古代エジプト時代にも食べられていた大根(11/20)

 今日のみそ汁には、大根が入っています。大根は一年中店頭で見かけるようになりましたが、10月〜3月にかけてがもともとの旬です。大根は甘味と水分が多く、煮物や鍋物に大活躍してくれます。
大根の原産地については諸説ありますが、地中海沿岸地方という説が有力です。古代エジプトのピラミッドの壁画には大根が描かれており、建設の際に労働者に支給されたという記録もあります。
日本には奈良時代に中国から伝わったとされており、「古事記」には大根(おおね)、日本書記にはおほねと記されています。奈良・平安時代では、だいこんは高級野菜として公家の食事に使われ、やがて鎌倉時代になると、全国で農地の開墾が進んで広く栽培されるようになりました。室町時代には、庶民の味として全国に大根の名産地が生まれてきます。やがて江戸時代に入ると、江戸近郊の畑で多くの大根が栽培されるようになりました。参勤交代や旅人、商人などの手によって全国に広がっていきました。

文責:栄養士 六間口

白いご飯と一緒に・・・(11/19)

 今日出ているお魚は「さば」です。さばの味噌には白いご飯と一緒に食べてくださいね。秋から冬にかけて、さばは脂がのっておいしい時期です。脳の働きを良くする成分や、血管を広げて血液の流れを良くする成分が多く含まれています。カルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富に含まれています。今日も残さずいただきましょう。

文責:栄養士 六間口


栗!(11/16)

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 今日の煮物には、栗が入っています。古代から世界中でたべられていた、落葉高木クリの種子で、現在栽培されているのは、日本栗、中国栗、ヨーロッパ栗などが代表的。日本栗は、日本原生の柴栗を改良したもので、大粒で渋皮が離れにくいのが特徴です。主な生産地は茨城、栃木、愛媛、岐阜、熊本などの各県で、丹波地方の丹波栗は大粒で有名です。栗は、縄文時代から親しまれており、縄文人はここに栗林を作り、食糧としただけでなく、道具や家屋の用材、燃料材にも使っていました。直径103cmのくりの木柱も出土しています。縄文時代の暮らしには栗はかかせなかったのですね。

文責:栄養士 六間口

カリウムが多く含まれる「梨」(11/15)

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 今日は、梨がでています。梨は亀田でたくさんとれますね。梨はほとんどが水分ですが、熱を冷ましたり、口の渇きを潤すには良い果物です。梨には、無機質のひとつである「カリウム」が多く含まれています。カリウムは尿を出す働きがあり、体内にたまったいらないものを出すのを助けます。カリウムが不足すると、むくみや血圧が上がるなどの症状が起こります。亀田のおいしい梨をおうちでも食べてくださいね。

文責:栄養士 六間口

豆腐の歴史(11/14)

 豆腐は、約2000年前、中国の漢の時代に、わいなん王りゅう安が発明したといわれています。日本に伝わったのは奈良時代と推定され、平安時代には奈良の「春日神社記録」にお供物のひとつとして記されています。
 室町時代には、京都の寺院で作られるようになり、水の豊かな日本の風土にマッチして、江戸時代以降全国に広がりました。
今日のマーボードウフは豆腐がたくさん入っています。ごはんにのせてマーボー丼にして残さず食べましょう。

文責:栄養士 六間口

給食クイズ2!(11/13)

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今日のみそ汁には、3種類のきのこが入っています。なめこ,まいたけ,えのきたけです。このうち,生産量が新潟県が一番多いものがあります。どれでしょうか?
1.なめこ  2.まいたけ  3.えのきたけ

▼正解は・・・

給食クイズ!(11/12)

給食では、みそ汁がよく出ますね。みそ汁のときは、ある食材でだしをとっています。さて、何からとっているでしょうか?
1.しいたけ  2.こんぶ  3.にぼし

▼正解は・・・

安納いも(11/9)

 今日は、やき芋が出ています。このさつまいもは、『安納いも』といって、種子島で栽培されたものです。安納芋とは、紫芋と共に種子島の芋を代表するさつまいもです。高水分で、焼くとまるでクリームのようにネットリとした食感で,時間をかけて上手に焼くと糖度が40度前後にもなるそうです。ゆっくりと時間をかけて加熱することでとっても甘くなります。いつもとちがうさつまいもを味わってみましょう。

文責:栄養士 六間口

根根スナック(11/8)

