とっておきの場所の本

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 いよいよ夏休み!今年の夏休みは学校の工事があるため、42日間あります。去年より5日間も長いのです!海へ行って、山へ行って、あのお店このお店にも行ったら、次はどこへ行きましょうか?・・・実は、とっておきの“場所”があります。そこへ行くのに、お金はほとんどかかりません。また家からその場所まで、すぐに行ったり来たりできます。しかももれなく、大人にも分からないナゾや事件を解決しよう!というイベント付きです。

というわけで今回は、そのとっておきの“場所”こと、少年探偵団の本を紹介します。

●『こちらマガーク探偵団』(933/ひ)
「ウイリーという名前の少年が、自分の家の庭で、奇妙なことをしている。空っぽの箱を、頭からすっぽりかぶり、右や左や後ろを向いては、ウーンとうなっている。そしてその箱を捨てて、また別の箱をすっぽりかぶる。その繰り返しである。いったい何をしているのだろう?」
このナゾ、みなさんだったら、どうやって解きますか?名探偵・マガークには、このくらいのナゾ解きなんて簡単です。・・・ウイリー本人に「何してるの?」と聞いたのです。その一言がきっかけで、マガーク探偵団がたんじょうします。団員は、マガークに親友のロカウェイ・ウイリーにもう一人。探偵事務所もIDカードもある、なかなか立派な探偵団です。あとは事件が来るのを待つばかり。・・・ところでウイリーは、どうして箱をかぶっていたのでしょうね?

●『お江戸の百太郎』(913/な)
浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ・・・。蔵に大事にしまっていた宝物が、煙のように消えてしまったり。お屋敷への道を聞いてきたのは、ゆうれい!?だったり。花のお江戸は、あちらこちらで事件がおこります。それをばっさばっさと解決するのは、岡っ引きのむすこの百太郎。友だちのお千賀ちゃんや寅吉といっしょに、悪いやつをつかまえます!お話を書いたのは、あの「ズッコケ三人組シリーズ」で有名な、那須正幹(なす まさもと)さんです。

夏の本

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日本には、いろいろな季節の行事があります。お正月に節分、ひなまつりに端午の節句などなど・・・。では夏の行事といえば、みなさん、何を思いますか?「七夕」「土用の日」「夏祭り」「海開き」など、これまたたくさんありますね。

今回はその中から二つ、「お盆」と「花火」の本を紹介します。

*「お盆」とは、ご先祖さまの霊を家に迎えて、おまつりする行事です。ご先祖さまが迷わないように、玄関にちょうちんを飾って目印にしたり、「迎え火」をしたりします。また「盆菓子」という、赤や緑・白の花の形をしたお菓子をおそなえします。お店に行くと、そろそろ置いてあるかもしれませんよ。

●『かえるのうらめしやさん』(えほん か)
「おもてめしや」という名前のご飯やさんをしている、かえるさん。夏が近くなるとうれしくなってきます。それは、大好きなおばあちゃんに会えるからです。いよいよその日、かえるさんは「おもてめしや」のかんばんを“うら”がえします。さあ!「うらめしや」の開店です!このお店に来るのは、いつもとはちがうお客さんばかりです。かえるさんのおばあちゃんも、来てくれるでしょうか?

●『花火の図鑑』(790/い)
夏祭りといえば、やっぱり花火です!その花火には、「スターマイン」・「満星(まんぼし)」・「雷(らい)」など、それぞれ名前があることを、知ってましたか?この本には、花火の名前とその写真がた〜くさんのっています。また、花火の種類・花火の色のつくり方・花火の歴史などなど、花火についての話もた〜くさん書いてあります。この本があれば、花火博士になれること間違いなし!(かな??)新潟県の花火ものっています。

かえるの本

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亀田東小の中庭には、いろいろな動物がいます。カモが1羽、ウサギが2羽、それから、コイが大きいの小さいのあわせて・・・た〜くさん!

そしてもう一匹。彼(?)には、だれもエサや水をあげません。でも彼は、雨の日も雪の日も、いつでも中庭の入口のほうをながめています。まるで、中庭で遊ぶ子どもたちがケガをしないようにと、見守ってくれているようです。さて、彼とはいったい誰でしょう?・・・オバケ?・・・いえいえ。実は、カエルそっくりの大きな岩なのです。その名も「カエル岩」。校舎が新しくなるため、そのカエル岩とも、もうすぐお別れになるかもしれません。

カエル岩にありがとうの気持ちをこめて、今回はかえるの本です。

●『どれみふぁけろけろ』(913/ひ)
たっくんは、いつもプールの日は元気がありません。「ぼくも、かえるになりたいなあ」とつぶやいたら・・・かえるの学校のせいとになっちゃいました!かえるの学校って、どんなべんきょうをするのでしょうか?お話と絵をかいたのは、東君平(ひがし くんぺい)さん。かわいらしいかえるがいっぱいの本です。

●『火よう日のごちそうはひきがえる』(933/え)
そうじが大好きなウォートンと、りょうりが上手なモートンは、ヒキガエルの兄弟です。そのウォートンが、みみずくにつかまってしまいました!しかもみみずくは、「火曜日は、わしのたんじょう日。その日のごちそうが、おまえだよ。」と言うじゃありませんか!火曜日まであと5日。ウォートンは、ぶじに逃げられるのでしょうか?それとも食べられてしまうのでしょうか?それとも・・・?

ここで一句。(本当は春の句。「蛙(かわず)」というのは、かえるのことです。)

   ゆうぜんとして山を見る蛙かな (小林一茶)

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学校行事
4/5 新任式/前期始業式
4/6 入学式/2・3年休み
新潟市立亀田東小学校
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