4年生というのは、自分のことだけやってきた子どもたちが、自分の力を「人のため」に使い、役割を与えられて活動を行っていく時期です。先日の資源回収もそうですが、子どもたちの心は仕事をしながら「ありがとう」といってもらえる経験を積み重ねることで「あ、人から認めてもらえるって気持ちがいいんだ。」と充実感・達成感を得ていくのです。今回は、初めて読み聞かせを「する側」に回ったことについてです。興味をもってもらうにはどうしたらいいかを考え、何冊か用意した子がいました。自分が小さい頃からお家の人に読んでもらって、好きだった本を家からもってきた子がいました。本を低学年の子に向けて読む子がいました。指でなぞって読んであげる子がいました。声色を変えて、臨場感たっぷりに読んでいる子がいました。こうして、心が育っていくのだと肌で感じます。素敵な読書週間でした。保護者の皆様、家読のご協力も、ありがとうございました。