6年生であるということ
12/17(木)は,前日から降り続いた降雪により,未明から交通網が麻痺状態となりました。
本校職員も例外ではなく,勤務開始時刻に出勤できたのは1/3程でした。 除雪車も通らない玄関前の道路。 積雪は数十センチにも及び,スタックしている自身の車を雪かきしながら子供たちを迎えました。 おそらく新潟市内の小中学校で同様の混乱がみられたのではないかと思います。 12時10分,子供たちも,そして私たち職員も,皆が楽しみにしている給食タイム。 …ところが,ごはんがまだ届いていないという放送が流れます。 本来あってはならないことなのでしょうが,何せ市民の予想を大幅に超える大雪。 きっとこの日は,調理員の人数がそろわない中,給食を作ったことでしょう。それはきっと戦場のようであったに違いありません。 また,大混雑した道路をはやる気持ちを抑えながらハンドルを握るドライバーさんの姿も容易に想像できました。 主食がないまま給食がスタート。 体があったまるスープやきんぴらを食しながら,ごはんの到着を待ちました。 渋滞をかいくぐり,学校にごはんのコンテナが到着したのは12時40分過ぎ。 一斉に全クラスがごはんを求め,給食室に集まります(写真1)。 競うようにごはんが入った容器を抱え,教室へと向かう子供たち。 しかし,私にはその様子を一番外側から見つめ,じっと待ち続ける子供たちがいるのを見逃しませんでした。 もう一枚の写真は,12時55分に撮影したもの。 じっと待ち続けた子供たちの正体です。 誰に指導されたわけではないと思います。 下級生がごはんを運び出すのを,一言も文句を言わず数分間黙って待ち続け,ごく当たり前のように最後に受け取り,階段を上って行きました。 その後ろ姿は,とても頼もしくみえました。 文責;教務 小山 コメント入力
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