 根根スナックは、れんこんが使われたメニューです。れんこんは、晩秋から冬にかけて旬を迎えます。沼に生えるハスが、水中の地下にのばした茎が大きくなったものです。原産地は中国という説が有力ですが、エジプト説もあります。日本に渡来したのは鎌倉時代のこと。穴があって見通しがよいことから縁起物として重宝され、お正月のおせち料理やお祝いの料理に使われます。
れんこんを収穫するときは、特に注意しないと途中で節が折れてしまいます。節が折れてしまうと、料理した時にレンコンの色が黒ずんでしまいます。白いレンコンが食べられるのは農家の人たちが注意深く収穫してくれているからなのです。今日も残さず食べてくださいね。

文責:栄養士 六間口

調理員さん泣かせの食材(11/7)

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いものこ汁には里芋がたくさん入っています。さといもは、秋においしい食材ですが、調理員さん泣かせの食材です。それは、さといもはぬめりがあって手を滑らせてしまうと危険だからです。給食センター調理する時は、包丁で手を切らないように注意して作業しています。このように調理作業は大変ですが、さといものぬめりは体の中ではすばらしい働きをしています。脳の働きをよくしたり、胃や腸を強くしたり、たんぱく質の消化・吸収を高めたりします。調理員さんががんばって作業してくれたさといも、ぜひ残さず食べてくださいね。

文責:栄養士 六間口

わかめごはん(11/6)

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今日は、わかめごはんが出ていますね。給食の人気メニューのひとつです。海藻類の中で最も有名なわかめは、初めて食べたのはなんと、縄文時代(紀元前300年〜6000年)の人だと言われています。海藻類は、食物繊維や鉄、カルシウムが豊富なため、給食でもよく登場します。給食によく使われている海藻類は、こんぶ、ひじき、わかめです。成長期に必要な栄養素が豊富に含まれているので残さず食べてくださいね。

文責:栄養士 六間口

ひじきの佃煮をご飯にのせて(11/2)

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みなさんは食事をしていて、最後にごはんだけが残ってしまったことはありませんか?おかずばかり先に食べてしまうとどうしてもご飯だけ残ってしまいます。白いご飯よりもおかずのほうが栄養がありそうな気がしますが、おかずだけ食べていると塩分のとりすぎにつながったり、栄養バランスが崩れて体調をこわします。上手な食べ方は、ごはんとおかずを一緒に食べて口の中で自分でちょうど良い味にして食べることです。このようにすると、ごはんも残すことなく食べることができます。
給食ではできるだけ白いご飯の残りが少なくなるように工夫しています。今日は、ツナとひじきの佃煮を作りました。ごはんにのせて上手に食べてくださいね。

文責:栄養士 六間口

11月の給食目標(11/1)

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今日から11月ですね。今月の目標は、『バランスよく多くの食品をとろう』です。さて、今日の給食の食品は何種類使われていると思いますか?調味料を含めないと、なんと・・・20種類です。
中華いためは、いかがたくさん使われているメニューです。タウリンというアミノ酸がふくまれ、血圧やコレステロールの低下、生活習慣病を予防する効果があります。また、みなさんの味覚を正常に保つための栄養素もふくまれています。今日の給食をしっかり食べて味覚を育てましょう。

文責:栄養士 六間口

ハロウィン(10/31)

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今日は「ハロウィン」ですが、どんな日か知っていますか?
2000年以上前のヨーロッパに住んでいたケルト人たちにとって、新年は11月1日でした。その前日、10月31日の夜は死者の霊が家族を訪ねてきたり、精霊や魔女が出てきたりすると信じられていました。これらから身を守るために仮面をかぶり、魔除けに焚火をたいてその周りを踊るという行事が、長い間に、収穫を祝うお祭りに変わったのが「ハロウィン」です。
かぼちゃをくりぬいて「ジャックオランタン」をつくり、魔女やお化けに仮装した子どもたちが、近所を1件ずつ訪ね、「トリックオアトリート(お菓子をくれなきゃいたずらするよ)」と唱えます。家庭ではかぼちゃのお菓子をつくり、「ハッピーハロウィン」とこたえて渡します。なんと、お菓子をもらえなかったら本当にいたずらをしてもよいのだそうです。
ハロウィンはアイルランド、イギリス、アメリカ、カナダ、プエルトリコ、ニュージーランド、オーストラリアなどの国で実施されています。

文責:栄養士 阿部 綾

天然記念物「類産梨」(10/30)

