第1ステージ キーワードは『仲間づくり』

8/24(月) 全校放送集会(夏休み明け)

昨日で16日間の夏休みが終わりました。今のところ大きな事故などの報告はありません。皆さんが元気に登校できたことを嬉しく思います。
それは、生徒一人一人が、感染症対策を含め、夏休みを安全なものにしようと心掛けたからだと思います。先週、駅伝の練習後の生徒に声を掛けて、「夏休みはどうでしたか」と聞いたら、「学校が待ち遠しいです。」とさわやかに答えてくれました。ひとまわり体の成長が見てわかりましたが、精神的な成長も感じました。私の推測ですが、猛暑の中、早朝の練習に耐えられるよう、体調管理に気を配り、睡眠や食事をしっかりとっていたと思いますし、時間の使い方もけじめがあったと思います。加えて、学校が始まることへの準備も整えていたように思いました。
私は夏休み前日、「楽は苦の種、苦は楽の種」の言葉を紹介しました。実はこの言葉はかつて私が受けた言葉でした。振り返ると、努力したことは努力したなりに、怠けたことは怠けたなりに、どちらも確かな結果となりました。良い結果も悪い結果も自分で受け止めるしかありませんでした。
皆さんはどうでしたか。夏休みが例年より短くとも、努力してきたことは目標に近づいているはずですし、思うようにできなかったことについては、ここでリセットし、自分の中で目標とすべきことを確認する必要があります。
 さて、6/1の学校再開時に感染症対策の生活マニュアルを示しましたが、ここで見直しを行います。それは、一人一人が気を付ければ、感染のリスクを低く抑えながら、学校生活の中でできることを増やすためです。例えば、登校したときに昇降口に先生がいて密にならないような声かけや、その場での体温を測ってきたことの確認はしません。生徒自身で考えて、他の人との距離をとり、検温を忘れていたら保健室に行きます。また、一定のルールの下、昼休みの体育館開放や図書室の開放を行います。このほか、熱中症対策も考えて、マスクの装着は自分で判断します。詳しいことは、担任の先生から、説明がありますが、大切なことは1人1人が行動に責任を持つということは変わりません。先生からの声掛けや注意がなくても、気を付けるべきことを行うということ。もし、気付いていない友達がいたら声を掛けて、それに対して「ありがとう」と言えるような関係を作っていきましょう。
今は第2ステージ「感動と熱中のステージ」です。いよいよ西竜祭への取組や、運動部は新チームでの活動が本格的に始まります。皆さんの活躍が楽しみです。リーダーとなって皆をまとめる人も、リーダーに協力して力を発揮する人もいます。多くの人たちのそれぞれの思いが交錯し、時にはすれ違うこともあると思いますが、そんな時こそ対話を大切にし、目標に向かって自分のできることに汗する人を互いに認め合う関係を築いていきましょう。
 最後に、この言葉を紹介します。
「徳は孤ならず」…徳は道徳の徳です。孤は孤立の孤です。
言葉には続きがあって、「徳は孤ならず、必ず隣あり」です。
その解釈は「徳のある人はけっして孤立しない。必ず理解し協力する人が出てくるものである。」というものですが、私は次のように理解しています。正しい考えと思いやりを持って行動すれば、必ず仲間ができる、一人ぼっちにならないと。私たちは1人ではありません。仲間が自分を支えてくれます。この秋、生徒一人一人にとって、また、西中学校にとっても実り多きものになるようにしていきましょう。

手洗いの徹底・3密回避
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学校行事
8/25 お弁当の日
8/26 お弁当の日
8/27 専門委員会
お弁当の日
8/28 給食再開、3年歯科検診、PTA常任委員会(6月同様代表者のみ)
8/29 西中サポーターズクラブ石脇G草刈り予定
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