2月9日の給食
今日の給食は「ソフトめん・牛乳・五目うどん・あじの天ぷら・白菜の浅漬け」です。
12月にじゃがいもの「打撲症」についてお知らせしましたが、今回は冬の白菜の「ゴマ症」についてお知らせしたいと思います。(写真はだいぶ前に撮影したものです) 冬の白菜には、時々黒い点の付いたものがあります。 「傷んでいる」「腐っている」「虫がついている」とよく勘違いされるのですが、これは「ゴマ症」と呼ばれる症状です。 簡単に言うなら、寒さで発生した「白菜のしみ」です。 黒い点の正体は、白菜の栄養素「ポリフェノール」が固まったものです。 成長途中の白菜が、寒さなどのストレスに当たった時に、ゴマ症を発生させます。特に大きくてずっしりした白菜に多く出ます。 ゴマの部分「ポリフェノール」は、渋味などの成分でもあるので、そこだけ食べればやや渋味があります。 ただ、全体から見るとゴマの部分は少ないので、ゴマがあっても味に違いは感じられません。 見た目がよくない、勘違いされやすいということで、給食では見つけた場合、特にひどい部分だけ取り除いて使用しています。(ほとんどありません) ポリフェノールは、生活習慣病の予防に役立つ栄養素とされています。あまり嫌わないでほしいなというのが、野菜関係者の願いです。 |
郡山市立緑ヶ丘第一小学校
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