中国の歴史にふれる 2 〜桂林〜

 新年度、スタートしましたね。
ですが、ものすごい暴風だとニュースで見てビックリしました。
早く落ち着きますように。

 今日4月4日は「清明節〜せいめいせつ」という祝日です。
清明節は祖先の墓を参り、草むしりをして墓を掃除する日であり、「掃墓節」とも呼ばれた。日本におけるお盆に当たる年中行事である。
また、春を迎えて郊外を散策する日であり、「踏青節」とも呼ばれた。
沖縄県では「シーミー」(首里地方では「ウシーミー(御清明)」)と発音し清明祭ともいう。
中国の風習と同様にお墓の掃除をするとともに墓参を行い、まるでピクニックのような雰囲気で親類が揃って墓前で祖先と共に食事(餅や豚肉料理、お菓子、果物など)を楽しむ風習がある。〜Wikipediaより〜
沖縄県にも似た風習があるようですね。

さて前回に引き続き、今回は中国の広西省というところにある「桂林(けいりん)」という場所をお伝えしますね。
桂林は香港から飛行機で1時間20分で行くことができる、亜熱帯地域の中国の内陸にある町です。

一番上の写真は桂林の山々です。
日本人が思う山の形とはかなりちがう不思議な形をしていると思いませんか?
大昔は実は海底だったのが大爆発により、地上に隆起して山になってしまってできた町なのだそうです。
ですから、今でも山のあちこちで海の生物の化石が発見されるんですって。
日本でもある会社のウーロン茶のCMでこの景色が使われて、日本人にもなじみのある風景でたくさんの人々が訪れるということです。

真ん中の写真は「象鼻山」という岩山です。
名前のとおり、象さんが鼻をのばして水を飲んでいるように見えるところからついた名前だそうです。
これもまた大昔は海底だったものが隆起してできたため、不思議な形をしていますね。
いつでもお水が飲めてきっと象さんも喜んでいることでしょう。

一番下の写真は鍾乳洞(しょうにゅうどう)です。
山口県にある秋吉台と同じカルスト地形で、今から80年ほど前に偶然牛飼いが雨宿りのために見つけたのがきっかけで、こんなに素晴らしい鍾乳洞があることが分かったそうです。
この写真の下にある水面には、以前は魚が住んでいたそうです。
真っ暗闇の中で過ごすため、物を見る必要がないということで、目のない魚たちだったそうです。
遊歩道の全長は1kmくらいでしたが、本当にたくさんの鍾乳石が石柱、石筍などがあり、ビックリしました。
一番高いもので16mほどの高さの石柱がありました。
鍾乳石は1cmの高さになるのに100年かかると言われています。
16mの高さと言うことは、16万年かかってできたということになります。
地下の神秘だなあと感じました。

 明日から新学期ですね!
素敵なスタートをきってくださいね♪

かんたえ
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