ともに生きる

ちょっといい話

   俺の決意表明(俺の憧れたカッコいいオヤジ)

 32歳の医師です。もともと医師を目指したのは父親の影響でした。いつもカッコよく、いつも厳しく、いつも優しい父が大好きでした。外来で患者さんに対して「どうしました?」の一言から始める診察が好きでした。俺が医学部に入ってからは、夜間の診療の手伝いなんかもしてました。そのたびに「オヤジすげえ、いつかは俺もオヤじみたいに…」なんて思っていました。ほどなく俺も医師になり、医師叩きブームを乗り越えつつなんとか医師として生きてきました。オヤジを目標に生きてきました。そんなある日、母から電話がかかってきました。「なんか、お父さんがおかしいんやけど…。」
 実家に帰り、オヤジの様子をみてみることにしました。オヤジは、自分の席にいて新聞を読んでいました。俺の姿に気づくと、オヤジはハッとした表情になり、姿勢を正してこう言いました。「どうしました?」、全てを悟った俺は涙を堪えることができませんでした。そんな俺を見て、オヤジは泣いている患者さんに接するように「うん、うん、きつかったねえ」と優しい口調で声をかけてくれました。
 俺が憧れた医師としてのオヤジは、記憶の中だけなのかもしれません。けど、これからは父としてのオヤジを大切にしていこうと思います。以上、俺の決意表明でした。

今日のお話 −−

   後藤 清一の名言

 やり直しも修正も
 できない過去のことが
 人の信用を
 左右するのなら、
 いま現在に全力投球して
 これから黄金の過去を
 つくるほかない。
 それがあなたの過去を
 黄金の過去に彩る
 唯一の方法なのだ。

ちょっといい話

   弟の物語

 弟が、まだ6歳の時の話。弟と私は、12才離れてる。すごく可愛い。だけど私は、遊びさかりだったし、家に居れば父と母の取っ組み合いのケンカに巻き込まれて、それが嫌でほとんど家には帰らない日々だった。6歳の弟は、毎日すごく淋しかっただろう。
 ある日家に帰ったら、酒ばかり飲んで人の顔を見れば殴る父が、座って1冊のノートを見ながら泣いていた。私もノートをのぞき込んだんだ。そしたらね、父が急に「ごめんな」って言うの。よく見たら弟が拙い字で物語を書いてた。
 僕には楽しいパパ、優しいママ、いつも笑顔のお姉ちゃんがいる。いつも皆でおいしいご飯を笑いながら食べる。毎週日曜日は、家族でお出かけをする。僕は、皆にいつもいい子されて幸せいっぱい。毎日笑顔がいっぱい。
 そんなような事が沢山書かれてた。普通なら当たり前なのに、私の家ではできていなかった事が想像でたくさん書かれてた。紛れもなく弟の夢が描かれてた。父と泣いて読んだ。母がパートから帰ってきて、母も読み泣いた。その日の夜は揃って鍋をした。弟は初めての体験。すごい笑ってた。すごい喜んでた。父も母も私も照れながら笑った。
 それから少しづつ弟の物語は現実になった。今では笑顔沢山の家族になりました。弟の物語はあれ以来書かれなくなった。

今日のお話 −10月19日(月)−

   後藤 清一の名言


 入口だけつくって
 出口のない勉強は
 知識過剰で
 身動きがとれなくなる。
 そこで古いものに対して
 「思いきる」
 新しいことへ
 「踏みきる」
 合理的に
 「割りきる」という
 三つの「きる」が
 必要となろう。
 それが生きた勉強 というものだ。

ちょっといい話

   父親の背中(かなわない夢)

 父が死んで1年になる。父は母の再婚相手で、俺が小学生の時に突然父親になった。当初は「父さん」と呼べず、悲しい思いをさせたかもしれない。「○○(父の名)さん」と息子に呼ばれるのはどんな気持ちだっただろう。息子に「本当の父さんじゃないくせに!」
と言われる父はどんな気持ちだっただろう。毒づき、当たり散らす息子にとても手を焼いていたと思う。
 俺が中1の時に事故で両足を折ってしまい、歩けなくなったときがあった。その時期に期末テストで、追試はほぼ決定だと思っていた時、父がおぶって学校まで連れて行ってくれた。学校に近づくにつれて他の生徒の好奇の目に晒されている気がして、俺はとても恥ずかしくなった。実際中1にもなって父親におぶられている俺をクスクス笑う女子もいた。そんな折、ふと父の顔を背中越しに見ると、とても堂々としていた。「自分の息子をおぶって何が悪い?」今にもそう言いそうな表情で……。
 謝罪も感謝の言葉も贈れないまま、父はもう二度と会えないところへ行ってしまった。俺には叶わない夢がある。もし父が歩けなくて困ってしまうような時がきたら、俺がおぶってやる。叶わない夢だけど……。

