最新更新日:2024/04/25
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「CHANGE(チェンジ)をCHANCE(チャンス)にCHALLENGE(チャレンジ)しよう」を合言葉に1年間がんばりましょう。

卒業式 式辞 3/19

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校庭の桜のつぼみがふくらみ、通学路ではつくしをみかけ、春の訪れを感じる季節となりました。このよき日に卒業を迎えられた四十九名の卒業生の皆さん、誠におめでとうございます。今回は五年生が在校生の代表として四年ぶりに参列し、卒業を共に祝うことができるようになりました。

みなさんが二年生の終わりごろからコロナ禍に見舞われ、生活しづらい日々が続きました。しかし、それにめげず元気に明るく学校生活を送ってくれたこと、本当に嬉しく思っています。皆さんのことをふり返ると「好奇心旺盛で積極的」という姿が、真っ先に浮かんできます。修学旅行中での座禅体験では、お坊さんが「警策(きょうさく・手に持たれている棒)で叩かれたい人」と呼びかけると、大変多くの子が手を挙げて希望し、体験できたことに感心しました。これからも、物事に対して好奇心を持って積極的に取り組むことで、自分自身の幅を広げながら前に前にと進んでいけることでしょう。

 次に思い出されることは「人と関わることが大好き」という子が多いという点です。友だちと楽しく外遊びをしたり笑顔で話したりするのはもちろんのこと、困っている子に声をかけたり、友だちを心配して先生に相談してくれたりということもありました。本当に人のことが大好きで、誰かと関わっていたいという気持ちがみなさんの姿から伝わってきました。しかし、相手への思いが強すぎたからでしょうか。友だちへの言葉が強くなってしまい、辛い思いをさせてしまうという場面も、時にありました。

人に対して不満を感じる時、「なんであの子はああなのだろう。自分だったら普通こうするのに。」と思ってしまうことはありませんか。人によってさまざまな「普通」があり、自分の普通と相手の普通はちがいます。自分の考えだけでなく、相手の子の気持ちや考えに少し寄り添うことで、人間関係は変わっていきます。

 人は何歳になってもいつからでも、自分を変えて心を成長させることができるのです。自分だけでなくまわりの人たちも大切にしながら、伸びやかに育ってほしいと心より願っております。六年間の小学校生活は今、終わりを迎えようとしています。私は、みなさんの入学と同時にこの西成東小学校に来ることができました。途中から転校してきた子たちとも、もう何年もいっしょに過ごしました。今日こうして、大きく成長されたみなさんに卒業証書を渡せたこと、本当に嬉しく思っています。四月から笑顔で中学校生活を送られることに期待しています。

終わりになりましたが、保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。コロナ禍での制限がある生活を乗り越え、今日こうして卒業を迎えられたお子様の姿を見られ、感慨もひとしおのことと存じます。四月からはいよいよ中学校生活が始まります。時には心悩まされることもあろうかとは思いますが、お子さんにとって最後の支えとなるのは保護者の皆様です。これまで以上にお子様の可能性と素直な心を信じられ、ともに歩まれてください。それでは、卒業生の皆さんの前途に幸多からんことをお祈りし、式辞といたします。
一宮市立西成東小学校
校長 竹元 巨
〒491-0003
愛知県一宮市春明字中切1
TEL:0586-28-8727
FAX:0586-76-1126
E-mail:nisihi-e@city.ichinomiya.aichi.jp
学校行事
4/29 昭和の日
4/30 交通事故ゼロの日  B日課4時間授業 家庭訪問  交通安全教室(1・3年)
5/1 B日課4時間 家庭訪問 尿検査
5/2 B日課4時間 家庭訪問 見守り隊発会式(8:30)
5/3 祝日 憲法記念日
5/4 祝日 みどりの日
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