給食クイズ2(7/11)
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今日は,セレクトおかずの日です。パンにはさんで食べてくださいね。 給食のパンは,どのような材料で作られるのかというと,主な材料は,強力粉,塩,ショートニング,脱脂粉乳,パン酵母と,もう一つ調味料が入っています。 さて次のうちどの調味料が入っているでしょうか? 1.砂糖 2.しょうゆ 3.みりん 給食クイズ(7/10)にぎす(7/9)
今日の給食ででている魚は,「にぎす」という魚です。にぎすは,日本海側でとれる魚です。水深100〜400メートルほどの海底に住み,キスという魚と同じようなかたちですが,目が大きいため『めぎす』ともよばれています。
味付けは酢を使っています。酢は,食欲を増進し,疲労を回復させる効果もあります。 よくかんで残さず食べてくださいね。 文責:栄養士 六間口 夏野菜の卵とじ(7/8)
今日は,「夏野菜の卵とじ」が出ています。使われているお肉は,「牛肉」です。牛肉は,食品からしかとれない必須アミノ酸を豊富に,バランス良く含んでいる食品です。牛肉は,鉄も多く含まれています。鉄は,体中に酸素を送るために重要な栄養素です。鉄は吸収されにくい栄養素ですが,牛肉に含まれている鉄は体に吸収されやすくなっています。今日は野菜と一緒に残さず食べてくださいね。
文責:栄養士 六間口 枝豆(7/5)
今日のごはんには,枝豆が入っています。みなさんがおうちで枝豆を食べるときは,お皿いっぱいに枝豆を盛り付けて食卓にならんでいるのではないでしょうか?新潟県では当たり前の光景ですが,他県では,こんなに食べないようです。食べ過ぎると消化に良くないのですが,夏に旬をむかえるおいしいやさいなのでぜひおうちでも味わってくださいね。枝豆は大豆になる前の未熟な豆なので豆類だと思いがちですが,野菜の仲間になります。大豆には含まれていない栄養もあるので残さず食べてくださいね。
文責:栄養士 六間口 にら(7/4)
マーボー豆腐には,「にら」が入っています。夏バテせずにスタミナをつけたい今の時期にとってはかかせない野菜です。
にらは,ビタミンB1の吸収率を高めるので豚肉などと一緒に食べることで効果を発揮します。ビタミンB1があると,体の中で糖質をスムーズにエネルギーにかえてくれます。マーボー豆腐は,にらと豚肉が使われているのでご飯と一緒に食べるといいですね。今日も良くかんでいただきましょう。 文責:栄養士 六間口 大豆(7/3)
今日の給食には,大豆が使われています。給食には毎日のように大豆が登場しますね。これほど大豆が使われるのは,大豆は栄養価が高く,植物性たんぱくしつも豊富だからです。骨を強くする「イソフラボン」や,便秘を防ぐ「サポニン」,脳を活性化する「レシチン」などが含まれています。成長期のみなさんにはかかせない食材です。今日も良くかんでいただきましょう。
文責:栄養士 六間口 にくじゃが(7/2)
にくじゃがには,豚肉が入っています。豚肉に豊富にふくまれるビタミンB1は,わたしたちが思っている以上に体内で多く消費されています。ビタミンB1は,糖質を体の中でエネルギーとして使うときに大活躍する栄養素です。特に脳は,ぶどう糖のみをエネルギー源にしているので,多くのビタミンB1が必要です。また,甘いもが好きな人やよく運動する人もビタミンB1が必要になります。疲労回復に,ビタミンB1はかかせない栄養素です。夏バテを防ぐためにも残さず食べましょう。
文責:栄養士 六間口 7月の給食目標(7/1)
今日から7月ですね。7月の給食の目標は,
「望ましい食事とおやつのとり方を知ろう」と,「衛生に気をつけた食事をしよう」です。夏は,食欲が落ちて何も食べたくないという人もいるかもしれませんが,しっかり食べないと夏バテになってしまいます。暑い夏こそ,しっかり食べて栄養補給して暑い夏をのりきりましょう! きょうは,アップルシャーベットがでていますね。 「一日一個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあるように,りんごにはさまざまな効能があります。りんごは,腸の働きをととのえたり,脂質の吸収をおさえて生活習慣病を予防したりする働きがあります。 文責:栄養士 六間口 チャプチェ(6/28)
「チヤプチェ」は,韓国の料理です。17世紀初期の朝鮮王国時代に誕生した料理で,当時の王様「光海君」が王宮で宴会を開いたときに,家臣の一人がこの料理を考え,王様に献上しました。王様はあまりのおいしさに感激し,料理を献上した家臣に財務長官の地位を与えたのだそうです。
この頃作られたチヤプチェは,野菜ときのこ,たけのこくらいしか入っていませんでしたが,中華料理の影響を受け,だんだんと変化していって,今日のような春雨を使った料理になりました。 また,本場の韓国では,日本でよく食べられている緑豆のでんぷんからできた春雨とは違い,さつまいものでんぷんを使って作る太い春雨を使っています。 文責:栄養士 阿部 綾 メロンパンという名前の由来(6/27)
