最新更新日:2024/06/08
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みんなで【声】をかけ合って、「未来(あした)の夢」を創りましょう!

5月の朝会〜校長先生のお話〜震災とお願い

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今回、校長先生は2つの大切なお話と新しく赴任された支援員の先生を紹介されました。
一つ目のお話は、4月に出された文部科学大臣からのメッセージを伝えながら、子供たちにかけがえのない命について話されました。
少し長くなりますが、メッセージの全文を掲載します。校長先生は、少しわかりやすく離されました。

みなさん、入学(にゅうがく)、進級(しんきゅう)おめでとうございます。
 今年(ことし)もまた、勉強(べんきょう)にスポーツに力(ちから)を発揮(はっき)し、新(あたら)しいお友達(ともだち)をたくさん作(つく)ってください。

 日本(にほん)を襲(おそ)った大地震(おおじしん)と津波(つなみ)から、一年(いちねん)がたちました。
 被害(ひがい)にあった地域(ちいき)には、まだたくさんの、不自由(ふじゆう)な生活(せいかつ)をしている方(かた)たちがいます。学校(がっこう)が壊(こわ)れ、まだきちんとした教室(きょうしつ)で授業(じゅぎょう)を受(う)けられない子(こ)どもたちもいます。

 この一年間(いちねんかん)、全国(ぜんこく)のみなさんは、募金(ぼきん)をしたり、手紙(てがみ)を書(か)いたり、いろいろな形(かたち)で、被害(ひがい)にあわれた方(かた)たちを励(はげ)ましてきました。
 なによりも、みなさんの笑顔(えがお)が、私(わたし)たち大人(おとな)に、未来(みらい)への希望(きぼう)を教(おし)えてくれました。
 本当(ほんとう)にありがとう。
 そして、どうか、そのような、他人(たにん)を思(おも)う気持(きも)ちを忘(わす)れずに、また新(あたら)しい一年(いちねん)を過(す)ごしてください。

 日本(にほん)は自然災害(しぜんさいがい)の多(おお)い国(くに)です。
 津波(つなみ)、地震(じしん)だけではなく、私(わたし)の生(う)まれた和歌山県(わかやまけん)も、昨年(さくねん)、水害(すいがい)で大(おお)きな被害(ひがい)を受(う)けました。
 自然(しぜん)は、人間(にんげん)に厳(きび)しい試練(しれん)を課(か)すときがあります。しかし、私(わたし)たち人間(にんげん)は、自然(しぜん)からの恵(めぐ)みを受(う)けて生(い)きていることも間違(まちが)いありません。
 どうか、たくさん勉強(べんきょう)をして、自然(しぜん)と共(とも)に生(い)きる知恵(ちえ)を学(まな)んでください。

 今回(こんかい)の震災(しんさい)では、外国(がいこく)からもたくさんの手(て)助(だす)けや励(はげ)ましがありました。
 日本(にほん)と日本人(にほんじん)は、ひとりぼっちの存在(そんざい)ではありません。
 みなさんは、大人(おとな)になってから、助(たす)けてくれた外国(がいこく)の方(かた)たちに、きちんとお礼(れい)を言(い)える人間(にんげん)になってください。そして困(こま)っている人(ひと)がいたら、生(う)まれた国(くに)や民族(みんぞく)に関係(かんけい)なく、手(て)をさしのべられる人(ひと)になってください。

 地震(じしん)や津波(つなみ)、原子力(げんしりょく)発電所(はつでんしょ)の事故(じこ)に命(いのち)がけで立(た)ち向(む)かう、消防士(しょうぼうし)さんや警察官(けいさつかん)、自衛官(じえいかん)の人(ひと)たちの姿(すがた)を、みなさんはテレビを通(とお)してみたと思(おも)います。そして何(なに)より、子(こ)どもたちを命(いのち)がけで守(まも)った、たくさんの先生方(せんせいがた)のことを忘(わす)れないでください。
 みなさんも、一生懸命(いっしょうけんめい)勉強(べんきょう)し、スポーツで身体(しんたい)を鍛(きた)え、芸術(げいじゅつ)に触(ふ)れて優(やさ)しい心(こころ)を育(はぐく)み、そして他人(たにん)のために働(はたら)ける人(ひと)になってください。

