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小さな学校の大きな挑戦!小さな学校の大きな挑戦!小さな学校の大きな挑戦!小さな学校の大きな挑戦!小さな学校の大きな挑戦!小さな学校の大きな挑戦!小さな学校の大きな挑戦!小さな学校の大きな挑戦!

3月19日(火)卒業生へ「心を燃やせ」

 あたたかな陽気の中、卒業式が行われました。卒業式は多くの方の感動と涙を誘いました。式辞では次のような話をしました。
 
 みなさんは、「心を燃やせ。」というセリフを聞いたことがありますか。これは、2020年に上映された、「劇場版 鬼滅の刃、無限列車編」の中で、煉獄杏寿郎という剣士が、人を襲う鬼と戦い、致命傷を負いながら、同行していた主人公の竈門炭治郎たちに向けて遺した最期の激励の言葉です。2020年と言えば、新型コロナウイルスの猛威によりマスク生活を強いられた年です。その中で、鬼滅の刃は、一大ブームとなりました。これは、コロナ禍の中で、不安におびえる私たちの心が関係していたのかもしれません。物語の中で、煉獄さんは自分が盾になり、人々を必ず守るという強い意志と覚悟をもち、恐ろしい鬼と戦います。しかし、人々を守りながら鬼と戦う煉獄さんは苦戦を強いられ、最後に死を覚悟します。そして、これからの未来を託す若者たちを呼び寄せ、彼らに静かに語りかけるのです。
「胸を張って生きろ。己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと、心を燃やせ。歯を喰いしばって前を向け。」
 みなさんが歩んでゆくこの先の未来は、AIの発展により、様々な仕事が機械に置き代わっていくなど、これまで通りの世の中ではないと言われています。しかし、どんな時代が待っていようと、みなさんがこれから選ぶ道を悔いのないよう、心に炎を燃やしながら生きていってほしいと思います。
 それから、命を大切にしてください。みなさん一人一人の命は、保護者の方にとっては自分の命以上に大切な命です。しかし、残念ながら、今この時も、世界では、その大切な命が自然の力や、人の手によって奪われるような悲しい出来事が起こっています。この悲しい出来事は遠く離れた地でのことですが、みなさんは、同じ時代を生きるものとして、そして、これからの未来を築くものとして、決して目を背けず、この時代に自分がどう生きていくのかを考え、命を大切に生きてほしいと思います。
 名残は尽きませんが、卒業生のみなさんの輝ける未来に幸多からんことをお祈りし、私から最後の言葉を伝え、式辞の結びといたします。
 
「心を燃やせ。
 自分を信じ、胸を張って生きろ。
 これから先、
 自分の弱さや不甲斐なさに
 どれだけ打ちのめされようと、
 かけがえのない命に炎を燃やせ。
 もっともっと成長しろ。
 未来を切り拓け。
 私は信じる。君たちを信じる。」

令和6年3月19日
   一宮市立赤見小学校長  高島 哲宏
(抜粋)
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