ハヤシライスの「ハヤシ」(5/15)

画像1
ハヤシライスのハヤシは、英語の「ハッシュ」からきています。
ハッシュとは「肉などをこまぎれにする」という意味で、薄切りにした牛肉を、バターでいためた野菜といっしょに煮込んだ料理に、「ハッシュ・ド・ビーフ」というものがあります。これをご飯にかけた料理が「ハッシュ・ド・ビーフ・アンド・ライス」となり、長すぎる料理名なため、「ハッシュド・ライス」から「ハッシュ・ライス」「ハヤシライス」と変化(へんか)していったといわれています。
また、ハッシュ・ド・ビーフという料理は、今みなさんが食べているハヤシライスとは少し違った料理ですが、日本中に広がるうちに、日本人の口に合うように、じゃがいも、にんじん、玉ねぎなどの野菜と、豚肉のこま切れをいれてじっくり煮込んだ料理になっていきました。

文責:栄養士 阿部

塩とともに最古の調味料(5/14)

画像1
うめは、あんずというくだものの仲間ですが、完熟しても甘味はありません。とても酸っぱいので、大昔は酢などのかわりに、食べ物に酸味をつける調味料として使われていました。塩とともに最古の調味料と言われています。
物事の具合がちょうどいいことを、「いい塩梅」といいますが、この塩梅というのは、塩味と梅の味(酸っぱい味)のバランスがちょうどよく、おいしい味付けができた、というところからきているそうです。
酸っぱい味のもとである「クエン酸」は、疲れを取ってくれ、健康にも良いので、梅は、梅干し、梅酒、ジャム、お菓子など様々なものに使われています。

文責:栄養士 阿部

竹の輪ににていることから「ちくわ」(5/11)

画像1画像2
「ちくわ」という名前は、切り口が竹の輪切りに似ているところからその名前がついたといわれています。
また、ちくわに穴があいているのは、ちくわを作るときに、竹の棒に練った魚のすりみを塗りつけて焼き、あとでその竹をぬいたからです。冷凍や冷蔵して運べなかった昔は、その穴の中に塩を詰め、塩漬けにして遠くに送ったのだそうです。
ちくわは北海道や東北では「たら」や、「ホッケ」などの安い魚を使うので、誰でも食べられる身近な食品のイメージですが、関西や九州は「グチ」や「エソ」など高価な魚を原料とするところから高級品として喜ばれるそうです。

文責:栄養士 阿部

「11匹のねことあほうどり」(5/10)

 みなさんは、「11匹のねことあほうどり」という本を読んだことがありますか?
11匹のねこが、コロッケ屋さんを始めるお話です。ねこたちが、毎日コロッケを作って売っているうちにだんだん売れ残ってきて、自分たちで毎晩毎晩コロッケを食べ続けることになり、もううんざり。たまには鳥の丸焼きでも食べたいなぁ〜と夢見ていると、そこに一羽のあほうどりがやってきます。11匹のねこたちは喜んで・・・・・・・このお話の続きは図書館などで読んでみてくださいね。

さて、みなさんはコロッケは外国の料理だと思いますか?実は、外国には、今、みなさんが食べているような「コロッケ」という料理はないのです。フランス料理の付け合わせや、オランダの料理に「クロケット」というものがあります。これがコロッケの名前の由来といわれていますが、クロケットはクリームコロッケに近いもので、今日のようなじゃがいもをたっぷり使ったコロッケとは違うもののようです。
明治時代にコロッケが日本に入ってきてから、日本人の口に合うように変わっていったのでしょうね。

清見オレンジ(5/9)

 今日のかんきつは「清見オレンジ」という名前です。
日本の「うんしゅうみかん」とアメリカの「トロビタオレンジ」をかけあわせて作られたみかんです。
静岡県の清見潟の近くで生まれたので「清見オレンジ」という名前がつけられました。皮がうすく、果肉もやわらかく汁がたっぷりあり、オレンジに近い香りがあります。
みかんなどのかんきつ類には、ビタミンCがたくさん含まれています。ビタミンCは、風邪を予防してくれたり、お肌をきれいにしてくれたりする働きがありますので、1日に1個くらい食べるといいですね。

文責:栄養士 阿部

ギリシャ時代から薬として食べられた野菜(5/8)

画像1
キャベツは、ギリシャ時代から薬として食べられてきました。数学者のピタゴラスは、「元気と落ち着きをたもつ野菜」といっていたそうです。
ビタミンUという栄養素がたくさん入っていて、胃や腸の調子を整え、傷ついた胃をなおしてくれる働きがあるので、おなかが弱い人にはとてもいい野菜です。ビタミンUは加熱すると壊れてしまうので、生で食べるか、スープなどにして、汁ごと食べると、たくさんの量が食べられます。
春のキャベツは、やわらかく、みずみずしいので、サラダにも向いていますから、たくさん食べたいですね。

