最新更新日:2024/04/27
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ようこそ青海中学校のホームページへ。いきいきと活動する生徒の姿を紹介します。

誓いを交わす儀式「誓詞」

本校には、開校以来続いている卒業前の儀式があります。それが「誓詞」書きです。昭和33年度の第1回卒業生より、卒業にあたって誓いの言葉を冊子にずっと記してきています。その言葉は、卒業生の今後の生き方を表すものであったり、決意、意気込みを感じさせたりするものです。本年度、第54回の卒業生となる104名が新たに書き綴っていきます。
この儀式で伝統的に受け継がれているのは、次の2つの約束です。
・あらかじめ用意された冊子に一人一人が順番に小筆を使い、言葉と名前を記していく。
・校長室で学校長の前で記す。
この2つの約束があるからこそ、生徒には緊張感漂う時間となります。1月24日の3年A組男子から始まり、26日まで続きます。全員が書き終わると、通算8,304名の「誓詞」が校長室に揃うことになります。
 本校を卒業された方との話の中で、誓詞書きのことを話題にすることがあります。実際に来校された折には、当時書いた言葉をお見せすることもあります。15歳の時の自分の思いに感慨深いものがあるようです。

3学期始業式 式辞

 明けまして、おめでとうございます。(略)
 さて、今日から3学期が始まりました。3学期は、1年のまとめの学期であるとともに、次年度につながる大事な学期でもあります。とりわけ3年生にとっては、受験を控え、緊張と少し不安を抱えながらの時間となりますが、持てる力を発揮し、精いっぱい頑張ってほしいと思います。受験はみんなが通っていく道です。こうした経験を通して、また一つ成長していくのです。決して逃げることなく、自分に甘えることなく目標に向かって頑張っていってほしいと思います。
 ところで新年に当たり、今年にかける決意を新たにしている人は、多いのではないかと思います。今年の目標を立てたり、計画を立てたりしていることでしょう。三日坊主や計画倒れになることのないようにしたいものです。そのためにも具体的で実現可能な行動目標をたて、実行してみることです。そして、その目標を一つずつクリアしていくこと、言い換えれば、小さな成功体験を積み重ねていくことが、やがて大きな成果や成功を収めることにつながるのです。まずは、小さな一歩、実現可能な一歩をしっかり踏み出すことです。
 男子サッカーの全日本のキャプテンで長谷部誠さんという方がいます。静岡県出身で高校を卒業後、浦和レッズというチームに所属した後、海外のチームに移籍し、現在ドイツで活躍されている方です。先日、彼の書かかれた本を読ませていただきました。お多くの方が読まれている本と伺いました。なぜ多くの方にこの本が読まれるのか、読んでみてよくわかりました。本の題名は「心を整える」サブタイトルが「勝利をたぐり寄せるための56の習慣」とあります。毎日特別なことをしているのではなく、自分がやらなければならないことを、習慣にして毎日確実に実践しているところに彼のすごさと心の強さを感じます。具体的な例として、次のような例を挙げています。
・「整理整頓で心の掃除をしよう。」整理整頓をすることで自分の心をすっきりさせる。
・「マイナスの発言は自分をも後退させる」だから、後ろ向きの発言はしない。
・「遅刻が努力を無駄にする」とにかく時間厳守に心掛ける。
・「外見は自分だけのものではない」周りからみられていることを意識して身だしなみを整える。日本の代表選手として、応援してくれている人たちに恥ずかしくないような外見をつくる。
・「競争は自分の栄養になる」互いに高めあううえで、競争はいい意味で自分とって大切なこと、決して競争から逃げないようにする。
 自分を育てるのは、まさしく自分自身です。やらなければならないことを日課の中にしっかり組み込み、習慣にしていくことでより成長していった例として、大いに参考になりました。自分の生活を見つめ、できない理由を並べる前に、できるようにするための努力をする。皆さんのがんばりに期待し、3学期の式辞とします。

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年間予定
4/4 新任式
4/5 入学始業式
4/6 校外生徒会・2年身体測定
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