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第4回若手教員研修会(中学校道徳)

 小学校研究会の翌日、9月27日(水)には、福岡中学校 藤長成美教諭が公開授業を行い、4・5年次中学校教員を中心に23名が参加しました。

 主題名は」「生命の尊さ」、教材名は「三つのいのちについて考える」です。
 前時までに学習した2つの教材「奇跡の1週間」「妹に」をもとに、いのちの「有限性」「連続性」「偶然性」について考えることで、生命の尊さを深く理解し、かけがえのない生命を大切にしていこうとする態度を育てることがねらいです。

 読み物教材ではない資料からどう発言を引き出し、互いの思いを交流させるかなど、難しいテーマに挑戦した授業実践でした。前時までの入念な準備、ペアなど少人数での意見交換、適切な教師の語りかけや切り返しの発問などの工夫により、生徒は自分の思いを切々と語っていました。生命という大きなテーマにクラス全体で向き合い、互いに高め合っている姿が印象に残りました。

 協議会では、前日同様にそれぞれが課題を持ち寄り、「テーマから話し合いを深める手立て」等について活発に意見交換を行いました。

 指導助言者の五位中学校 宮森 学教頭先生からは、動機付けにつながる導入の工夫、道徳的価値を多面的多角的に分析する手立て、評価の在り方など、道徳の授業を行う上で大切なことを教えていただきました。

 道徳が教科となり、小学校は5年目、中学校は4年目を迎えています。教師と児童生徒が共に生き方を考える道徳の時間がより充実したものとなるよう、指導力の向上に努めてほしいと思います。
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第4回若手教員研修会(小学校道徳)

 9月26日(火)5年次教員を代表し、五位小学校 杉高正紀教諭が道徳の公開授業を行いました。研究会には、4・5年次の教員65名が参加しました。

 主題名は「親切、思いやり」、教材名は「ちゃんとやれよ、健太」です。
 主人公の「僕」はサッカーの試合でミスをした、仲のよい友だち「健太」を励まそうとメールを送ります。そのメールは、僕の意に反して健太の心を傷つけてしまいました。僕と健太の両方の思いを考えながら、相手の立場を考えた言動の大切さについて話し合いました。

 授業では、視覚に訴える「カラーカード」の活用や板書の工夫に加え、どんなメールを送ればよかったのか、実際にメール文を作成する表現活動を取り入れるなど、心情に迫るための手立てが工夫されていました。また、意見を交流する場面では、学習専用端末を活用するなど、参観者にとっても今後の参考となる実践となりました。

 協議会では、それぞれが持ち寄った資料をもとに、自分だったらどのように授業を組み立てるかなど、熱心な話し合いが行われました。
 結びには、指導助言者の西条小学校教頭 角 恵美先生から、ご自身の豊かな経験を踏まえながら、よりよい道徳の授業を作り上げるポイントなどを熱心に教えていただきました。
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