匠の思いやり;掃除編(12/1)
清掃用具かけ(各教室に置かれている雑巾やほうきをかけておくものです)を抱えた匠が廊下を歩いてきました。
「どうしたんですか。壊れちゃったのですか。」 と聞くと, 「いやいや,壊れてはいないよ。」 という返事。 少し気になり,放課後匠の部屋を訪れてみると… …なるほど,再塗装するためだったのかと納得。 「元々塗られていた塗料が剥がれおちて,さび始めているのもあるのさ。このままだとかえって汚してしまうかもしれないし,第一せっかくの新校舎なのにちょっとかわいそうだと思ってさ。」 新しく設立された学校ならともかく,増改築の本校。 いくら新校舎とはいえ,備品全てが新しくなるわけではありません。 清掃用具かけもそのうちの一つ。 全ての清掃用具かけを塗り直すそうです。 その数およそ50!! これまでに約半数を塗り終えました。 教室内をきれいにし,ピッカピカにした雑巾。 最後に洗ってよく絞られたわけですから,どうせならきれいに干されたいもの。 匠によってリニューアルされた清掃用具かけは,ちょっぴり誇らしげにたたずんでいました。 またそこにかけられる清掃用具たちからも,嬉しそうな声が聞こえてきそうでありました。 文責;学校広報担当 熊木 コメント入力
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