今日のお話 −10月16日(金)−

   後藤 清一の名言

  こけたら、

  立ちなはれ。

  立ったら、

  歩きなはれ。

R3年度 ジャージ&体操服

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 R3年度に新しいジャージと体操服を導入します。制服と同じく、今までの物も着用でき、新しい物も来年度から選択できます。10月中旬から候補のものを職員室前廊下に展示しています。生徒の皆さんは、手に取ったり、デザインや品質を見比べたりしています。今日は、生徒会執行部が実際に着てみて、その感触を確かめていました。その後、生徒会執行部から意見を集めました。今後は職員にも意見をいただき、基本モデルを決定していく予定です。

ちょっといい話

   谷川俊太郎の人生相談に感動 

 以下、日刊イトイ新聞より……。
 読者の皆さんから届いた質問に谷川さんが毎日ひとつづつ答えます。

□ 【質問(こやまさえ 六歳)】
 どうして、にんげんは死ぬの?さえちゃんは、死ぬのはいやだよ。
 追伸:これは、娘が実際に 母親である私に向かってした質問です。目
    をうるませながらの質問でした。正直、答えに困りました。

□ 谷川俊太郎さんの答え
 ぼくがさえちゃんのお母さんだったら、「お母さんだって死ぬのいやだよー」と言いながらさえちゃんをぎゅーっと抱きしめて一緒に泣きます。そのあとで一緒にお茶します。
 あのね、お母さん、ことばで問われた質問に、いつもことばで答える必要はないの。こういう深い問いかけにはアタマだけじゃなく、心も体も使って答えなくちゃね。

今日のお話 −10月15日(木)−

   後藤 清一の名言 

◇ 何も咲かない寒い日は
  下へ下へと根を伸ばせ
  やがて大きな花が咲く

□ プロフィール
 大阪府出身の実業家。見習工として創業当時の松下電器に入社し、20余年間勤務。三洋電機創業にも携わり、松下幸之助(パナソニック創業者)・井植歳男(三洋電機創業者)という二大経営者に仕えた。三洋電機株式会社代表取締役副社長・相談役、近代経営者クラブ「MMC」会長、全日本空手道連盟理事などを歴任。

ちょっといい話

   躾けってのは、身を美しくするって書くんだ

 私は百貨店で販売の仕事をしているのですが、先日仕事中の出来事です。3歳くらいの女の子を連れた、若い女性が来店されたのです。親子のようですが、少し様子が変でした。夏の暑い日で、母親らしき女性の方はノースリーブに膝丈のパンツ、サンダルという軽装なのに女の子は長袖長ズボン、素足に薄汚れたスニーカーといういでたち。娘は、その母親の後ろをオドオドとついていく感じで、楽しくお買い物という感じは全然しないのです。仕事中でしたので、それとなく様子をうかがっていたのですが、突然、何かがぶつかるような音と、女の子の「お母さん、ごめんなさい、お母さん、ごめんなさい」という悲鳴のような声が聞こえてきました。見やると床に倒れた女の子と、恐ろしい目でそれを睨み付ける母親の姿が……。女の子の頬は赤く腫れています。私は警備員に連絡をし、2人の方に駆け寄って女性に声をかけようとしたときです。
 ヤンキー風の若い男が、女性を怒鳴り付けたのです。「テメー、子どもに何てことするんだ」女性も言い返しました。「躾なんですから、余計な口は出さないでください」騒ぎに気づいた他のお客様も集まってきました。私はオロオロしてしまい見守ることしか出来ませんでした。(男性)「何が躾だ、テメーのやってることは虐待じゃねーか」(女)「変な言いがかりはやめてよ、躾よ、虐待なんかじゃないわよ」しばらく睨みあっていたのですが、突然男は女の子に近づき、(男)「躾ってのは、身を美しくするって書くんだ」そう言って女の子の袖をまくったのです。女の子の腕は痩せ細り、そしてアザだらけでした。(男)「アザだらけの体のどこが美しいって言うんだ」女性は絶句し、泣き出しました。
 そこへ警備員が駆けつけ、警察やら児童相談所やらに連絡がとられることになったのです。騒ぎが収まったあと私はそのヤンキー風の男性にお礼を言いました。男性はちょっと照れたように「昔の俺みたいだったからよ、躾だ躾だって言われてたけど、漢字見たら大嘘だってわかったから」
 見た目は怖かったけど、凄くかっこよかったです。

