最新更新日:2024/05/20

3.07(火) 第76回卒業式 式辞

第76回卒業式が終わり、311名の生徒が木曽川中学校を巣立っていきました。新しいステージでの、卒業生のますますの活躍を心から期待しています。卒業式の式辞を紹介します。
寒さ厳しい冬も終わり、校庭の桜のつぼみも、力強くふくらみ始めています。
春の訪れを感じるこの佳き日に、本校を巣立ちゆく三百十一名の皆さん、卒業おめでとうございます。
<中略>
卒業生の皆さん。
皆さんの三年間を振り返ると、コロナウイルス感染症の影響を受け、入学式の翌日から臨時休校となり、通常授業が始まったのは、二か月後の六月でした。保護者の方々も含め、皆が不安を感じる、そんな中学校生活のスタートになりました。
制限の多い生活の中でも、皆さんは、三年間、学習や部活動によく努力し、今日を迎えました。
特にこの一年間、最上級生として、学校行事に、先頭に立って取り組んでくれました。修学旅行や体育祭など、笑顔で常に前向きに取り組む姿が、とても印象に残っています。また、合唱コンクールでは、クラスの気持ちが、一つになった歌声に、心が震えました。
行事だけでなく、部活動や清掃・委員会活動など、日々の生活でも、「木中三年生」として学校を牽引してくれました。皆さんが与えてくれた大きな力は、後輩にしっかりと引き継がれていくでしょう。
 さて、今年の一月に、プロ車いすテニスプレーヤーで、世界ランキング一位の国枝慎吾選手が引退を表明しました。
 国枝選手は、病気のために下半身が麻痺し、闘病の中で車いすテニスを始めたのは、小学六年生からです。日々、厳しい練習を積み重ねた結果、車いすテニスの四大大会で通算五十勝、パラリンピックではアテネ、北京、ロンドン、東京の四大会で、金メダルを獲得しました。
レジェンドと称される、そんな国枝選手の座右の銘は、「オレは最強だ」という言葉です。
思うように試合で勝てなかった時期に、コーチのアドバイスを受け、毎朝鏡に向かって、この言葉を叫んだそうです。また、試合で弱気になりそうな時に、この言葉を思い出せるよう、「俺は最強だ」と書いた白いテープを、ラケットの内側に貼っていたそうです。
日頃の厳しい練習の時も、あまたの強豪選手と戦う時も、より強く自分を信じ、自分を鼓舞することで、二十年近く世界のトップで居続けることができたのだと思います。
卒業生の皆さん。
皆さんのこれからの生活は、AIなどの発達により、予測することさえ難しい、大きな変化が続くことでしょう。
しかし、どのように社会が変化しようとも、何かに挑戦するとき、積み重ねた日々の努力と、「自分を信じること」が、これからの自分を支え、目標に近づく原動力になるはずです。
「Action」
この言葉は、皆さんの学年目標です。校訓にもある実行、活気などの意味をもつ、この言葉は、「自ら考え、行動してほしい」という、三年生の先生方の願いが込められています。
「Action」の言葉通り、木曽川中学校での学びを糧に、この先積み重ねる、日々の努力を忘れず、未来に向けて、主体的に考え、行動する気持ちを大切にしてほしいと思います。
終わりに、第七十六回卒業生の皆さん。皆さんの、健康と活躍を祈り、夢あふれる素晴らしい未来を、築きあげてくれることを願って、式辞といたします。

