７月下旬に広島の研修視察に行った生徒が、

　校長室に報告に来てくれました。

　戦争の悲惨さ以上に、原爆によって多くの命が

　失われたことへの憤りを訴えた生徒たちでした。

　直接、被爆者の話が聞けたことにより、戦争が過去の遠い

　出来事ではなく、今なお続く痛みを伴っているものであると

　感じられたようです。

　西竜祭では、全校生徒の前で、報告してもらう予定です。

　

　

　

　74日間の１学期が終わりました。　　

　終業式のようすや　全校合唱の「海のこえ」の歌声が　

　本日　７月２４日　１８：１０から　ＮＨＫ「たっぷり静岡」で

　放送されます。　　

　子供たちの本気の歌声を　聞いていただけたら幸いです。

　今日のワックス清掃では、力に自信のある生徒たちが、

　校長室の清掃に力を発揮してくれました。

　おかげで、床が見違えるくらいきれいになりました。

　

　サッカー部の３年生が、中体連の結果を報告に

　来てくれました。

　思い描いたとおりの結果は手に入らなかったものの、

　この仲間と過ごした日々はかけがえのないものに

　違いありません。

　次なる目標を得たことが、このいい笑顔になったのだと

　思います。

　試合の様子は、明日以降にアップします。

　

　

　今日から、昼休みの時間に、中体連に向けての決意等を

　部長に話してもらう時間を設けました。

　初日は、野球部、男女ソフトテニス部の

　部長から話を聞きました。

　県大会でベスト８に入りたい等、具体的な目標が

　語られました。

　授業者からの授業の振り返りに続き、道徳推進教師から、

　これからの道徳の進め方について話を聞きました。

　職員室内で、教員たちが、道徳の授業について

　語り合うそのことが貴重な学び合いだったと思います。

　今週の道徳も楽しみです。

　真剣に話し合う生徒の姿から、目が離せなくなりました。

　１５歳の彼らが、命について、家族について、こんなにも

　まっすぐな考えを持っていることを知り、胸が熱くなりました。

　以下は、「振り返りプリント」に書かれていた生徒の感想の

　一部です。


　・私は、赤ちゃんポストに反対です。そもそも、しっかり子どもが
　　自立するまで育てる親じゃないと、子どもがかわいそう。
　　「お金がないから」「未成年だから」と自分の状況を理解し、
　　子どもを授かってほしい。子どもが成長し、「血、つながって
　　ないの？」と悲しむ姿を見たくない。ポストを作れば、甘える人
　　だって増えるし、楽する人が多くなる。ポストに預ける時点で、
　　赤ちゃんを捨てるように心を捨ててるのといっしょ。
　　命はあっても、心は育たない。

　・赤ちゃんポストに預けられた子どもは、大きくなってから、今まで
　　育ててくれた親が、本当の親じゃないと知ったら、つらいと思うけ
　　ど、この制度がなかったら、子どもを捨てる人も多くなるんじゃ
　　ないかと思うし、それに、子どもがほしくても、子どもを産めない
　　人もいると思うので、捨てるんだったら、そういう人たちに育てて
　　もらった方が、いいと思う。

　・私は賛成です。子どもを預ける理由に金銭的な面で仕方ない人とかも
　　いるかもしれないけど、ほとんどが、自分の都合で預けていると
　　思うから、もし、赤ちゃんポストがなかったら、もっと捨てられて
　　しまうと思うし、育てられたとしても、虐待とかで、結局心にキズ
　　が残ってしまうと思うから、それだったら、赤ちゃんポストがあっ
　　た方が良いと思った。