2月14日 学びいっぱい以下は、本校が二年間指導していただいている、至学館大学鈴木正則教授のホームページに紹介された文章です。 ************************************** この日の授業はわくわく算数ひろば「買えるかな・買えないかな」でした。参観される先生方にはグループ学習の様子、全体からグループに戻す方略の効果、児童が意見を繋いで話し合いを深める様子を中心にみていただきました。 グループ学習では、聴き合う姿がよくみられました。グループ内にわからない子やつまずいている児がいると、 「〇さんはどこからわからないの?」「〇さんの〜まではできているよ」「〇さん〜まではいいですか?その次はどうなるか言ってみてください」 というように、相手のつまずきを受容し、相手の理解状況に応じて説明し、相手ができるように導く対話が自然になされていました。 また、見通しを持つ場面、全体交流の場面では、児童が相互指名により意見を繋ぎ、話し合いを深めていくことができました。教師は児童の発言のキーワードを黒板に構造的に書き、理解を支援していました。また、話し合いの状況に応じて意図的指名をしたり、グループに戻して話し合わせたりする教授方略を用いていました。 5月から授業者がぶれることなく、継続的・段階的に指導し、とてもレベルの高いグループ学習、話し合いの授業を実現しました。教師の指導力も大きく進歩しました。 *************************************** 子どもたちの様子を見ていると、二年間の積み上げは大きく、授業の改善にも確かな手ごたえを感じます。この研究授業後に開かれた協議会での意見、助言も参考にしながら、「みんなで学ぶ、みんなが伸びる」を胸に、今後も協同解決学習を継続・さらなる改善をしていきたいと思います。 |
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