最新更新日:2024/05/15
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ようこそ青海中学校のホームページへ。いきいきと活動する生徒の姿を紹介します。

一学期 終業式 式辞

 3,11の東日本大震災のため今なお多くの方々が不自由な生活を強いられています。追い打ちをかけるように原発の事故の問題で周辺の地域の方々は住み慣れた場所に戻ることすらできない状況が続いています。被災された方々のことを思うと本当に心が痛みます。
 そんな中、日本女子サッカーがワールドカップで優勝というニュースがながれ、とても明るい気持ちになりました。ゲームの様子を見ると厳しい試合にも関わらず、決してあきらめずに自分たちのプレイに集中した結果の優勝といえます。暗い話題が多い中、多くの人に勇気と希望を与えてくれました。
 いよいよ、明日から知多地方の大会・コンクールが始まります。よい結果を残すことは大切ですが、何よりも悔いの残らない試合ができることを願っています。また、青海中学校の代表として力一杯戦ってきてほしいと思います。
 さて、今日は1学期を締めくくる日です。区切りをつけるために、1学期を振り返り、次につながる機会にしてほしいと思います。私の気づいたこと、思いを伝え式辞とします。
 1年生の皆さんへ 入学して3か月半が過ぎ、中学校生活のリズムになれてきたところかと思います。小学校の生活との違いに慣れる助走期間は過ぎました。いよいよ自分の力を大きく伸ばす時です。入学式に話した言葉「稚心を去れ」、幼稚な心、甘えた心を取り去り、自分で積極的に取り組もうという気持ちは生まれましたか。予習、復習、提出物しっかりやれていますか。できない理由をつくり言い訳にしていませんか。一度、自分自身を振り返ってみてください。
 2年生の皆さんへ 中学校生活の折り返しにさしかかっています。学校生活に慣れ、充実した日々を過ごしている人がいます。その一方でいい加減になっている人はいませんか。夏の大会が終わると新チームになり、2年生が部活動の中心になります。部活動が楽しくなる時です。一方、学習に手が抜けやすい時でもあります。昔の言葉に「文武両道」という言葉があります。勉強と部活動の両立を図ることが、今後の皆さんに特に期待したいところです。
 3年生の皆さんへ これまでの中学校生活は充実していましたか。充実している人は、時間が流れるのが速く感じるといわれます。最後の夏の大会が終わると、目標を失う人が時々出てきます。頭を切り換えて学習に、また、これまであまり取り組めなかったことに時間を割くことができる時かと思います。学習は、人と比較することではありません。自分でこつこつと積み上げていくものです。そのためにも目標を決め、計画を立て、実行し、反省と改善を図っていくプロセスを大切にしてほしいと思います。また、受験勉強にとどまらず、時に教科書を超え、興味のあることを自分で追究していく楽しさを味わってほしいものです。この夏休みはそれができる時でもあります。
 最後に、ボランティア活動に参加する1〜3年生の皆さん、職場体験学習に参加する2年生の皆さん、高等学校等の体験入学に参加する3年生の皆さん、学校内ではなかなか学べない多様な学びができる場を作っていただいた多くの方々に感謝しつつ、それらが充実した活動になることを期待し、式辞とします。

梅雨明け十日

 7月8日、この地方も梅雨が明けました。例年よりもかなり早い本格的な夏の到来です。「梅雨明け十日」という言葉があります。梅雨が明けて十日余りは、雨が降らず安定した夏空の日が続くことを言うそうです。まさに今週は、そのような状況です。外で活動する部の生徒の顔は、太陽で赤くなっています。日差しの強さとともに蒸し暑い毎日です。部活動については、熱中症のことを気にかけながらの活動となっています。水分補給はもちろんのこと、少しでも調子が悪いと感じた時には、本人が顧問等の教職員に伝えるように指導しています。私は熱中症予防対策専用の計器を持ちながら、生徒の活動の様子をみています。
 1学期も残すところあと数日となりました。学習のまとめとともに、夏休みの生活についての事前指導もすすめられています。7月21日から始まる知多地方の大会に向けて、部活動にも力が入ってきています。3年生にとっては最後の大会です。悔いの残らない大会・コンクールになることを願っています。

矢田区「虫送り」に参加して

 7月2日の土曜日に行われた、矢田区の「虫送り」に参加しました。矢田区長さんよりご案内をいただいたからです。教頭先生にも声をかけて、一緒に参加しました。この行事は、新聞やテレビでも紹介をされていて、とても有名です。一度参加をしてみたいと思っていました。矢田区の住民でない私にとって、学校職員ということで、参加できる機会をいただいたことを光栄に思います。
 ところで、この行事は愛知県の指定無形民俗文化財になっていること、豊作を願い、古来より火に集まる稲の害虫を追い払うために行われてきたこと、県内では同様の取り組みを行っているところが矢田地区を含め2か所しかないことなど、教えていただきました。
 松明(たいまつ)は2〜3メートルもあり、持ってみると結構な重さです。藁に火がつくと火の粉はかかるし、熱いしで見た目より松明を持って歩くことは大変だと実感します。しかし、矢田川沿いの道を一列になって歩く様子は、文化財に指定をされるだけの行事だと感じさせるものがあります。あたりの暗闇に比べ、川沿いにあかあかと燃える松明の列とともに、川に映る揺れる明かりもまた、とても雰囲気のあるものです。
この行事は、矢田区だけでなく、常滑市が誇る文化財です。いつまでも継承され、大切にされていくことを願います。そして、今後、矢田区に住む本校生徒が、この伝統行事の中心的な担い手になっていることを期待しています。

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月間予定
3/8 卒業式
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