第3回 若手教員研修会演習1では、各自が作成してきた道徳の指導案を検討し、モデルとなる指導案をグループ毎に作成しました。その指導案の特徴的な場面の模擬授業も行いました。今回検討した資料、小学校「あのね」(東京書籍)、中学校「夜のくだもの屋」(「小さな町の風景」偕成社)は、第4回若手教員研修会の提案授業の資料として使用することとなっています。 演習2では、小学校グループから2つの班、中学校グループから2つの班が代表となり、模擬授業を行いました。児童生徒役として模擬授業に参加したり、異校種の模擬授業を参観したりすることで、道徳の授業に対する視野が広がったように思います。 演習3では、発表された模擬授業の振り返ったり、日頃の道徳における悩み等を話し合ったりしました。ねらいに迫る発問や本音の引き出し方等の悩みを、班員や教科指導員の先生方に聞いてもらい、今後の道徳に生かせるコツをたくさん持ち帰ることができたようです。 【参加された先生方の感想】 ・道徳の授業をグループで話し合う中で、中心発問の場所、その前後の補助発問など、どう流せばよいかいろいろな意見が出た。ねらいに迫るためにはどうすればよいか、大変参考になった。 ・小学校の先生の授業の様子も見ることができ、とても分かりやすくてすばらしかった。 ・中学校の道徳は普段見れないので、この会はいつも参考になる。 ・教科指導員の先生が、悩みに共感して話を聞いてくださったので、すごく安心して悩みを相談することができた。1つの授業でも指導者の願いによっていろいろな授業がつくられておもしろいなと思った。 |
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