていくお前を見ながら思った。俺はいつから人目を気にするようになったのかな。親友を厄介者扱いするような人間になったのかな。
 俺たちゃ負け組じゃねぇよな。がんばろうぜ。

今日のお話 −3月16日(水)−

   吉田松陰の名言

 平凡で実直な人間など
 いくらでもいる。
 しかし、事に臨んで
 大事を断ずる人物は
 容易に求めがたい。
 人のわずかな欠陥を
 あげつらうようでは、
 大才の士は、
 もとめることが出来ない。

ちょっといい話

   俺は最愛の妻と、最愛の母を守る 

 俺の家は貧乏だった。運動会の日も授業参観の日も、オカンは働きに行っていた。そんな家だった。そんな俺の15歳の誕生日。オカンが嬉しそうに俺にプレゼントを渡してくれた。「ミチコロンドン」のトレーナーだった。僕は「ありがとう」と言いつつも、「恥ずかしくて着れないな」と内心思っていた。
 その夜、考えていた。美容院に行くのは最高の贅沢。手はカサカサで、化粧なんて当然していない。「トレーナー買うくらいなら他の事に使えよ」、そんな事を考えながら、もう何年も見ていないアルバムを見たくなった。若いときのオカンが写っている「えっ!」俺は目を疑った。それは、まるで別人だった。綺麗に化粧をし、健康的な肌に白い歯を覗かせながら笑ってる。美人のオカンがいた。俺は、涙が止まらなくなった。俺を育てる為に、女を捨てたオカン。ミチコロンドンのトレーナーを腕に抱き、その夜は眠った記憶がある。
 それから少しばかり時は流れ、俺は高校卒業後の進路を考えなければいけない時期になっていた。大学進学はとっくに諦めていた。学校で三者面談が行われた時、オカンが先生に向かって言った。「大学に行かせるにはいくらお金がかかるのですか」俺は耳を疑った。びっくりしている俺を横目に、オカンは通帳を先生に見せて「これで行けますか」と真っ直ぐな眼で先生を見つめた。それから俺は、死に物狂いで勉強し大学に合格することができた。郷里を離れる際、オカンが俺に真っ赤なマフラーを渡してくれた。学費を稼ぎながらの大学の生活は苦しくもあったが、マフラーを見ると元気が出た。
 それから時は流れ会計士になった俺は、来年の春結婚する。そして生活を共にする、俺と最愛の妻と最愛の母とで。何としても、俺は2人を守ってみせる。色褪せたトレーナーとほつれたマフラーを前にして、俺はそう誓った。

今日のお話 −3月15日(火)−

   吉田松陰の名言

 どんな人間でも1つや2つは

 素晴らしい能力をもっているのである。

 その素晴らしいところを大切に育てていけば、

 1人前の人間になる。

 これこそが人を大切にするうえで最も大事なことだ。

ちょっといい話

   家族を持ったことがないから…… 

 うちの父は何だか変な性格で、全然家庭人じゃない。家のことなんて全くしない。子どものようにわがままで、嫌なことがあるとすぐだんまりを決め込む。私に対しても甘やかしたと思うと、いきなり叱り飛ばしたり、とにかく気難しい。反抗期だった私は「何であんな性格なんだろうね、やってらんないよ」と母に言ったら、「A子(私)も一人前の年だから…」と母が話し出した。
 父の父親は戦争で亡くなった。父の母はそれが元で精神がおかしくなり、父の姉と父を連れて線路に飛び込んで心中を図った。助かったのは5〜6才の父だけ。それからは知合い中をたらい回しにされ、いじめられ、大変な少年時代を送ったらしい。
 「だから性格がひねくれたんだねぇ、でも、何回も流産を重ねた後でA子が生まれた時、天涯孤独な自分にも家族ができたって泣いたんだよ。お母さんは所詮、お父さんにとっては他人だけど、A子はあの人にとって、一番の宝物だよ」この話しを聞いたときは大泣きしてしまった。
 「家族をもったことがないから、どうしていいか分からない」と母に相談していた父の気持ちを思うと切なくて泣けた。お父さんに優しくしないとなぁ……。

