最新更新日:2024/04/30 | |
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陸前高田市訪問:生徒会執行部 2
<生徒感想文より>
・陸前高田では、震災によって崩れたりしてしまった建物を、あえて震災遺構として残していた。そのように、私たちも震災を語り継いで風化させないことが、とても大切だと思った。私は将来、建築家になりたいと思っている。実現できるかわからないし、私が大人になるころは、だいぶ復興が進んでいるかもしれないが、観光地となり、震災を語り継ぐ場にこの町がなることを信じて、私も貢献できたらいいなと思った。 ・ただやみくもに募金などをするだけでなく、実際に陸前高田を訪れて、その地が今何を頑張っているのかや、復興の進み具合を自分の目で見ることが、自分たちがやれる「町を元気にする活動」だと思った。だから、今日だけでなく、また陸前高田に来ようと思った。 陸前高田市訪問:生徒会執行部 1
生徒会執行部のメンバーは、陸前高田市役所の担当者さんのガイドの下、市内の復興状況や街の様子を見て回ってきました。
津波の爪痕をそのままに残す遺構を見学したり、安心安全な新しいコミュニティーを作ろうと街全体をかさ上げしている現場を見学したりしました。 6年の年月が経っても未だ復興の途上である陸前高田市の現実を目の当たりにし、生徒たちは「自分たちができること」を真剣に考えたようです。市役所に戻ってからは、見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたことをディスカッションしました。 今回、見学したことや話し合いをした内容は、新年度生徒総会で発表する予定です。一人の学びを全校生徒の学びに変えようと、執行部のメンバーは取り組んでいます。 陸前高田市訪問:北梅太鼓2
午後の練習は、いよいよ厨中北梅太鼓の持ち曲『青嵐』です。
定期的に氷上共鳴会さんから指導を受け、学校では先輩から後輩へ伝え継いでいるこの曲ですが、今回一発目に『青嵐』を披露すると、師匠たちは渋い顔をして首をひねりました。取り出したのは、楽譜です。 バチを置き、車座になって楽譜の読み合わせから、午後はスタートしました。学校行事や地区のイベントで演奏し、(少々)自信を持っていたメンバーたち。一気に緊張感が高まり、師匠の指導に耳を傾け、口ずさみ、膝を叩いてリズムを確認。ようやく太鼓に戻り、苦手な部分を何度も何度も反復練習しました。 師匠は妥協を許しません。自分たちが作り、伝えた曲だからこそだと思います。生徒たちもその気持ちがわかったのだと思います。手にマメができても、腕が上がらなくなりそうになっても、厳しい練習に必死についていきました。 終了時間間際、最後の『青嵐』披露。氷上共鳴会の皆さんは、大きくうなずいて、大きな拍手を生徒たちに送ってくださいました。 氷上共鳴会の皆さんのご指導のおかげで、厨中北梅太鼓は、技術も心も確実にレベルアップしました。そして、師匠の皆さんが伝えたかったこと、『青嵐』への思いや願いを確認することができました。 氷上共鳴会の皆さん、本当にありがとうございました。 |
盛岡市立厨川中学校
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