たいへん!の本
寒かった2月ももうすぐ終わり。ですが、学校の周りの道は、雪がたくさん残っていて、とても狭くなっています。朝がとても寒い日は道が凍って、つるつるになっています。除雪車が集めた雪が、とても大きな山になっているところもあります。まだまだ雪でたいへん!なのです。
というわけで、今回は「たいへん!の本」を紹介します。 ●『マフィンおばさんのぱんや』(えほん ま) アノダッテは、マフィンおばさんのパンやさんを手伝う男の子です。ある夜アノダッテは、おばさんがパンをつくる地下室へ、そーっと行きました。おばさんにはないしょで、一人でパンを作ってみたかったのです。パンだねをつくって、こねて、ジャムにほしぶどうにチョコレートをまぜて、かまどに入れました。あとはパンができるのをまつだけです。ところが・・・たいへんです!かまどのパンが、どんどんどんどん、あんなことになるなんて! ●『小学生のまんが方言辞典』(810/し) 「本がたいへんです!」と言われたら、みなさんはどんなことを思いますか?本が壊れちゃったのかな?それとも水の中に落ちちゃった?でも山梨県で「本がたいへん!」と言ったら、「へえ〜何冊くらいあるの?」と聞かれるでしょう。この本によると、山梨県では「たいへん」は“たくさん”という意味なのだそうです。場所によって、言葉は同じでも意味が違うのですね。反対に、意味は同じでも言葉が違うこともあります。「ちっとばか」に「ちくと」、「まめ」に「ぎっぱね」などなど・・・。奈良県では、「りっしんほいらん」という遊びがあるそうです。みなさんも必ずやったことのある、あの遊びなんですよ。 ところで、たいへん!な雪ですが、東っ子はみ〜んなケガすることなく、学校に来ています。地域の方が、雪かきや登下校のパトロールをしてくださったり、除雪のお仕事の人たちが、雪の山を別の場所へ運んだりしてくれているからです。大勢の人からのやさしさで、東っ子は今日も元気です! |
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