3月6日(水)第42回卒業式 式辞

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
令和5年度第42回卒業式 式辞             

 54名卒業生のみなさん。ご卒業あめでとうございます。みなさんの凜とした姿、また先ほど三年間の成長の証である卒業証書を受け取る姿は「さすが卒業生」と思うとともに「中学生活を通して大きく成長したな」と強く感じました。
みなさんと出会ってからの三年間、あっと言う間に時が過ぎました。授業、給食、清掃、放課、部活動など日常の何気ない生活を感謝の気持ちをもって全力で取り組むみなさんをとても誇りに思っていました。
そしていつも大勢の前で話す自分たちの代表や、がんばった仲間への温かい拍手をいつも忘れないみなさん。そんなみなさんの心の温かさと小学校中学校の9年間を共に過ごした仲間との強い絆を強く感じました。

 さて卒業にあたり私から聖路加国際病院の名誉院長で105歳で亡くなるまで現役のお医者様をしてみえた日野原重明先生の言葉をはなむけとして贈りたいと思います。先生は命の尊さを伝える活動をしてこられた方です。日野原先生はこうおしゃっています。
「命とは目に見えないけれど確かに存在するエネルギー体のようなものです。命とは君たちが使える時間の中にある。子供時代はその時間のすべてを自分のために使っている。君たちが大人になったらその時間をほかの人のために、社会のために使わないといけない。君たちが大きくなったら君たちの時間をできるだけ周りの人のために使ってください。」と・・・・
 卒業生の皆さんは様々な取り組みの中で誰かのために力を尽くすことの心地よさを知っている人が多かったように感じます。言い換えると日野原先生がおっしゃるように周りの人ために時間を使っている人が多くいたように感じます。その姿勢は大和南中学校の伝統として後輩へと受け継がれていくことでしょう。人は決して一人では生きていけません。助け助けられ、励まし励まされ、人生という道を進んでいきます。これからも感謝の心をもち、周りの人のために時間を使う優しい人へと成長し豊かな人生を歩んでいってほしいと願っています。大和南中学校の卒業生として、夢の実現に向けて、一日一日を大切に、強い意志と勇気をもって、挑戦し、努力を続けてください。
 終わりになりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。大切なお子様をお預かりして3年間、全職員で全力をつくして教育に取り組んでまいりました。至らぬところも多々あったと思います。保護者の皆様から頂いたご支援ご協力に心から感謝しお礼を申し上げます。まだまだ名残は尽きませんが卒業生の皆さんの将来がより一層光り輝くものとなることを祈念し、式辞といたします。

令和六年三月六日     大和南中学校長 平岩 映子



本日:count up2
昨日:60
総数:512957
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
一宮市立大和南中学校
校 長 平岩 映子
生徒数 164人
学級数8クラス
〒491-0925
愛知県一宮市大和町南高井字蓮原2番地1
TEL:0586-28-8765
FAX:0586-43-1140