最新更新日:2024/04/26 | |
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ちょっといい話 2月6日(月)
心を育てる月刊誌「ニューモラル」
物に宿る「いのち」 日本人は古来、すべての物を「いのちある存在」として尊重する心を受け継いできました。そのことを象徴するのが、針供養のように、役目を果たした道具を供養する習慣です。針供養とは、12月8日または2月8日に縫い針を休ませ、古い針や折れた針を集めて供養する行事です。この日は針を使う仕事を休んで、古い針を豆腐やコンニャクに刺し、神社に納めたりします。他にも、先人たちは古くなった道具を供養するための「筆塚」「包丁塚」なども設けてきました。自分の生活を支えてきてくれた物への感謝の気持ちを忘れることなく、どうしても廃棄せざるをえないときは、その物の「いのち」を惜しみながら供養するということを通じて「物を大切にする態度」を受け継いできたのです。 |
犬山市立楽田小学校
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