文責:栄養士 阿部

たけのこの「生長点」(5/7)

 たけのこは、一日に70センチメートルも伸びるといわれるほど、一気に成長します。
どうしてそんなに成長が早いのでしょうか。たけのこ以外の植物は、茎の先の方に「生長点」というものを1か所もっていて、そこからどんどん伸びていきます。しかし、たけのこはこの「生長点」をいくつももっているのだそうです。たけのこを割ってみると、中にはたくさんの空洞「ふし」があります。このふしの部分に「生長点」がたくさん集まっていて、ふしとふしの間をどんどん伸ばしていくのです。
草木が芽を出し、ぐんぐん伸びる春の野菜には、強い生命力があるといわれています。特に、たけのこは春のスタミナ食と言われるほどの食材で、たけのこのうまみ成分の「アスパラギン酸」は疲れを取ってくれる働きがあります。みなさんも、たけのこを味わいながら、竹のようにすくすく成長していってほしいですね。

文責:栄養士 阿部

疲れを回復するために(5/2)

画像1画像2
4月から新年度が始まり、一か月がたちました。今までとは環境ががらりと変わった人もいますね。一か月夢中で頑張ってきた人も、疲れがでてきたのではないでしょうか。これから、温度や湿度もどんどん上がっていきます。湿度が高いと、実際の温度より5度以上も暑く感じられるそうです。また、日によって気温の差が激しくなるため、食欲がなくなる、疲れがたまりやすい、勉強などに集中できない、などの症状がみられ、体調をくずしてしまうこともあるかもしれません。
食欲を取り戻すためには、すっぱいものや、辛みのある香辛料をつかった料理を食べるのが効果的です。また、牛乳、豚肉、卵、大豆などたんぱくしつをしっかりとると、疲れが回復します。他にも、野菜や、みかんの仲間のくだものも、疲れをとるのに役立ちます。
体調をくずしてしまう前に、食事をしっかりとり、すいみんや、休息も十分にとっておきたいですね。
文責:栄養士 阿部

かしわの葉の表と裏(5/1)

画像1画像2
5月5日はこどもの日ですね。「端午の節句」ともいいます。端午の節句には、鯉のぼりをたて、ちまきやかしわもちを食べ、しょうぶ湯に入るなどの風習があります。子どもたちが元気に育ってきたお礼や、これからも健やかに成長してほしいという願いをこめて祝う日です。
かしわもちに使われるかしわの葉は、新しい芽が出ないと古い葉が落ちないことから、「家が絶えない」につながり、縁起のよい葉とされてきました。
昔はもちを包んでいるかしわの葉の裏と表であんこか、みそあんかを区別していました。では、葉が表のとき、中に入っているあんは、「あずきあん」「みそあん」どっちでしょう。

▼正解は・・・

筍の季(4/27)

画像1画像2
今日の給食には筍がでています。給食では旬の野菜を使うようにしていますが最も春らしい野菜といえば筍ではないでしょうか。漢字で書くと竹かんむりに、旬と書いて筍とよみます。まさに旬の味です。少し苦味があるなんともいえないこの味は、この時期に欠かせない食材です。たけのこは、芽が出てから10日ほどで竹になってしまいます。すごいスピードで成長します。毎日の給食をしっかり食べて、みなさんも筍に負けないくらいぐんぐん成長してくださいね。

文責:栄養士 六間口

麦ご飯(4/26)

画像1画像2
今日は、麦ご飯がでています。茶色い筋が入った少しかたいものが麦です。給食では月に数回麦ご飯が出ています。これは、お米の中には少ない栄養素が麦の中に多く入っているためです。特に、食物繊維というみなさんのおなかの中や血管をきれいにしてくれる成分が豊富です。少しかたいのでよくかんで食べると体にとってたくさんいいことがあります。
文責:栄養士 六間口

ほたてのジャンプ力(4/25)

ほたては甘みがあってとてもおいしいですね。きょうは、お汁の中に入っています。ほたてを入れるとうまみもでてとてもおいしくなります。新潟県の郷土料理である「のっぺ」にもほたての貝柱がかかせません。ほたてがいは他の貝とは比較にならないくらいジャンプ力を持っています。大きな貝柱の筋肉で勢いよく貝を閉じ、貝の耳と呼ばれるところにある二つの穴から水をジェット噴射させ、その反動で海底を飛び跳ねます。1回の噴射で1〜2m以上も進むと言われています。