令和五年三月七日
一宮市立木曽川中学校長
宇 佐 美  徹

12.23(金)2学期を終えて

 2学期の終業式を行いました。大きな事故やけがもなく、2学期を終えることができました。明日からの冬休みも、体調管理や交通安全について十分注意し、過ごしてほしいと思います。本日の修業式では、生徒に次のような話をしました。
 登校日が70日を超える2学期でしたが、今日で終わりになります。一番長い学期である、2学期もあっという間に過ぎてしまったというのが実感だと思います。
 2学期を振り返ると、まだまだコロナウイルスの影響を、大きく受けましたが、全校生徒が参加して、体育祭、合唱コンクールを行うことができました。言い換えれば、全校生徒で、体育祭、合唱コンクールを作り上げることができたということです。木中生の思いが伝わってくる、見ているだけで元気が湧いてくる二つの行事でした。
 また、学校以外に目を向けてみると、ウクライナとロシアの争いや燃料費や食糧費の上昇など、まだまだ心配なニュースや出来事も多くあります。実際に、先日発表された「今年の漢字」に選ばれたのは、「戦」「戦い」という漢字でした。ウクライナとロシアとの争いや円安・物価高との戦いを体感して、多くの応募があったと言われています。
 さて、サッカーワールドカップで、日本選手の活躍が注目されていたころ、12月の初めに、今年の流行語大賞が発表されました。今年の流行語大賞は、「村上様」でした。プロ野球の東京ヤクルトスワローズ、村上宗隆選手の、5打席連続ホームランや最年少3冠王、日本選手最多56本のホームランなど、神がかり的な活躍を表した言葉です。
 この村上選手の言葉に「自分で自分自身に期待している」という言葉があります。「自分で自分自身に期待している」、この言葉から、自分の持つ可能性を信じ、もっとできる、もっとできるはずという村上選手の思いが伝わってくるような気がします。そして何より、自分を励まし、勢いづけるとても前向きな言葉だと思います。こうした前向きな考え方ができるからこそ、流行語大賞にもなる、すばらしい活躍ができたのだと思います。
 2022年も残り一週間になりました。この一週間は、今年一年を振り返り、生活や学習を見直す大切な一週間です。そして、もう一つ、来年に向けての目標を立てる、大切な一週間でもあります。
 目標を立てることで、おのずとやる気や意欲が高まります。村上選手のように、自信をもって、前に前に進んでいく、そんな一年になるよう に、自分なりの目標をしっかりと立て、来年の準備をしてほしいと思います。
 最後になりましたが、1月10日の始業式の日に、全員そろって元気に登校できるよう、明日からの冬休み、交通事故やけが、病気に気を付けて過ごしてください。また、コロナ感染症の対策も忘れずに行って、皆が良い年を迎えられるようにしましょう。

10.16(日)体育祭を終えて

 新型コロナ感染症の拡大が、少し落ち着いてきたこのタイミングで、3年ぶりに全校生徒一斉の体育祭が開催できました。学級対抗や軍団対抗、応援合戦や各学年の表現運動もあり、「ALL STAR〜みんな輝く体育祭〜」のスローガン通りの、とても盛り上がり感動的な体育祭であったと思います。
 1年生は、入学してから半年過ぎ、体も大きくなりました。表現では、きびきびした集団での動きやの一体感のある動きが、とても素晴らしく印象的でした。体だけでなく気持ちも大きく成長していることが伝わってきました。
 2年生の法被をまとったソーラン節は、とても迫力がありました。腰を落とした姿勢での激しい動きであるにもかかわらず、一糸乱れることのない掛け声や演技からは、練習への真剣な取り組みの様子が伝わってきました。さすが2年生だと感じました。
 3年生のボディーパーカションでの表現は、息の合った掛け声で体を打ち鳴らし、圧巻でした。また、ダンスはアップテンポな曲に合わせて複雑な動きも多くありましたが、3年生全員が終始笑顔で踊り切り、参観する人たちの心が躍りだす表現でした。3年生の底力を見せてくれたと思います。
「上級生を見て育つ。下級生を見て育つ。」木曽川中学校らしい、そんな体育祭になったのではないかと感じています。
 最後になりましたが、ご来賓や保護者の皆さまには、例年になく気温の高い中、最後までご観覧いただき感謝申し上げます。また、お子様の頑張った様子を、ご家庭でもぜひ話題にしていただきたいと思います。
 本日はありがとうございました。

