表現できた喜びを味わう授業:3年音楽(6/29)
本校では,全職員が積極的に授業を公開し合い,「授業の腕」を磨いています。
「学びを高め合う表現力の育成をめざした授業づくり」という研究主題のもと,今年度は昨年度まで研究していた算数にこだわらず,様々な教科での表現力の育成を図っています。 根底にあるのは,子供たちが「表現したい」「表現してよかった」と思える授業。 この日は,3年竹内学級で全職員が音楽の授業を参観し,よりよい指導法を探りました。 「リズムを重視した音楽づくりを通して,表現できた喜びを味わわせたい」 と主張する竹内。 8拍のリズム譜をつくる学習,その後半でした。 これまでの学習から,「はずんだ感じのリズムを入れよう。」「最後の部分を意識しよう。」という2点を意識した譜をつくるよう働きかけました。 工夫されたリズムカードの甲斐あって,どの子供たちもオリジナルリズム譜をつくることができました。 作成後は,互いのリズム譜をグループで聞きあったり,たたき合ったりしました。 その場面で,互いのリズムの良さや自分との違いを認めたり,アドバイスしたりする姿があれば,より学びを高め合うことができたであろうと授業後の協議会で声があがりました。 「聞き合う視点」「アドバイスの視点」を子供たちに明確にしておく必要があることが確認され,次の授業者はその点を改善して授業公開することになりました。 生き生きと楽しそうに歌う子供たち。意欲的にリズム譜をつくり,拍を打とうとする子供たちに,担任と子供たちとの関係がとってもうまくいっていることを感じ取ることができた授業でした。 文責:研究推進部 鷲尾 コメント入力
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