文責:栄養士 六間口

給食クイズ!(4/24)

画像1画像2
今日の給食には、厚焼き卵が出ています。卵はビタミンcや食物繊維をのぞくほとんどの栄養素が含まれているため「食材の王様」ともいわれています。ゆで卵を作るとき、からがむきやすい卵はどれでしょう?
1.生まれてすぐの新鮮な卵 
2.生まれて1日くらいたった卵
3.生まれて1週間くらいたった卵

▼正解は・・・

発酵食品の一つ(4/23)

画像1画像2
今日のお汁には「みそ」が使われています。みそは、発酵食品のひとつです。
納豆、漬けもの、酒、醤油、酢、ヨーグルト、チーズなど日本には身近な発酵食品がたくさんあります。発酵に使われる「麹」は、米が日本に入ってきた縄文・弥生時代から利用されていました。昔から日本人の食事には「麹」がかかせなかったのですね。

文責:栄養士 六間口

「ばっかり食べ」(4/20)

画像1画像2
最近増えている食べ方に、先に好きなおかずばかり食べる「ばっかり食べ」というのがあります。みなさんはこんな食べ方をしていませんか?白いご飯が残りやすい人はこの食べ方になっているかもしれません。おかずとごはんがちょうど良く終わるように順番に食べましょう。

文責:栄養士 六間口

ハンブルグの港で生まれた・・・(4/19)

画像1
今日は、ハンバーグが出ています。みんなに人気のハンバーグはどのように生まれた料理なのでしょうか。今から700年前、モンゴル帝国という国がありました。この国のタタール人は生の肉を刻んで食べていました。この国を訪れたドイツの船乗りが、タタール人の食べている刻んだ生肉を持ち帰ったのがハンブルクという港でした。でもそこでは生の肉を食べる習慣がなかったので焼いて食べました。これがハンバーグのはじまりです。ハンブルクの港で作られたのでハンバーグという名前がつきました。ハンバーグはドイツ生まれの料理です。
文責:栄養士 六間口

ワンタンスープ(4/18)

画像1
今日は、ワンタンスープが出ています。ワンタンは、小麦粉にお湯を入れてこねて作ります。ギョウザやシュウマイの皮と材料は同じです。ワンタンは、中国の方言で「ウンドン」や「ホエトエ」といいます。何か似ていませんか?日本の「うどん」や「ほうとう」は中国から伝わったといわれています。
文責:栄養士 六間口

3大うまみ成分の一つ(4/17)

画像1
今日の「豆腐の中華煮」の中には、「干ししいたけ」が入っています。
干ししいたけには3大うまみ成分のひとつ「グアニル酸」が豊富にふくまれています。うまみを上手にとりいれると、うすい味付けでもおいしく感じられ、塩分をひかえることができます。給食では、毎日いろいろなだしをきかせています。みそ汁のときは煮干からだしをとります。今日の豆腐の中華煮は、豚骨と鶏がらのだしをきかせています。今日も残さずいただきましょう。

文責:栄養士 六間口

建長寺の汁(4/16)

画像1
今日は「けんちん汁」というお汁が出ています。けんちん汁は、神奈川県鎌倉市にある「建長寺」の修行僧が精進するために、野菜やくずれた豆腐をたくさん煮込んで食べたと言われ、建長寺の汁というのがなまって「けんちん汁」と呼ぶようになったと言われています。
文責:栄養士 六間口

ポークカレーライス(4/13)

きょうは、ポークカレーライスが出ています。
カレーライスは、玉ねぎをたくさん使って作っています。玉ねぎは、切ったときのツンとくる辛味の成分が消化を助け、食欲を増進します。
また、豚肉に多くふくまれるビタミンB1の吸収を高めるので、集中力や体力アップしたい人、疲れがたまっている人に効果的です。今日もよくかんでいただきましょう。

文責:栄養士 六間口
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
学校行事
11/20 ALT
11/21 クラブ活動
11/23 勤労感謝の日
11/26 6限個別学習
給食
11/20 ごはん/ふりかけ/なめこのみそしる/さつまいもコロッケ/ひじきのいために
11/21 ごはん/さわにわん/ほっけのねぎしおやき/きりぼしだいこんのごまあえ/プルーン
11/22 むぎごはん/あきやさいカレー/ふくじんあえ/りんご
11/26 むぎいりコーンピラフ/わかめとたまごのスープ/えびグラタン/しょうゆフレンチ/みかん
新潟市立亀田東小学校
〒950-0123
新潟県新潟市江南区亀田水道町3-2-45
TEL:025-381-4196
FAX:025-381-4197