今日のお話 −10月14日(水)−

   しつけの意味に迷った時に読みたい10の名言

◇ ブレないために

 自分自身の本当の姿を知るものは
 自分以外のどんな力にも
 利用されたり 支配されたりすることはない
 (ゲド戦記 ル・グウィン)

 ジブリで映画化されたゲド戦記ですが、原作も非常に面白いです。この名言は響きますね。子どもに言うことではなく、自分自身に言う言葉です。しつけをするには、親としてブレない自分がいることが前提となります。ブレないための最大の答えは、自分の本当の姿を知っていることと教えてくれます。

ちょっといい話

   しっかりしなくちゃ

 「おやすみ」。いつもはそう言ってすぐ自分の部屋へ向かう息子が、まだ何か言いたそうな顔でじっと私を見つめている。「どうしたの?」。尋ねた私に、息子の返事は予想もしない内容だった。「お母さん、笑ってよ」。私は返事ができないほど驚いた。
 知的障害のある息子は、コミュニケーションをとるのが苦手で、あまり周囲の人の表情をうかがうことはない。そんな息子が私に「笑ってよ」と言うなんて。最近の私は確かに笑っていなかった。数日前にとても悲しくてやりきれない出来事があったからだ。(この子、私のことを心配してくれていたのね)そう思うと涙が止まらない。息子に申し訳ない気持ちとうれしい気持ちが交じり、言葉が出ない。息子は「泣かないで、泣かないで」と言いながら困った顔をしている。(しっかりしなくちゃ)私は涙でぐしゃぐしゃの顔に精いっぱいの笑みを浮かべて「ありがとう。心配かけてごめんね。もう泣かないよ」と息子に言った。「じゃあね、おやすみ」。息子は今夜2回目のおやすみを言うと、安心したようにドアをそっと閉めた。
 私は息子のドアが閉まる音を確認して、またひとしきり泣いた。でももうこれが最後だと、固く誓いながら。

今日のお話 −10月13日(火)−

しつけの意味に迷った時に読みたい10の名言

◇ 感情コントロール

 すべての感情は、姿勢、呼吸法、身体の動かし方、顔の表情
 といった特定の生理と結びついている
 どういう気持ちの時に、身体がどういう状態になるかわかれば、
 身体の状態を変えることで、感情をコントロールできる。
 (アンソニー・ロビンス)

 自己啓発の分野で有名なアンソニー・ロビンズは数々の名言を残していますが、なかでもこの名言は非常にテクニック的なものも含んだためになるものです。自分の感情が乱れそうな時、姿勢を整えてみる。弱気になりそうな時、自分の声の大きさに気をつけてみる。体と心は繋がっていて、スポーツ選手などは無意識にそういうことをやっていると言われます。是非試してみてはいかがでしょうか。

ちょっといい話

   じいちゃん、今日だけは「男は泣くな!」と怒らないでくれよ

 小学校3年生の頃、僕はお祭りで買った金魚をメメちゃんと名づけ可愛がっていた。ある朝、いつものように餌をあげようとして水槽を見ると、メメちゃんは、おなかを見せて水面にぷっかり浮いていた。そう。死んじゃったんだ。僕は泣いて、泣いて、「今日は学校に行かない」って駄々をこねた。そうしたら、じいちゃんが、「金魚ごときで男が泣くな!早よ、学校へ行け!」と怒って僕をゴツンと殴った。「じいちゃんは冷たい人間だ!」と言って僕は泣きながら、学校に行った。
 学校から帰ってくると、机の上に手紙があった。それは金魚のメメちゃんからだった。「健ちゃんへ 天国で健ちゃんの事をずっと見守っています。私は健ちゃんといて幸せでした。ありがとう。金魚のメメより」と書かれていた。その字は、じいちゃんの字にそっくり。3年生にもなって、金魚から手紙がくるなんて思ってなかったけど、じいちゃんの気持ちが本当に嬉しかった。
 あれから20年。今日は、じいちゃんの葬式だ。あのときの「天国で健ちゃんのことをずっと見守っています」という、手紙を思い出し、僕は流れる涙をとめられなくなってしまった。
 じいちゃん、今日だけは、「男は泣くな!」と怒らないでくれよ。

今日のお話 −10月12日(月)−

しつけの意味に迷った時に読みたい10の名言

◇ 遺伝とは

 DNAは、肉体や免疫系の遺伝だけではなく、
 わたしは心のスピリットもバトンしていくと信じています。
 つまり、あなたがあきらめれば、
 あなたの子どももあきらめるでしょう。
 あなたが逃げ出せば、
 あなたの子どもも逃げ出すでしょう。
 だけど、投げ出さず、折れなかった気持ちは、
 必ずあなたの子どもに受け継がれるでしょう。
 そうやって、人の思いはバトンしていくんです。
 (ドラマ『ゴールド』 脚本 野島伸司)

 このドラマは非常に教育に関して考えさせられるシーンが多かったです。目には見えない、自分自身のスピリットも子どもに遺伝し伝わっていく。言葉で伝えたことよりも、そちらのほうが大きいのでしょう。

管内駅伝大会実施します

本日の管内駅伝大会は予定通り実施します。選手の皆さん頑張ってください!