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7月22日(金) 有意義な夏休みに

この1学期は、コロナ感染の影響で学級閉鎖を行うなど、保護者の方に心配をおかけしましたが、大きな事件や事故もなく、7月20日(木)に1学期の終業式を迎えることができました。保護者の皆さまのご協力に感謝申し上げます。
終業式では、子どもたちに、この式を「70日間を振り返って自分の状況を知り、次のより高い目標を設定する機会にしてほしい」という話をしました。また、夏休みに向けて次のよう話をしました。
<夏休みを前に、二つ話をしたいと思います。
先日、岸田総理大臣が、参議院議員選挙後のインタビューで、今の日本の状況を「戦後最大級の難局にある」と答えていました。生徒の皆さんは、今の日本がどうして危機的な状況にあるのか、簡単に説明できるでしょうか。
新聞活用で、新聞を日頃から気を付けて読んでいる人も多いので、2月から続くロシアのウクライナ進攻、円安、コロナの影響などの事実から説明できる人も多くいると思います。身の回りが、大きく変化しています。世の中で起こる様々な出来事や変化に、無関心であっては、正しい情報を得て、自分で考え、判断すること、行動することはできません。
夏休み中は、少し時間があります。世の中の様々な出来事や変化に、普段以上に関心をもって、自分なりの意見が持てるように調べ、考えてみてほしいと思います。。
二つ目の話をします。今月の初めに、女性で初めて将棋のプロ棋士になるため、編入試験に挑戦する、里見香菜さんについて、新聞やテレビで取り上げられていました。
将棋についてのことは、先生は詳しくありませんが、里見さんは、女流棋士として女流王座など4つのタイトルを保持する実力がありますが、日本将棋連盟に所属するプロ棋士ではありません。女性でそのプロ棋士になった人は、今までに一人もいないほど、女性がプロ棋士になるのは難しいそうです。
里見さんは、難しい編入試験に挑戦し、プロ棋士を目指します。そして挑戦する理由を、「自分がどこまでやれるかを知りたい」挑戦することを決めたのも、「より後悔しないような選択をした」とインタビューで答えています。
今の自分に満足することなく、さらに難しいことに挑戦し続ける。そんな気持ちが伝わってくる言葉だと思います。
明日から夏休みになります。何か新しいことに挑戦する良い機会でもあります。簡単なことへの挑戦でも十分だと思います。挑戦する何かを決めて、休み中にぜひ取り組んでみてください。大きな成長につながると先生は思います。
夏休みを迎えるにあたり、二つ話をしました。最後に、病気やけが、交通事故、水の事故などに遭うことなく、2学期、全員元気に迎えられる、そんな夏休みにしてください。>
 
コロナ感染症の感染拡大が続いていますが、基本的な対策をしっかりと行い、有意義な夏休みにしてほしいと思います。

5.10(火)集会での話について

 入学式、始業式から1か月が過ぎました。また、今週末には1年生にとっては初めて、2・3年生にとっては新学年で最初の中間テストの範囲発表があります。そこで、9日(月)の放送による集会では、以下の二つの話をしました。
1、「慣れ」について
 新しい生活などに慣れることは、人がもつ大切な適応能力だと思います。周りの環境に違和感がなくなり、リラックスして心が安定します。そのことで、より人との関係が深まったり、もっている能力や力を発揮したりすることができます。「慣れる」ことは、その人の生活の向上につながるのだと思います。
 しかし、慣れることは良いことばかりではありません。慣れること、慣れすぎてしまうことで、今まで注意してきたことや気遣ってきたことが、おろそかになってしまうこともあります。
 1か月過ぎた今が良い機会です。授業や係活動、友人関係など、慣れすぎていないかという視点で見つめ直してほしいと思います。
2、学習について
 中間テストの範囲発表が今週の金曜日にあり、テスト期間に入ります。日頃の学習ももちろんですが、このテスト期間中の学習もとても大切です。
 テスト期間は、今までの学習内容の復習をする大切な機会でもあります。今までうろ覚えだったことやわからなかったことを、はっきりさせることができます。忘れていたことを思い出し、確認することができます。テスト勉強に取り組んだ分だけ、日頃の学習以上に知識や技能が身についていきます。
 テスト勉強と聞くだけで、気が重くなる人が多いと思いますが、見方を少し変えて、自分の力をつける、高める、そんな前向きな気持ちで取り組んでほしいと思います。
 また、心の余裕が生まれるように、早めの取り掛かりが大切です。今週の金曜日の範囲発表を待たず、目標と計画を立てて進めていってください。

4.14(木) 1週間が過ぎました

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 7日の入学式、始業式から1週間が過ぎました。まだまだ新しい環境に慣れない場面もありますが、どの学年も良いスタートを切ることができたと思います。授業に集中して取り組む姿、清掃活動に黙々と取り組む姿には、常に前向きに活動しようとする、木曽川中学校の生徒たち一人一人の力強さを感じます。中学生の時期は、心も体も大きく成長する大切な時期です。始業式でも紹介しましたが、「思考・実行・協力」の思いをもとに、学力だけでなく、人間関係力の育成も大切にしていきたいと思います。
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