一番大切なもの;6年学年道徳

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 渡辺道徳主任による今日の学年道徳は
「アウシュビッツの希望・コルベ神父」について学びました。
社会科で学習した第二次世界大戦は、同じ時期に世界各地で戦争が起こっていたということ。
今日の道徳はその中でヒトラー率いるドイツ軍がヨーロッパの国々を次々に占領したころの話。

 ヒトラーの配下にあったドイツ軍がポーランドを占領していく様子を映画で見た子供たち。
集会室は一瞬にして静寂というよりは、重苦しい空気に包まれました。
生きる希望もない人々の心を救ったのは、ポーランド人、コルベ神父。
「勇気をもちましょう。
一番恐ろしいのは、毒ガスでも、飢えでもなく、
私たちの心がけだものになってしまうことです。」
と、アウシュビッツ収容所にいる人々をなぐさめ、励まし続けた神父。
処刑される若者の代わりになると自ら言って命を落とした神父の気持ちをみんなで考えました。

「悪いことをしているドイツに従いたくない・聞き入れたくない。」
「『正しい心』=『人間らしい心』を失いたくない。」
「私が死んで何か伝わるなら、命を差し出そう。」
「本当は怖い。」
「ドイツ軍にこれ以上人殺しをしてほしくなかった。」

 戦争が終わり、生き延びた人たちの心には神父が命をもって教えてくれた「あきらめないで生きること」が根づいていました。

自分の『命』より大切なものをもっている、神父の心の強さに感銘を受けました。
子供たちにも心の強さを感じ取り、今以上に強い心をもってほしいと思った担任一同でした。

6年担任 かんたえ

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