最新更新日:2024/04/27
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ようこそ青海中学校のホームページへ。いきいきと活動する生徒の姿を紹介します。

2学期 終業式 式辞

 むし暑さの残る9月の始業式から約4か月、本日2学期の終業式を迎えました。この間、体育祭では、これまでの本校の伝統をしっかり受け継ぎ、立派な応援旗、応援合戦を多くの方に披露することができました。力いっぱいの競技で、クラスの団結力、中学生らしい元気のあふれた姿を見てもらうことができました。クラスで一生懸命取り組んだからこそ得られる感動や満足感の共有、こうした経験をこれからもたくさん皆さんにしてほしいと思います。
 また、先日行われた合唱コンクールにおいても、一人の力は小さいけれど、みんなの声が集まった力いっぱいの合唱は、聞く人に大きな感動を与えたと思います。
 クラスで共に学ぶ人たちが、お互いを支えあい、励まし合うことを通して、高め合い成長していく場として学級があります。日常の生活を通して人間的に成長できる場である学級をこれからも大切にしていってほしいと思います。
 また、いろいろな行事に実行委員として活躍をしてくれた生徒がたくさんいます。貴重な学びの場になったことと思います。さらに、作文・ポスターなどの作品募集に応募し、多くの人が表彰を受けました。とてもうれしく思います。
 一方、全国各地でいじめの問題が話題となりました。本校では、今月に入り、人権について考える機会をもちました。共通の作文を読むことを通して考えたり、その感想を出して、話し合ったりしてもらいました。人権について考えるとても良い機会となりました。「うざい」「きもい」に象徴される言葉のいじめや、悪口、仲間外れなど、相手の人がとても嫌な思いをしているということに気付くこと、知らず知らずにいじめる側になっていることがあることを、日ごろから意識することが大切です。相手を大切にしようとする気持ちが、いじめをなくすことにつながると信じています。
 さて、終業式にあたって、今年もっとも日本人に希望を与えた人の一人である、中山伸弥教授の話をします。
 この方は、テレビなどでもよく出ていましたので、皆さんも知っていると思います。今年ノーベル医学・生理学賞を受賞された大学の先生です。彼はもちろん勉強も一生懸命しましたが、中学高校時代は柔道に明け暮れたスポーツマンです。町工場を経営される父親の後を継ぐべく機械いじりの大好きな少年であったといわれています。しかし、若くしてその父親を病気でなくし、何とか病気の人を治し、役に立つ人間にと医者の道を志したと語っています。そんな中山さんが、医師の卵として患者の前に立ち手術をした時、なかなかうまく手術ができない自分に気づくのです。その時は、とても悔しい思いをしたそうです。しかし、腕のいい医師でも治せない病気があることを知り、治りにくい病の人を助けるべく研究に一生懸命打ち込み、その成果が認められ今回の受賞につながりました。
 彼のすごいところは、難病と呼ばれる治りにくい病気の人に、治るかもしれないという希望を与えたことです。彼の作り出したIPS細胞の研究が一層進み、今後多くの患者の方が救われることを願わずにはいられません。そんなすごい研究をした人にもかかわらず、いつも謙虚で、社会や人のために役立つ取り組みを続けていることに、日本人ばかりでなく、世界の人々が賞賛しています。
 最後に、彼が研究者として、大切にしてきたことを紹介します。それは英語の頭文字のVとWを大切にしてきたそうです。Vとはビジョン、長期的な目標と言い換えてもいいかと思います。Wはワークハード、つまり一生懸命働くということです。このことは、中学生の皆さんにも十分わかっていただけることだと思い紹介しました。ビジョン、ワークハード「目標を立て、一生懸命取り組む」この言葉を皆さんに送り、2学期の終業式の式辞とします。

常滑市小中学校作品展

12月5日〜18日まで、常滑市の図書館一階展示室にて、市内の小中学校の児童生徒の作品展が行われています。
本校からも、3年生のデザイン画や木を使った造形作品、部活動勧誘のポスターや工夫を凝らした絵文字など多様な作品が展示・紹介されています。
 小学生の工夫がされた工作は、見ていて楽しくなるものばかりです。また絵画では、のびのびと描かれた作品が多く、小学生の生き生きとした姿が作品を通して伝わってきます。
 そこにいくと、中学生の造形作品は、表現技法に工夫されもの多く、作品としての力強さと完成度の高さを感じさせるものばかりです。また絵画においては多様な色の組み合わせにより、作品の奥深さを感じさせてくれます。
 いずれにしても、子どもたちの多様な表現がみられ、楽しい時間を過ごすことができました。一生懸命作り上げた作品がたくさん展示されています。よろしければ会場に足を運んでご覧いただければ幸いです。
 話は変わりますが、9月14日〜16日にかけて、常滑市民文化会館で、常滑高校のクリエイティブデザイン科の作品展が行われます。毎年、この時期に開催されています。今年も本校の卒業生の作品を見に出かける予定です。小中学生の作品とはまた一味違う高校生の作品に出会えることを楽しみにしています。

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学級のハーモニーを大切に

今年も合唱コンクールの時期となりました。女子生徒の澄んだ声と男子生徒の太くたくましい低音が重なってつくられるハーモニーは、聴く人の心を豊かにしてくれます。
音楽室から聞こえる歌声、また、朝や授業後各教室から響く歌声に、皆さんの若いエネルギーを感じます。同時に歌声の響く学校に、寒い時期ではありますが、私の心は春のようにさわやかです。
しかし、合唱コンクール当日までの道のりは、決して平坦なものではありません。みんなの心がひとつにならない場面を目にするもたびたびあるからです。そんな中、指揮者、伴奏者、パートリーダーが中心となってまとめようとする姿に共感し、次第にクラスが一つになっていく様子を今年も感じることができています。「ハーモニー」には、「調和」とか「親しむようになる」という意味があります。歌い込んでいく中で生まれるクラスの「調和」こそ、合唱コンクールの中で最も大切にしたいところです。
 合唱コンクール当日、クラスの団結のもとに、美しいハーモニーが会場いっぱいにこだますることを期待しています。

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年間予定
4/4 新任式
4/5 入学始業式
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