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梨は中国から伝わり、日本ではずっと昔、弥生時代には食べられていました。江戸時代には品種改良や栽培が盛んに行われていて、100種類くらいの品種を育てていたそうです。
「なし」という言葉が、「何も無し」という言葉につながるため、縁起が悪いので、家の庭には植えないほうがいいなどといわれることもあります。また、なしの反対の意味に変えて、「ありの実」と呼ぶこともあります。
梨がしゃりしゃりした歯ごたえなのは実の中に「石細胞」と言われる食物繊維があるからです。ほとんどが水分で、栄養はあまりありませんが、余計な塩分を体の外に出してくれる「カリウム」という栄養や、疲れをとってくれる「アスパラギン酸」が入っています。
新潟市の南区、月潟には「類産梨」という種類の梨があり、日本で1本しかない梨で、天然記念物にも指定されているそうです。どんな梨か食べてみたいですね。

文責:栄養士 阿部 綾

バランス良く何でも食べましょう(10/29)

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みなさんの体は、今、成長している途中です。どんどん体が大きくなっていくこの時期は、食べる量や食べる物の種類を自分勝手に少なくしたり、食べ過ぎてしまったりすると、大変なことにつながります。
例えば、ダイエットだからといって食事を減らしたのに、おなかがすいてお菓子をたくさん食べてしまったらどうなるでしょうか?
かえって肥満の原因になってしまいますね。
「1日3回の食事」を、「ごはんを中心にして」、「いろいろな食べ物を組み合わせて食べる」ことが、1番の肥満予防です。バランスよくなんでも食べて、病気やストレスに負けない丈夫な体を作りましょう。

文責:栄養士 阿部 綾

「のっぺい」の中には?(10/26)

「のっぺい」は新潟県に古くから伝わる郷土料理です。2007年に農林水産省により、郷土料理100選に選ばれた新潟県を代表する料理ですが、実は「のっぺい」という料理は島根県や奈良県、長野県など他の県でも郷土料理としてよく食べられているのです。

 新潟県ではとうふ、とりにく、にんじんやさといもなどの根菜を煮て、さといもの自然なぬめりを出したお汁ですが、他の県ではくず粉などをつかってとろみをつけます。とろみをつけるのは、汁を残さず食べる工夫なのだそうです。

 もともと家庭料理なので、地域や家ごとにいろいろな具をいれたり、だしが違ったりします。新潟県は鮭やイクラを入れることが多いようです。みなさんの家の「のっぺい」はどんなものが入っているでしょうか。
 
 郷土料理は、長い時間をかけて親から子へ、そして家庭や地域へ受け継がれてきた料理ですから、いつまでも残していきたいですね。

文責:栄養士 阿部 綾

上手につきあいましょう(10/25)

インスタント食品は手軽で簡単に食べられるので、ついつい利用してしまいますね。でも、インスタント食品を取り過ぎると、塩分、糖分、脂肪分の摂りすぎで、健康に影響があることがわかっています。
なるべく続けて食べるのはやめ、栄養のバランスを考えて野菜や果物をプラスするなど、インスタント食品と上手につきあうようにしましょう。
今日の給食についているりんごも、体の中のいらない塩分を外に出してくれるカリウムという栄養をたくさんもっていますよ。

文責:栄養士 阿部 綾

昔はおやつとして大活躍!(10/24)

クイズ私は誰でしょう。
1.私はよくお菓子に使われます。だから、わたしとさとうはとても仲良しです。
2.わたしはだいずを小さく砕いて粉にしたものです。
3.今日の給食にも使われています。

▼正解は・・・

サプリメント(10/22)

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 みなさんは、「サプリメント」という言葉を聞いたことがありますか?サプリメントとは、不足している栄養を補うための食品です。お年寄りや、病気の人、激しい運動をする人など、食べるのが難しい人や、食事だけでは栄養を取りきれない人がサプリメントで栄養を補給したりします。

 錠剤や、カプセルなどの形をしていますが、薬ではありません。
テレビなどのCMで、栄養が簡単にとれることを強調して、これさえ食べれば大丈夫!と思っている人もいるかもしれませんが、食べ物から栄養をとることはとても大切なことです。

 料理をしたり、食感や味を楽しんだりすることを通して心の健康にもつながります。
サプリメントを利用する時は、本当に自分に必要なのかを考え、表示や説明をよく読んでからとるようにしましょう。

文責:栄養士 阿部 綾
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学校行事
11/20 ALT
11/21 クラブ活動
11/23 勤労感謝の日
11/26 6限個別学習
給食
11/20 ごはん/ふりかけ/なめこのみそしる/さつまいもコロッケ/ひじきのいために
11/21 ごはん/さわにわん/ほっけのねぎしおやき/きりぼしだいこんのごまあえ/プルーン
11/22 むぎごはん/あきやさいカレー/ふくじんあえ/りんご
11/26 むぎいりコーンピラフ/わかめとたまごのスープ/えびグラタン/しょうゆフレンチ/みかん
新潟市立亀田東小学校
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新潟県新潟市江南区亀田水道町3-2-45
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