「メロンパン」という名前は,どこからつけられたのでしょうか。
いくつかの説があります。表面のビスケット生地が網目もようで,マスクメロンに似ているから,というものや,「メレンゲパン」がなまってメロンパンとなった,生地にメロンの香りがつけられていたから,などの説がありますが,どれが正解かはわかっていません。とりあえず最初から,メロンパンにはメロンは使われていなかったことは確かです。 大正時代ころに,日本で最初に作られたメロンパンは,今のように丸い形ではなく,洋食店でチキンライスなどの形をつくる細長いアーモンド型の型抜きを使って作られていました。これが当時メロンとして売られていた「まくわうり」の形に似ていたため,メロンパンになったのではないか,といわれています。 今のように丸い形になったのはもっと後からです。外国からマスクメロンが輸入されるようになると,まくわうりはしだいに姿を消していきました。 一般的にメロンといえば,マスクメロンの丸い形になったので,メロンパンも丸いほうがイメージに合うようになり,パンも丸く作るようになったのでは?ということです。 この頃,メロンパンとは別に,太陽をイメージして作られた「サンライズ」と呼ばれていた丸いパンがありました。この「サンライズ」がメロンパンとよく似ていたため,だんだんと混ざって丸いサンライズをメロンパンと呼ぶようになったという説もあります。今でも関西や四国の一部では「サンライズ」と呼ばれる丸いパンがあるそうですよ。 文責:栄養士 阿部 綾 切り干し大根(6/26)
切り干し大根は,秋の終わりから冬にかけて,収穫しただいこんを細く切り,太陽の下で自然乾燥させて作ったもので,冬,野菜が少ないときのために,と考えられた保存食です。太陽の光をしっかり浴びていますので,生のだいこんより甘みが増しています。
現在では九州の宮崎県でたくさん作られています。宮崎県では細長く切っただいこんを干して作りますが,他の地方で作られているものには,輪切りにしたり,縦に切ったりしたものもあります。 日光に当てて干すことにより,生のだいこんよりも,カルシウム,鉄,ビタミンB1,ビタミンB2などの栄養が増えています。また,食物せんいもたくさんとれるので,「健康食品」として見直されています。 文責:栄養士 阿部 綾 身近にあるカルシウム(6/25)
みなさんは「カルシウム」という栄養を知っていますか?また,それを見たことはありますか?じつは,カルシウムでできたものは,みなさんのまわりにたくさんあって,みたこともあるはずなんですよ。
ここでクイズです。次のうち,カルシウムでできていないのはどれでしょう。 1 貝殻 2 チョーク 3 人や動物の骨や歯 4 ダイヤモンド 5 グランドに線を引く石灰 キムタクごはん?!(6/24)
今日のご飯は「キムタクごはん」といいます。有名な国民的アイドルと同じ名前ですね。どうしてこんな名前がついたのか・・・は入っている具を見ればすぐにわかりますね。「キム」チと「たく」あんが使われているからです。
じつはこのご飯は,新潟県の隣の県,長野県塩尻地区で大人気の給食メニューです。みんなが漬物をおいしく食べられるように考えられたご飯なのだそうです。 キムチやたくあんなどの漬物に使われている野菜は,漬けることでかさが減り,生の野菜よりたくさんの食物せんいをとることができます。食物繊維は,腸のそうじをしてくれる大切な栄養素です。また,漬物に含まれる乳酸菌も,腸の働きを高めて,消化吸収をよくしてくれます。さらに漬物には,骨を作るカルシウムもたくさん入っています。 ちょっと塩分が高いところが問題ですが,食べ過ぎなければ,漬物は体によい食べ物なのです。独特のにおいや,すっぱい味が苦手な人もいるかもしれませんが,漬物はご飯といっしょに食べると,とてもおいしく,ご飯がたくさん食べられますよ。 文責:栄養士 阿部 綾 ビタミンCと一緒に鉄分を取ろう!(6/21)
人間の体でも「鉄」が必要なことを知っていますか?もちろん,鉄をそのまま食べるわけではありませんが,成長期のみなさんにとって,食品に含まれる鉄は大切な栄養素なのです。
私たちは,体が大きくなるのに合わせて,体の中の血液の量も増えていきます。鉄は,血の中の成分,赤血球の材料に使われるため,血液の量が増えると,必要になる鉄の量も多くなります。また,激しい運動をするとたくさんの鉄が使われてしまいます。食べ物からとる鉄は,体に吸収されにくいため,意識してとらなければ足りなくなってしまうのです。 鉄を多く含む食品には,レバーや赤身の肉,魚,ひじき,大豆などがありますが,植物からとるより,動物性の食品に含まれる鉄のほうが吸収されやすいといわれています。また,吸収しにくい鉄ですが,野菜やくだものにたくさん入っているビタミンCといっしょに食べると吸収率が高くなるので,ふだんの食事でも野菜やくだものを積極的に取り入れたいですね。 文責:栄養士 阿部 綾 マーラーカオ(6/20)
