長い本

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「弥生(やよい)」・「皐月(さつき)」・「師走(しわす)」・・・このことば、どこかで聞いたことはありませんか?これは、3月・5月・12月の昔の呼び方です。そのころは、「旧暦(きゅうれき)」というカレンダーを使っていました。明治時代になって、今のカレンダーを使うようになったのです。ちなみに8月は「葉月(はづき)」、10月は「神無月(かんなづき)」と呼びます。

では9月は・・・「長月(ながつき)」です。日が短くなり、夜が少しずつ長くなってくる「夜長月(よながづき)」を略して、「長月」になったといわれているのだそうです。(『ポプラディア情報館 年中行事』p120より)

というわけで今回は、「長い」本の紹介です。

●『これはのみのぴこ』(えほん こ)
この本には、図書館にある本の中で、一番長〜い文がのっている!・・・かもしれません。最初のページにあるのは、「これはのみのぴこ」の一行。ページをめくると、「これはのみのぴこの」「すんでいるねこのごえもん」の二行。ページをめくるたびに行が増えて、最後のページではなんと15行!文を書いたのは、「スイミー」や「スヌーピー」を日本語に訳したことでも有名な、谷川俊太郎(たにかわ しゅんたろう)さんです。

●『長い長いお医者さんの話』(989/ち)
この本には、『長い長いおまわりさんの話』というお話も入っています。
プラハの町のおまわりさんは、たいへんです。夜が明けるまで、町を交代でパトロールするのです。パトロール中も、いろいろな事件がおこります。ネコがケンカしていたり、スズメの子が巣から落ちていたり、リスに家をとられた“チビ・オニ”に呼ばれたり、お姫さまをさらった七つ頭のかいぶつがいたり・・・あれれ?・・・とにかく、プラハのおまわりさんは、たいへんなのです。文を書いたのは、カレル・チャペックさん。絵はお兄さんの、ヨセフ・チャペックさんが描いています。

ありがとうの本

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 この9月に東っ子みんなでがんばったこと、それは「あいさつ」です。自分からあいさつをしよう!ということで、今月の朝は、いつもよりもっと元気な

「おはようございます!」

が、あちらこちらで聞こえました。また今週は、国際委員会“世界ふしぎ知らせ隊”のみなさんが、ほかの国での「おはよう」を教えてくれました。タイの「サワッディー」に、アメリカの「グッドモーニング」。明日はどの国の「おはよう」でしょうか?

そのあいさつの中から、今回は「ありがとう」の本を紹介します。

●『ありがとうのおはなし』(913/も)
このほんの中には、3つのおはなしが入っています。その中の一つは、子猫のチャーのはなし。チャーとおばあさんの住む家には、古いかきの木があります。二人とも、この木がだいすきです。でも、このかきの木、ただの木じゃないようです。なぜなら、ときどき木の上のほうから、「どうもありがとう」という小さな声が、チャーには聞こえるのです。さてさて、一体だれが言っているのでしょう?

●『ありがとうのえほん』(えほん あ)
この本の中では、「ありがとう」が17回も出てきます。こんなにたくさん言えるかな?お家の人に言って、おとなりの家の人に言って、学校の先生に言って、クラスのとなりの席の人に言って、そのまたとなりの・・・う〜ん、足りない!はてさて、17回も一体だれに言っているのでしょう?

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