５年生は、６年生を送りだす「在校生」の最高学年。卒業式は、在校生代表で列席する予定ですが、そこに向けた準備も進めています。この日は、放課中に「一人一鉢」の花鉢の手入れをしたり、器楽合奏の自主練習をしたりする姿が見られました。年度が変わると６年生。頼もしい横顔が多く見られる、今日このごろです。

　屋内運動場で、「６年生を送る会」の学年練習を行いました。５年生は、ここ数年の５年生と同様、音楽の授業で取り組んだ「ルパン三世のテーマ」を、学年合奏で披露する予定です。学級での合奏とは規模も環境も異なるので、合わせるのが少し大変そうでしたが、少ない練習の中でかなりまとまった音楽を奏でることができました。

体育の時間に男女別で大縄跳びをしました。はじめは、なかなかとべませんでしたが掛け声をかけたり、励まし合ったりしてとぶ回数が少しずつ増えてきました。

　５年生の卒業式の練習が始まりました。この日が初回で、心構えについて学習スペースで話をした後、音楽室へ移動して合唱練習に取り組みました。まだ取りかかり始めたばかりなので、歌声を合わせるので精一杯といったところですが、「卒業おめでとうございます」「今までありがとうございました」「中学校でもがんばってください」など、在校生代表として気持ちを込めた合唱を贈れるように、段階を踏んで練習していきたいと思います。

円周と直径の関係について勉強しました。

　３学期の図工は、この日で最終回でした。一版多色刷りの版画作品を鑑賞し、残り時間に水彩画の彩色の技能向上に向けて、混色の練習をしました。作品鑑賞では、友達の作品のよさを見つけて、鑑賞カードに細かく記入できる子が多く見られました。混色は、ある一色を自分で選び、その色に白と黒を少しずつ混ぜ、同系色の色彩の幅を広げる色づくりに挑戦しました。この機会に得た学びを、来年度の写生会など今後の水彩画の彩色時に生かしてほしいと思います。

　３学期に継続してきた「リズムなわとび」の検定、１組では今年度最後になりました。自己ベストを更新できた子も、できなかった子も、検定としては一区切りですが、「５年生のうちに、○級をクリアする！」などの目標のある子は、放課などに時間を作り、自分自身をさらに高めていってほしいです。

　月に一度の保護者読み聞かせ会。今回も、学級ごとに読み聞かせボランティアの方をお迎えし、読み聞かせてくださる本の世界を楽しみました。

　２月の下旬に入ろうとする中、家庭科のエプロンづくりも「完成したよ。」という子が見られ始めました。来週には、ほぼ全員が仕上がる予定です。

　この日は、月に一度の移動図書館「ほたる号」来校日。学級ごとに、学級分館の本を４０冊借り換えました。次回の移動図書館来校日は、３月１９日で卒業式当日。この日は学級間の移動になるので、今回が、実質的な本のセレクト最終回でした。５年生の子どもたちは、来月に他のクラスへローテーションされることや、その次に来年度の５年生へ引き継がれることを考え、本を選んで職員の方に貸し出し手続きをしていただいていました。

　体育の「サッカー」で、男女混成の４〜５人班のミニゲームを行いました。ボールに関わろうとする余り、ボールの周りに群がる傾向はありますが、意欲的に活動しています。次回は、男女別でチームを組み、もう少し広いコートでゲームをしようと思います。

　図工で制作していた版画が、ほぼ仕上がりました。完成した子の作品は、鑑賞しやすいように学習スペースで掲示しています。５年生での一年間で、印象に残った場面を、一版多色刷りで表現しました。「野外教育活動」「運動会」「器楽合奏」など、思い思いの場面を作品に表しています。

　この日の５時限目に、来年度前期の児童会役員選挙の立会演説会と投票を行いました。５年生は、来年度は新６年生。今回は会長に２名、副会長と書記には１名ずつが立候補しました。立候補した子どもたちは、推薦してくれた友達と一緒に、前日まで放課中の選挙活動をがんばり、この日は３年生から５年生までの三学年の有権者の子たちが集まる屋内運動場で、立会演説に臨みました。「学校のみんなの役に立ちたい。」「学校を、さらに良くしていきたい。」といった意欲が、言葉の端々からもよく伝わる演説ができた子が多く、教室へ戻ってからの投票では、「この子も良かったし、この子もいいんだよなぁ・・・。」と悩みながら一票を投じる子どもの様子も見られました。開票は明日、結果発表は明後日の予定です。

　道徳では、教科書にある「アンパンマンのマーチ」の歌詞から自分の心に響いた言葉に印をつけ、友達と意見交流をしました。時間の都合で、今回は意見交流までで区切りとしましたが、次回、この歌詞に勇気づけられた東日本大震災の被災者の思いに迫り、学びを深めたいと思います。

エプロンづくりも順調に進んでいます。わからないところは、友だちに教えてもらったり、先生に教えてもらったりしました。

情報化社会の問題点を話し合いました。

　家庭科で、ミシンを使ったエプロンづくりを進めています。１組の家庭科は、学校公開や祝日などが重なり、かなり久しぶりの活動でした。「しつけ縫い」と「ミシン縫い」の工程を進めています。子どもたちは、「しつけの場所が、ミシンで縫うところと重なりそう・・・」「ミシンで、下糸が、なかなかつれない・・・。」などと言いながら、２〜３人で組になって作業を進めました。ミシンの扱いに少し慣れた子からは、「先生、縫うところは一通り終わったよ。」という報告も聞かれ始めました。効率よく作業を進め、皆で仕上げに向かっていきたいです。

　大和中学校のブラスバンド部と合唱部の１・２年生が、本校を訪問し、屋内運動場で出前演奏会を開催してくれました。５年生のみんなも、自分のきょうだいや近所のお兄さんお姉さんなど、見知った顔をメンバーに認め、時には真剣に、またある時には楽し気に、演奏会を楽しみました。

ルパン３世の曲をみんなでリコーダーで演奏しました。

版画の色刷りをしました。これで５年生は全クラス作品が完成しました。