にくじゃが(3/7)
にくじゃがの中に入っている緑色の野菜は何か知っていますか?
「さやいんげん」という名前ですが、この「さや」は豆の「さや」、外側の袋状のもののことです。さやいんげんは、いんげん豆がまだ、豆になりきらない未熟なうちに収穫し、さやごと食べるもののことをいいます。だから、畑の中でさやいんげんを育て続けていき、大きくなった豆を乾燥させると、いんげん豆になるのです。 「さやいんげん」のときは、風邪の予防をしてくれるビタミンAやCなどをたくさん含んでいる野菜の仲間で、緑色の食品のグループに入りますが、「いんげん豆」になると、体をつくるもとになるたんぱく質がたくさん含まれるようになるので、豆の仲間になり、赤色の食品のグループに入ります。 成熟すると成分が変わるのはいんげん豆だけではありません。枝豆と大豆、きぬさやとグリンピースなどの豆の仲間は、栄養や見た目や、味などが大きく違ってきます。食品のグループ分けのとき、注意してみてくださいね。 文責:栄養士 阿部 出世魚(3/6)
みなさん、「ぶり」という魚を知っていますか?「ぶり」は成長するにしたがって呼び名がかわるので、「出世魚」ともよばれています。
東京などの関東地方では、わかし→いなだ→わらさ→ぶり 大阪などの関西地方では、わかな→つばす→はまち→めじろ→ぶり の順に名前がかわります。 お店に行ったときに、「いなだ」「はまち」「ぶり」などの名前をよく見かけると思いますが、これらはみんな同じ魚なのですね。 ちなみに「ぶり」と呼ばれるのは、体長1メートル、重さ10kgくらいになったころです。 ぶりは、捨てるところがないくらい食べられる魚で、さしみや、焼き魚、煮物などいろいろな料理に使われます。ぶりを使った郷土料理も多く、九州の福岡ではお正月の雑煮にぶりを使うそうです。 文責:栄養士 阿部 生まれてからにわとりになるまでの栄養素(3/5)
たまごには、生まれてから、にわとりになるまでの栄養素が、すべて含まれています。とてもたくさんの栄養がはいっているので、私たちにとっても大事な食品です。特に、「たんぱく質」という栄養がとてもたくさん入っています。成長期のみなさんの体は今、ぐんぐん大きくなっています。筋肉を作って、体を大きくするための材料がたんぱく質なのです。
じゃあ、おとなになったらもうたんぱく質はいらなくなるのでしょうか?いいえ、体は一度作られても、少しずつ壊れて、気がつかないうちに新しいものと入れ替わっているのです。 筋肉だけでなく、皮膚やつめ、血なども、毎日少しずつ新しくなっているんですね。だから、おとなになってもたんぱく質が必要なのです。 文責:栄養士 阿部 3月3日はひな祭り(3/2)
3月3日は「ひなまつり」ですね。「桃の節句」とも呼ばれます。
ずっと昔、平安時代から伝えられている、子どもの災難や危害をはらう祭りですが、現代のようなりっぱな雛人形を飾るようになったのは江戸時代からです。初めは、草やわらで作った人形に白酒を供え、けがれを移して海や川に流すという風習でしたが、しだいに宮中の貴族の生活をまねた豪華な人形を飾るようになりました。自分の娘が美しく成長し、宮中のような幸せな暮らしができますようにと願う親の気持ちをこめた行事になったのです。 ひな祭りに欠かせない食べ物「ひなあられ」や「ひしもち」に使われている3つの色にも意味があり、ピンク(赤)は、桃の花とめでたさを、白は雪、緑はヨモギの葉で、邪気を祓うということを表しています。 文責:栄養士 阿部 東小希望献立(3/1)
今日は、亀田東小学校6年1組 ITさんが作った希望献立です。おいしくいただきましょう。23年度の給食も今月で終わります。この1年で、心も体も大きく成長しましたね。みなさんの食べたものが、体を作り、おいしいと思う気持ちや、食べ物への感謝が心をつくるお手伝いをしたことと思います。今月は自分の「食」について、今年1年間の反省をしてみましょう。毎日の給食をおいしく食べることができたでしょうか?進級・卒業を前に食生活を振り返り、新しい生活への準備をしましょう。
文責:栄養士 阿部 給食クイズ6(2/29) |
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