ちょっといい話

 運をよくしたければ
 微笑んで人に優しくすればいいの
 思いやりと優しさで運は開けるのよ
 悪口・愚痴の類はマイナスエネルギー
 人の悪口を言えば言った瞬間は
 スッキリするような気がするけど
 何の解決にもならないの
 ずっとストレスを背負い込むことに
 気づくべきよ
 観て御覧なさい
 悪口ばっかり言ってる人間は
 いつもついてないことに
 遭遇しているじゃないの
 ネガティブな人の周囲には
 同じ波長の人が集まります
 すばらしい人と出会いたいなら
 まず自分がポジティブになること
 運が良くなりたければ 
 微笑んでいれば良い
 人にやさしくすれば良い
 思いやりと優しさで 運は開け
 自分で運は運べる
 自分で運ぶんです

今日のお話 −10月9日(金)−

しつけの意味に迷った時に読みたい10の名言

◇ 心の感染

 幼児はハシカよりもっと恐れや怒り、憎しみや冷淡に感染しやすい。自分が好かれているか、嫌われているかということに、子供は食物と同様に反応する。一家の感情の中で自分の締めている立場をよく覚(さと)る。親の精神状態は直に子供に反応する。とくに親の怒りは子供に大きな衝撃を与えます。

 (安岡 正篤)

 思想家とされますが。政治にも参加した昭和最大の黒幕とも言われる方です。なんとあの終戦の詔書(玉音放送)の草案に対して、加筆し原稿を完成させた人物です。「耐え難きを耐え…」のあの放送です。この名言は決して怒るなということではありません。怒りの対象をきちんと選別しようということです。命に関わること、社会的道義に反することに対して親が怒らなかったら良心も育ちません。逆に、子供の好奇心に対して親が怒るならば、その子は自分の好奇心を追求することに恐れを抱き生きることになります。

ちょっといい話

   叱り方の極意

 阿川佐和子さんの著書「叱られる力」の中で、「叱る覚悟」「叱られる覚悟」という言葉に出合った。叱るには覚悟がいる。叱られた相手の気持ちを考えれば当然である。覚悟のない叱り方は、感情に任せて怒りをぶつけることに他ならない。しかも、それは、快か不快かといった動物的感情であったり、損か得かといった利害感情であったりする。
 阿川さんは、覚悟を持った叱り方の極意として「借りてきた猫」
 「か」 …… 感情的にならない
 「り」 …… 理由を話す
 「て」 …… 手短に
 「き」 …… キャラクター(性格や人格)に触れない
 「た」 …… 他人と比較しない
 「ね」 …… 根に持たない
 「こ」 …… 個別に叱る
を紹介された。
 そして、「叱られる覚悟」として、「本気で嫌っていたら叱らないよ」「叱られるうちが花よ。もうこいつは育てる甲斐がないと思ったら、叱ってくれなくなるんだから」ということを書いていらした。

今日のお話 −10月8日(木)−

しつけの意味に迷った時に読みたい10の名言

◇ 苦しいことをどうやったらする?

 子どもにはあまり「勉強しろ」とは言いませんでした。
 小学校の頃から「冒険しろ」「一緒にキリマンジャロに登ろう」と。
 要するに面白いけど、苦しいことをやらせるわけです。
 これを何回も経験させるんですよ。
 勉強だって苦しくなってくる。
 それを「面白くなるように工夫してみろ」と言っていたら、
 いつのまにか医学博士を取っていて。
 ( 三浦雄一郎)

 ご存知80歳でエレベスト登頂に成功した三浦雄一郎さんです。お子さんが立派な学歴をお持ちなのですが、勉強しろと言ったことはほとんどないそうです。ご自身があのように好奇心旺盛でいきいきしているからこそお子さんもその背中を見て、自分の好奇心に真っ直ぐに伸びたようにも思えます。
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10/21 生徒議会
10/22 1年総合デー 2年自分で作る弁当の日 3年自治活動
10/24 西尾張駅伝大会

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