最新更新日:2024/04/27
本日:count up44
昨日:241
総数:372519
ようこそ青海中学校のホームページへ。いきいきと活動する生徒の姿を紹介します。

卒業式 式辞

 日差しの中に、春の息吹が感じられる本日、青海中学校の第五十四回の卒業式を挙行するにあたり、常滑市教育委員会委員長 水野福三様はじめ、多数のご来賓の方々のご臨席を賜りこのように盛大に挙行できますこと、まずもってお礼申し上げます。(略)
 保護者の皆様に一言お祝いとお礼を申し上げます。お子様のご卒業 誠におめでとうございます。中学校時代は、心身ともに成長する時期で、時に心が不安定な頃もあったのではないかと思います。皆様の愛情に包まれ、立派に成長された姿をご覧になられ、感慨もひとしおのことと思います。こころからお祝い申し上げます。また、三年間本校にご支援をいただきましたこと、この場をお借りし、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 さて、百四名の卒業生のみなさん 卒業おめでとう。
皆さんの三か年の努力の陰には、ご両親をはじめ、多くの方々の支えや励ましがあったことを忘れないでください。そして支えてくださった方々に対する感謝の心をいつまでももっていてほしいと思います。
 私は、中学校生活の皆さんの頑張りを大いに認めてあげたいと思います。皆さんは、青海中学校の最高学年として、それにふさわしい活躍をいろいろな場面で見せてくれたからです。皆さんの落ち着いた学校生活、真剣な授業態度や部活動の各種大会でみせた粘り強さ、とりわけ、女子バスケット部が知多地方の体育大会で見せてくれた試合に、精神的にたくましくなった姿を見ることができました。サッカー部やテニス部等が、大会の中でみせた集中力、あきらめない心の強さに、その成長の跡を見ることができました。
 また、体育祭で見せたクラスの団結力 応援旗づくりを通しての協力の様子、応援合戦においてリーダーを中心によくまとまった取り組み、こうした活動を通してお互いが力を合わせて取り組むことの意義を感じてくれたものと思います。合唱コンクールで見せた美しいハーモニーも同様です。林間学校でのキャンプファイヤーの盛り上がりも、みんなの心が一つになってつくりのあげたものであり、私の心の中には、皆さんとの楽しい思い出として残っています。さらに、生徒会執行部が企画した震災に対応する取り組みも小学校の協力も得て、意義ある取り組みとなりました。
 一人一人を見ると、まだまだ成長途上ですが、集団として励まし合い、高め合っていく姿は、心あたたまるものを感じました。今後は、一人一人の進路先は分かれますが、青海中学校で学んだという共通の良き思い出を胸に、前をしっかり向いてそれぞれの道を力強く歩んでいってください。
 卒業にあたり皆さんに二つのことをお話しします。
 一つ目は、「学問に近道なし」という言葉です。この言葉が示すように学ぶということは積み上げであり、日々の努力の上にあるということです。従って、学ぶことは時間のかかることです。まさに、学問とは、コツコツと積み上げていくものです。また、学ぶことは、机に向かって行うものばかりではありません。他人から学ぶこと、生活の中の経験から学ぶことがたくさんあります。時に、失敗や恥ずかしい思いをした中から学ぶことが多いものです。こうした学びを栄養にして自分自身を育て、高めていってもらいたいと思います。まさに学びは、生涯続くのです。今後も謙虚に学び続けていってください。
 二つ目に、「一隅を照らす人になれ」ということです。一隅とは、隅のこと、方隅のことを言います。皆さんのもっている人間的な温かさや優しさ、知恵や工夫で、どのような小さいことでもいいので、他人のため、社会のために役立つことをし、必要とされる人間になってほしいということです。皆さんの存在が、周りの人に良い影響を与え、皆さんの行動が周りの人に感謝される存在になることを期待しています。奉仕活動はその一つですし、仕事を通して、社会に役立つことも大きく見るとそうしたことの一つといえます。皆さん一人一人が、それぞれの能力を生かし、社会を照らす光となることを願ってやみません。
 「学問に近道なし」「一隅を照らす人になれ」この二つのことを卒業生の皆さんにお話し、式辞とします。皆さんの今後の活躍に期待します。

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
年間予定
4/4 新任式
4/5 入学始業式
愛知県情報モラル専用サイト「i-モラル」
愛知県常滑市立青海中学校
〒479-0003
住所:愛知県常滑市金山字南平井
13-1
TEL:0569-42-0331
FAX:0569-43-6472