「思いやり」について考える

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今日の学年道徳は「HIV」について学びました。
どんな時に感染するのか22項目の中から「これは感染してしまうのではないか?!」という項目を選びました。
「エイズになった人と一緒にいると感染する?」
「同じお皿やはしを使うと感染する?」
「つり革をさわると(手から手へ)感染する?」
「輸血や血液から作った薬を使うと感染する?」
など、悩みながらも子供たちは自分の考えで選択していました。
普段一緒に生活しているだけではそう簡単に感染しないことを知り,
「えーーっ!」と驚きの声をあげる子供たち。
「HIV」について正しい知識を得ることができました。

 続いて以前アメリカで生まれつきの血友病という病気のため、
血液製剤から作った薬を注射したためにエイズに感染してしまった
中学1年生の男の子ライアン・ホワイト君がどんなに辛い思いをして,
病気と闘っていたのかを教わり,同年代の子供の境遇にショックを受けていました。
友達、地域から孤立し、ついには学校に行けなくなってしまいました。
しかし、ここからがこのお話の本当の始まり〜。
ライアン君のことを知ったシロセという町のハミルトン・ハイツ小学校から

「先生からエイズについてちゃんと習いました。
今、ライアン君が学校に登校できていないことも知りました。
もし良かったら僕たちの学校に来ませんか。
そして一緒に勉強したり遊んだりしましょう。」

という手紙を受け取ったライアン君。
その後、ハミルトン・ハイツ小学校に転校して友達と仲良く元気に登校したそうです。

今回,道徳主任渡邊が「HIV」をとおして子供たちに伝えたかったことは,「苦しんでいる人に勇気や希望を与える思いやり、優しさの素晴らしさ」です。
そして「たった一言が人の心を傷つける たった一言が人の心を温める」ということを教わりました。
そして、6年生の子供たち一人一人の心の中にある「思いやり」や「優しさ」を周りにいる人たちにしっかり出して、共に生きていってほしい、正しいことをきちんと自分の目で見て感じてほしいと思いました。

6年担任 かんたえ

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