島畑のお話 (丹陽小ミニ講座8)
学校の北側には,水田の中に島のように土が盛られて畑になっている様子が見られます。この風景のことを「島畑」といいます。かつては日本の各地で見られたもので,水田を作るときに掘った土を積み上げて畑に利用されました。そこに,綿花や桑やイチジクやサツマイモなどの作物を植えられたそうです。しかし今では土地の転用により,島畑は急速に失われつつあり,ある程度の規模を保っているのが,ここ一宮市丹陽町周辺と京都府城陽市だけなのだそうです。丹陽町にあるものも雑木が茂ったりして,畑として使われていないものもあります。
二宮金次郎の石像は?(丹陽小ミニ講座6)
二宮金次郎(尊徳)の像は,かつては多くの学校に建てられていました。しかし,今では残っている学校は少なくなり,市内では22校の小中学校に残っているそうです。本校には,写真のように遊園地に建てられていて,児童の姿を見守っています。(上中写真)
この像は,本校では昭和13年に建てられ除幕式が行われました。(下写真) 30年前に学校が移転した時に,石像も一緒に今の場所に移されました。 校歌のお話 「木曽の高嶺」とは?(丹陽小ミニ講座5)
♪雨土の恵み豊かに・・・♪で始まる丹陽小学校の校歌は,昭和43年にできました。今から48年前にあたり,丹陽小学校の歴史の中では新しいできごとです。作詞は井澤 純さん,作曲は眞篠 将さんという方によるものです。お二人とも当時の文部省教科調査官だったそうです。歌詞の中には,「青木川」「三ツ井の里」など丹陽の地名や,学校からが眺められる「伊吹の山」「木曽の高嶺」という名称も出てきます。「木曽の高嶺」で連想するのは御嶽山のことで,寒い今の時期には空気が澄んでいることもあり,雪をかぶったその姿を校舎の窓からとてもきれいに見ることができます。
クロガネモチの木(丹陽小ミニ講座4)
丹陽小学校の遊園地の西側に「クロガネモチ」の木があることを知っていますか。
クロガネモチの木がどんな木か知らない人も,上の写真を見ればきっとわかるはずです。この木は,1983年2月に新築移転記念として植樹されたものです。真ん中写真は,その様子です。植樹された時は,子どもの腕の太さと同じくらいの幹でしたが,30年後の今では,太い所で直径50cmくらいになっています。また,当時の写真の背景には,建物が何もありません。30年という年月を感じます。下写真は植樹記念の石碑です。また,クロガネモチの木は全部で5本植樹されました。校庭のどこにあるか探してみるといいですね。 「クロガネモチ」という木は当時一宮市の木でした。しかし,平成18年に市が合併した時に,市の木は「ハナミズキ」に変わりました。 |
最新更新日:2024/05/17
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