今日のお話 −3月14日(月)−

   吉田松陰の名言

 教えるの語源は「愛しむ」。

 誰にも得手不手がある、

 絶対に人を見捨てるようなことをしてはいけない。

ちょっといい話

   これからも守っていきたい 

 最近こんなことで泣いた。
 俺には結婚して6年経つ妻がいるのよ。子どもも5歳の双子が居る。子どもが産まれてからは、2人で話す事も少なくなったし、とりあえず俺は仕事で精一杯で、構ってる余裕無かったんだ。
 で、平日で偶然仕事休みで家に居たのよ。子どもは保育園でいないし、2人きり……。最近めっきり話す事なくなったし、俺は話しかけずらくて、ずっと沈黙の空間だったんだ。そしたら、妻の方から「仕事忙しい?」って、聞いてきたんだ。(いきなり何だ?)と思いながらも「まぁ、今不景気だし大変だよ」と答えた。そしたら、妻の方が何かの箱を渡してきた。俺は渡された箱を開けた。その中身は、俺がずっと欲しかった腕時計だ。「あなた、この前誕生日なんて忘れてたでしょ?いつ渡そうかと思ったけど、仕事、忙しそうだったから言い出せなくて……」「腕時計欲しいって言ってたよね。安物だけどゴメンね」俺は、嬉しくて涙が溢れた。
 その日は家でゴロゴロしてようと思ったが、2人で久しぶりにデートした。まぁ、保育園にお迎えに行かなきゃいけないから時間は少なかったけどな。
 これからも守っていきたいと思った。

今日のお話 −3月11日(金)−

   吉田松陰の名言

 君子は何事に臨んでも、

 それが道理に合っているか否かと考えて、

 その上で行動する。

 小人は何事に臨んでも、

 それが利益になるか否かと考えて、

 その上で行動する。

ちょっといい話

   さよならは言わねえから 

ゆいへ
 なあ、俺もうダメみてぇだ。何でだ、お前に出会うまでは、死にたいぐらい毎日が退屈だった。でも、今は俺すげぇ生きたい。何で病気に勝てねえんだろ……。俺、いつからこんな弱くなった?、毎日、死に近づいてるって感じる。もっと生きてぇよ。寂しがり屋なお前の事、おいて死ねねぇしな。ずっと傍にいてやらねぇと、お前はだめだろ。泣き虫なくせに、俺が病気で苦しんでるからって、俺の前では笑ってたよな。お前、辛かっただろ。なのに、俺はお前に弱いとこばっか見せてたな。俺が死んだら、誰がお前の涙拭く。俺な、何度も何度も、神様にお願いした。「もっと生きたい」って……。でも無理みてぇだ。ごめんな。約束守れなくて……、「結婚しよ」って言ったのにな。俺は、もうすぐいなくなるから結婚できねえ。俺は、お前の事幸せにできねえし、この先一緒に居る事もできねえから、お前には世界一幸せになってほしいから、結婚っていう形でお前の人生縛りたくない。お前の事をほんまに大事にしてくれる人と、幸せになってほしい。俺な、20年間生きてきて「愛してる」って、心からそう思った女を幸せにできないって、マジで辛いし悔しい。だけど、お前が幸せになれない事の方が辛いから……、だから、お前は前に進むんだぞ。俺の死をちゃんと受け止めるんだぞ。ゆいの事、マジで大好きだ。
 最後に1つお願いがある。心の奥のどっかでいいから、俺の事、覚えといてください。田中雅人っていう男の事を、どうか覚えててください。
 じゃあまたな、さよならは言わねぇから……。
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4/5 入学式準備(在校生登校)

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