本日、１学期の終業式を迎えました。振り返ると、大変なことが多かったように思いますが、新たな発見や感動もあった１学期とも言えます。
　昨年度末より、新型コロナウイルスの感染が広がり、世界中の誰もが先の見えない不安や焦りをかかえた日々を過ごしてきました。３月より臨時休校となり、前年度の締めくくりや新年度への気持ちの切り替えができないまま令和２年度を迎え、６月よりやっと学校が再開されましたが、まだまだ予断を許さない状況は続いています。
　しかし、そのような大変厳しい状況の中、生徒は、健康と安全に気をつけながら、今できることに精一杯取り組んできました。学校行事や宿泊行事が、中止となったり規模を縮小したりして、残念なことも多くありますが、皆で知恵を出し、工夫をして、学校生活を豊かなものにしようと努力しています。ひたむきに取り組む姿は、とても立派でした。
　授業や部活動などの学校生活では、３つの密にならないように気をつけ、できる活動を見つけ、熱心に取り組んでいます。教職員も、電子黒板を使ったり資料を工夫したり、分かり易い授業になるよう心がけました。まだ全校集会ができない状況の中、ＩＣＴを利用して、朝会や終業式を行っています。知恵を出し、工夫することの大切さを実感します。これからも、皆で知恵を出し合い協力して、どんな難局をも乗り越えていきたいと思います。
　また、１学期は、多くの方からの励ましの言葉や寄附をいただきました。クラウンの大棟耕介さんは、休校中にパフォーマンスとともにメッセージをくださいました。マスクや消毒液、冷風機や大型テレビなど、多くの寄附もいただきました。また、応援団の方には、草刈りなど学校の環境整備をしていただきました。地域の方をはじめ多くの方が、生徒を学校を応援してくだり、感謝の気持ちでいっぱいです。
　さて、明日からは夏休みとなります。今年は、短い夏休みではありますが、コロナ対策・熱中症対策・交通安全等に気を付け、楽しんでもらいたいと思います。
　改めまして、保護者・地域の皆様のご協力ご支援に感謝を申し上げ、１学期の報告とさせていただきます。