今日のデザートは「マーラーカオ」といいます。変わった名前ですね。
マーラーとは,「マレーシア風の〜」という意味です。カオは「蒸しケーキ」のようなお菓子という意味ですので,あわせると「マレーシア風の蒸しケーキ」ということになります。でも,マーラーカオはマレーシア名物のお菓子ではありません。実は,作られたのは中国なのです。ですから,日本から見たら,「中国の人が作ったマレーシア風の蒸しケーキ」となり,ちょっとややこしいですね。 日本でもインドの「カレー」や中国の「ラーメン」,ドイツの「ハンバーグ」といろいろな国の料理を取り入れて食卓を豊かにしていますが,他の国でも上手にいろいろな国の料理や文化を取り入れているのですね。 文責:栄養士 阿部 綾 ツタンカーメン王のお墓にも(6/19)
グリンピースは,冷凍や缶詰にされて一年中出回っていますが,本当は,今頃の季節が旬の食べ物です。
地中海や,イランのあたりが原産地だといわれていますが,ヨーロッパでは,石器時代の遺跡からも発掘される,最も古くから作られてきた作物の一つです。 エジプトのツタンカーメン王のお墓にもグリンピースがいっしょに埋葬されていたそうです。発見された後,ためしに,埋葬されていた豆をまいてみたら,なんと3000年たった現代に芽をだしたというお話があります。すごいですね。ちなみに,さやは紫色で,中の実は緑色だったそうです。 ところで,グリンピースは枝豆と同じで,「えんどうまめ」になる前の,みじゅくな豆を食べているのを知っていますか? また,さやの中の豆が大きくならない状態の内に収穫して食べるものが,「キヌサヤ」です。この3つは,みんな同じ「えんどうまめ」ですが,栄養価の違いから,成熟して「えんどうまめ」になると豆の仲間になり,赤色の食品のグループに入りますが,グリンピースとキヌサヤは,野菜の仲間になり,緑色の食品のグループに入るのです 文責:栄養士 阿部 綾 アスパラガス(6/18)
今では一年中売られている「アスパラガス」ですが,国産で,味や香りがよいのは,5〜7月に出回るものです。
アスパラガスには,グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスがあるのを知っていますか?見た目はずいぶん違いますが,この2つはもともと同じものです。グリーンアスパラガスは太陽をたっぷり浴びて育ったもの,ホワイトアスパラガスは土をかぶせて光を当てないようにして育てたものなのです。 ヨーロッパではスタミナをつけたいときにグリーンアスパラガスを食べるそうです。グリーンアスパラガスにはビタミンAやB2,カルシウム,鉄,などの栄養がたくさんあります。また,疲れをとる「アスパラギン酸」や血をきれいにしてくれるといわれる「ルチン」があるので疲れている人や,貧血の人にとてもよい食べ物です。 文責:栄養士 阿部 綾 郷土料理を食べよう1 〜ささだんご〜(6/17)
「ささだんご」は新潟県特産の,あんの入ったよもぎだんごを笹の葉で包み,蒸したお菓子です。新潟市では,スゲやイグサのひもで両端をしばり,中央を結びますが,北蒲原では中央は結ばないなど,地域によっていろいろな形があります。
雪国の暮らしを書きつづった「北越風土記」によれば, 笹には殺菌作用があるため,ささだんごは戦国時代に持ち歩く保存食として生まれたのだそうです。戦国武将の上杉謙信が発明したという言い伝えもあります。 現在では端午の節句(こどもの日)の供物として食べられることが多いようです。 昔はあんこだけでなく,おにぎりのように,中に梅や,おかかなどもいれていたそうですが,今では,きんぴらを入れたものくらいしかみかけなくなりました。きんぴらをいれたものや,中身があんこ以外のささだんごを,「あえもんだんご」と呼び,ささだんごと区別している地域もあるそうです。 文責:栄養士 阿部 綾 サプリメントだけでは・・・(6/14)
最近,サプリメントやビタミン剤,健康食品のコマーシャルをよく見ます。サプリメントや健康補助食品をとり続けていれば,バランスのよい食事ができているのでしょうか?
「サプリメント」とは,「補う」とか「追加する」という意味です。様々な事情でバランスの取れた食事がとれない人が,不足した栄養素の補給や,病気にならないよう,健康を保つための食品のことで,薬ではありません。 お医者さんや,専門家の指導のもと,どうしても足りない分をサプリメントで補うもので,ふだんから栄養補給をサプリメントに頼りきったり,健康食品ばかり食べて,食べる楽しみを見失ったりするのは問題です。 ふだんから,バランスのよい食事を心がけ,季節の恵みや,おいしいものを口にすることは,心の栄養にもなります。サプリメントを上手につかって,食生活を楽しみながら,健康を保ちましょう。 文責:栄養士 阿部 綾 |
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