小さな勇気が大きく明日を,みんなを,変えてくれる

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 今日の学年道徳は
バルセロナのサグラダ・ファミリアで主任彫刻家として活躍されている外尾悦郎さんとスカイプで交流しながらの授業。
渡辺道徳主任の熱意の結晶といえる授業となりました。
当初,ガウディのことから掘り下げて行うはずだった授業でしたが,
12日に起きた地震を踏まえ,授業前夜に大幅に授業内容を変更した渡辺道徳主任。
まず地震の映像と,地震後の変わり果てた姿や
海外で日本がどんなふうに報道されているかを
外尾さんと一緒に見た子供たち。
その後,スカイプをとおして,外尾さんは子供たちに熱く語って下さいました。
リュウマチのため体が弱く,学校にも行けず,
寂しい幼少期を過ごしていたアントニオ・ガウディが唯一楽しみにしていたのは,
かたつむりやトカゲ,チョウ,きれいに咲き誇る花など豊かな自然界を見ること。
自然を観察して,体の痛みを忘れようとしていたそうです。
どれだけ痛く,寂しかったことでしょう。
また,ガウディは生涯で3度の戦争と共に生きる中から,
人にとって『本当の幸せ』とは,
「友達や家族の心の中で自分が生き続けること。人のために生きることができること。」
だと感じながら,生涯サグラダ・ファミリアのために力を尽くしたそうです。
外尾さんがガウディの弟子に「芸術とは何か?」と聞いたところ,
間髪入れずに返ってきた答えが
「『芸術』は人を幸せにするもの。だから造り続ける。」
と言われたそうです。
そして外尾さんも
「人を幸せにするために自分も造り続けたい。」
と子供たちに明言されました。
その力強さに感銘を受けました。
また,「サグラダ・ファミリアの歴史を知ることも大事だが,
今起きていることに対してどれだけ心を動かして生きていける人間かも重要なこと。
自分だけ幸せでは意味がない。周りの人たちも幸せでいられるよう,人のために生きたい。」
と教えてくださりました。
そして最後に
「小さな勇気が大きく明日を,みんなを,変えてくれる。
このことを少し頭に残しながら,新しい学校に向かって頑張って行ってね!」
とメッセージを下さりました。

 日本が大変な,こんな時だからこそ,自分にできることがあるはず!
今,日本が,自分が試されている!と感じた子供たちと6年担任一同でした。

 2年前にサグラダ・ファミリアを訪れ,ガウディの世界に圧倒された私は,夢のようなひとときでした。
これからも外尾さんの御活躍を心から応援したいな♪と思いました。

6年担任 かんたえ
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学校行事
3/17 授業4時間
3/18 授業4時間,給食終了
3/21 春分の日
3/22 後期終業式
3/23 卒業証書授与式
給食
3/17 計画停電のため給食なし,弁当持参
新潟市立亀田東小学校
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新潟県新潟市江南区亀田水道町3-2-45
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