 なんだか、お願(ねが)いばかりになってしまいました。
 しかし、これが私(わたし)のいまの気持(きも)ちです。日本(にほん)の未来(みらい)は、みなさんにかかっているのです。
 私(わたし)も、全国(ぜんこく)の学校(がっこう)の先生(せんせい)と一緒(いっしょ)に、日本中(にほんじゅう)のすべての子(こ)どもたちが笑顔(えがお)で登校(とうこう)できるように、全力(ぜんりょく)でみなさんを支(ささ)えます。
 みなさんの明(あか)るい笑顔(えがお)で、もっともっと日本(にほん)を元気(げんき)にしてください。

文部科学大臣(もんぶかがくだいじん)  平野 博文(ひらの ひろふみ)

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5月の朝会〜二つ目のお話

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皆さんに2つお願いします。去年の朝会で「そろえる」という詩を読みました。1年間皆さんを見ていて、気をつけている人もいれば、適当にくつを脱いでしまう人もいます。次の人のことを考えて、「そろえる」をもう一度考えてほしいと思います。先生もうちに帰るとくつを、このようにします。(上写真)
それから、げた箱を見ると、かかとをふみつぶしてはいている人がいます。そのくつ、痛かったろうな、と思いました。くつのことも考えてあげられるといいですね。

二つ目のお願いです。
最近、登校中に車がつっこんで事故にあう記事がたくさんありました。お願いは、まわりの自動車の動きにも注意してほしいということです。皆さんの登校の様子を毎日見ていましたが、けっこうスピードを出している車もあります。白線が引いてあっても大きくはみ出して歩いている子もいて、見ていて危険だなと思いました。飛び出しや、まわりの車に注意してください。

では、最後に5月からお世話になる先生を紹介します。
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学校だより〜5月1日

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「現在の教育の課題と今後」
  校長 渡邉 博明

 平成24年度がスタートして、早いもので3週間が経ちました。こどもたちは明るく元気に登校し、学校生活を送っています。どの学級も落ち着いた態度で授業に臨んでおり、うれしく感じています。21日の授業参観・PTA総会へのご参加、18〜24日の家庭訪問へのご協力、ありがとうございました。21日には引き渡し訓練も同時に行われ、忙しい一日だったと思います。5月8日には遠足が計画されています。学年によっては山登りもあり、好天に恵まれることを願っています。5月26日に運動会が予定されていますが、練習や当日の活動を通して学年・学級のまとまりが強固になることを期待しています。
さて、ある大学の学長が教育についてこんなことを述べています。          『現在の教育の課題の一つに、「考える教育」をしてこなったことがあげられます。これは高度経済成長時代に構築された教育制度の延長線上の問題です。高度成長時代は、欧米が先進国で、先進国の技術を導入して学んで追いつけばいいという時代でした。モデルがあったので、とにかく詰め込んで勉強すればよかった。1990年代初めに日本は文字通り先進国になった。その結果日本は二番手・三番手のランナーでなく、トップを走るランナーになったわけです。そうなるとこれまで経験したことのない問題にとり組まなければならなくなりました。
 日本は非常に短期間に、集中的に答えのあるものを学ぶ教育を行ってきた。その象徴的な例ですが、大学受験の予備校は、志望大学別にコースが分かれています。そこでは、志望大学の過去の試験問題を集中して勉強します。しかしそこでは、過去の問題を解くことを覚えるだけで、何か「新しいことを考えること」とか、何かを「想像すること」、何かを「創造すること」は学んでいません。』
 このようなことから、新学習指導要領では、そのねらい中で、1基礎的・基本的な知識・技能の習得、2思考力・判断力・表現力等の育成、3学習意欲の向上や学習習慣の確立を
うたっています。                                 本校では、育てたい子供の力の中に「豊かな学びと基礎基本」を設定し、
☆「読む・書く・計算する」などの基礎的、基本的な学力を身につける。
☆自ら学び、自ら考え、ねばり強く課題を追求姿勢を身につける。
☆考えを聞き合い、意見を出し合うことで学びを深め、学んだことを自ら表現できる。
☆家庭学習を継続して行う習慣を身につける。
を具体的な努力点として取り組んでいます。

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年間行事予定
2/18 学年集会
2/19 PTA現新拡大総務会12:45
PTA現新理事会14:00
2/22 6年生を送る会
裾野市立富岡第一小学校
〒410-1107
静岡県裾野市御宿600
TEL:055−997-0343