笹団子(6/5)
今日出ている「ささだんご」は新潟の郷土菓子です。6月5日は,旧暦の端午の節句にあたり,無病息災を祈って,ささだんごなどを食べる習慣があります。うるち米ともち米の粉を同量に混ぜて熱湯でこねます。そこにゆでたヨモギ(モ千草ともいう)の葉をいれてよくまぜて草もちをつくります。餅にあんをくるみ、俵形にして形をつくり笹(クマ笹)にくるみ、蒸して作ります。
新潟では田植えの時期に各家庭で手づくりをしていました。新緑の時期にやわらかいヨモギと笹を利用します。笹はくさるのを防ぐ作用があります。笹団子とちまきは家庭の保存食、また田植えの時期の間食でもありました。 今日は、新潟の郷土菓子、ささだんごを味わってみましょう。 文責:栄養士 六間口 |
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